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2014

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会計で経営を読む

4~9月期 決算番付(2)経常増益率 海外で稼ぐ企業上位に

■ FY14上期 経常増益率ランキング記事から 4~9月期の決算発表が一揃いしたので、日経新聞もそろそろ番付記事掲載の季節に入りました。本格的な財務分析は「有価証券報告書」が出揃うまで、本ブロクでは掲載を待つ予定ですが、新聞記事にはコメント...
所感

海外出張所感

■ 海外出張中です!! 筆者は、実は現在、とある微笑みの国で、海外出張のため、皆さんへのボリューミーな記事提供が滞っております。毎日、読んで頂いている読者の皆様、帰国したら、真面目な記事投稿をできるだけ早く再開しますのでご容赦ください。 今...
会計(基礎)

包括利益計算書を斬る(3)

■ 「包括利益計算書を斬る」の最終回 「前回」は、「連結」に対する考え方の違いにより、「連結損益計算書(P/L)」から「連結包括利益計算書(C/I)」へ渡されるバトン(当期純利益)の名称が違ってくることを指摘しました。
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会計(基礎)

包括利益計算書を斬る(2)

■ もしかしたら大物かもしれない「C/I」の2回目の説明 「前回」は、「包括利益計算書(C/I)」が、P/LとB/Sの間を取り持ち、自分自身の中にはどういうものが含まれているかについて説明しました。
会計(基礎)

包括利益計算書を斬る(1)

■ 大物でないのに3回に分けて説明します 「前回」まで、登場順に、P/L、B/S、C/F(C/S)と財務諸表(F/S)における大物3者を一回ずつの読み切りで説明してきました。ここにきて、「○○を斬る」シリーズは、3回にかけて「包括利益計算書(C/I)」を説明することにします。
管理会計(基礎)

短期的意思決定

■ 「限界利益」だけで損得計算ができる - それが短期的意思決定 「前回」まで、「(裁量)固定費」がある世界で損得計算を説明してきました。「固定費」がある世界は、ミクロ経済学では「短期」と呼び、アンタッチャブルなコストの扱いです。しかし、管...
会計で経営を読む

スカイマークの今期最終赤字136億円 A330の負担重く

■ 「事業継続に重大な疑義」という開示理由が付いた決算短信 新聞記事によると、「スカイマークは30日、2015年3月期の単独最終損益が136億円の赤字(前期は18億円の赤字)になる見通しだと発表した」とあり、「10月中の決着を目指していたエ...
実務で会計ルールをおさらい

JX、経常益3割減 今期 原油安で在庫評価損

■ 素材産業の在庫評価損に着目(しつこいですか?) 「前回」は、神戸製鋼のIRスタンスから、在庫評価損に関する言及もしました。今回は、同じく素材産業であるJXホールディングスの在庫評価損に関する面白い表現を取り上げます。新聞記事によると、「...
実務で会計ルールをおさらい

神戸鋼、今期経常益 予想上回る850億円

■ 今回は神戸製鋼の決算見通し記事から 「前回」は、JFEのIRスタンスへのコメントでしたが、引き続き神戸製鋼のIRにもコメントしていきます。ベースとなった新聞記事によると、「神戸製鋼所の業績が回復している。2015年3月期通期の連結経常利...
実務で会計ルールをおさらい

JFE、一転10%増益 4~9月

■ 減益だった従来予想から一転増益へ 新聞記事によると、「JFEホールディングスの2014年上期の連結決算は純利益が前年同期比10%増の523億円だった。16%減の400億円としていた従来予想から一転、増益となった」という記述に目がいき、業...
経済動向を会計で読む

投信成績分かりやすく 通算損益を通知・報告書に簡易版

■ 12月に改正法施行 改正投資信託法が12/1に施行され、投信の規制が大きく変わることとなりました。今回は、規制対象となる「投資信託」と「株式」の違いを会計知から見てみたいと思います。おかしいですね、投資信託には株式が含まれているはずなの...
管理会計(基礎)

長期的意思決定 CVP分析より(2)

■ 「高級ピッツァ店」の収益改善策を考える 「前回」、「庶民派ラーメン店」と「高級ピッツァ店」の出店計画に対する損得計算を、「CVP分析」のフレームワークを使って例証してみました。下記に両者のプランの損得比較を再掲します。 この時、「高級ピ...
経済動向を会計で読む

風速計 ベンチャー上場 もろ刃の種類株

■ 「アリババ」NYSE上場から議論が盛り上がる 今回も、小稿でしたが、「ベンチャー企業の上場を増やすために創業者の権利を優遇すべきかどうか」についての議論が本格化してきたことを取り上げた記事についてコメントしたいと思います。 2014/1...
プロジェクトマネジメント(基礎)

プロジェクトの計画を作ってみる

■ プロジェクト計画について 「前回」は、プロジェクトの進捗が思わしくないとき、「プロジェクト憲章」の準備の効果と、これを使っての対応策の検討方法を簡単に説明しました。今回は、「プロジェクト憲章」をつくった後、プロジェクト計画を作成するとき...
プロジェクトマネジメント(基礎)

プロジェクトの進捗が思わしくないときどう対処すべきか

■ 必ず進捗が遅れるのがプロジェクト 「前回」は、「プロジェクト憲章」の必要性と内容について説明しました。最後に、「プロジェクト憲章」は絶対不変なのかについて、問いを投げかけさせていただきました。今回は、この問いに対して、筆者のこれまでの経...
とことんROE

