Archives for 11月, 2015

とことんROE