発掘長期保有株(3)ROE改善度 人員、資金を最適配分 上位20社、半数が上場来高値

■ 「ROE改善度」による企業ランキング 今回は、時価総額1000億円以上で、この5年間にROEが改善したランキング上位20社のリストが目に留まったので取り上げたいと思います。 2014/10/24付 |日本経済新聞|朝刊 発掘長期保有株(...
会計で経営を読む

(ビジネスTODAY)日本電産のM&A「狙いは本塁打」 買収実績、1年なし 「永守流」転換、車載部品に的

■ M&A戦略のお手本見本市 今回は、日本電産のM&A戦略についての小考です。記事によると、「日本電産が成長の原動力としてきたM&A(合併・買収)で沈黙を保っている。昨年のホンダ子会社の買収合意以来、空白期間は近く1年になるが、買収額が小さ...
会計で経営を読む

手形債権流動化を加速 三協立山、今期300億円規模

■ 「債権流動化」の動機 今回は、小稿でしたが、アルミ建材製造の三協立山株式会社が、「2015年5月期は300億円前後を流動化する。前期に流動化した手形債権は200億円強だった。早期の資金回収で運転資金を減らし、有利子負債を圧縮して金利負担...
経済動向を会計で読む

「税逃れ」規制を欧米が強化 多国籍企業、漂う海外戦略

■ 悲喜交々「タックス・インバージョン」に翻弄!? 本ブログで最初に取り上げたのは、「グローバルオピニオン 米法人税の改革が必要」でしたが、それ以来、特にここ最近、「タックス・インバージョン(納税地変換)」の新聞記事がやたら目につきます。 ...
管理会計(基礎)

長期的意思決定 CVP分析より(1)

■ 「変動費」「固定費」「限界利益」「営業利益」の整理 「前回」、意思決定における管理会計の鳥瞰を説明しました。しかしながら、いささか概念的すぎて消化不良を起こしかねない点があったかもしれません。そこで、今回は、「限界利益」を使った「長期的...
プロジェクトマネジメント(基礎)

プロジェクト憲章の作成意義

■ 「プロジェクト憲章」の必要性 今回から、具体的に、プロジェクトマネジメントについて、「プロセス」「行動」「ツール」など、できるだけ重要性の高いもの、そしてプロジェクトの始まりから順に説明を進めていきたいと思います。 まず、プロジェクトを...
経営管理(基礎)

仮説検証型目標管理の方法

■ 「目標管理」の進め方 「前回」までに、以下のことを説明しました。 ・「PDCA」は元来、弛(たゆ)まぬ改善の継続方法を意味していた ・「PDCA」の精神を取り入れて「目標管理」を実践するためには「予測」する必要がある 本来、デミング博士...
経営戦略(基礎)

戦略論の古典 クラウゼヴィッツの『戦争論』における「戦略」

■ 「戦略」と「戦術」の関係性 「前回」のおさらいから始めます。 ・「目的」を果たすために、必要な「目標」を立てる ・最も「目標」達成に確実な「手段」を選び取ることが「戦術」である それでは、「戦略」の立ち位置は、前述の「戦術」との関係性で...
会計(基礎)

キャッシュフロー計算書を斬る

■ 「キャッシュ・フロー計算書」の中身 「前回」は、「貸借対照表(B/S)」の説明をしました。今回は、「キャッシュ・フロー計算書(C/S)」の中身を見ていくことにします。 キャッシュ・フロー計算書は、B/SやP/Lに比べて、最近登場したばか...
会計(基礎)

貸借対照表を斬る

■ 「貸借対照表」の中身 「前回」は、「損益計算書(P/L)」の説明をしました。今回は、「貸借対照表(B/S)」の中身を見ていくことにします。 「貸借対照表」は、会社経営における大きな資金の流れの中で、「社外のどこから活動資金を調達してきた...
会計(基礎)

損益計算書を斬る

■ 「損益計算書の中身」 「前回」まで、「財務諸表(F/S)」を全体概要の説明をしてきました。今回からは、ひとつひとつの財務諸表の中身を見ていきます。トップバッターは「損益計算書(P/L)」です。 「損益計算書」は、「儲けるために犠牲にした...
会計で経営を読む

会社研究 ソニー(上) 社外の警鐘、経営に響かず

■ ソニーエレキ分野の費用構造に疑問 ソニーの経営危機に関する記事が日経新聞に掲載されました。先日の「CFO投資家に語る⑤ 三井物産 ROE、10~12%に引き上げ」に関する投稿でも、ソニーのスマホ事業の減損損失に関するコメントをしています...
管理会計(基礎)

意思決定のための管理会計

■ 「意思決定」のやり方の分類 「前回」まで、管理会計の一つ目の領域である「モチベーション管理」から「事業部別業績管理」の要点を説明しました。 今回からは、二つ目の領域である「意思決定」から「CVP分析」の説明を始めたいと思います。 その前...
会計(基礎)

グループ名は『財務諸表』

■ 「会計帳簿」がそろい踏み 「前回」まで、会計帳簿として、登場順に、 「貸借対照表」 「損益計算書」 「キャッシュフロー計算書」 「株主資本等変動計算書」 「包括利益計算書」 「製造原価報告書(明細書)」 を説明してきました。 これで、い...
管理会計(基礎)

事業部別業績管理 ABCで間接費の配賦

■ 「配賦基準」の決め方は永遠の課題 「前回」は、とあるコンサルティングファームを題材に、「割り勘」という「配賦基準」で間接費を各事業部に割り付けて、「事業部別業績管理」での数字を確認しました。間接費を業績管理単位に配賦することで、全社利益...
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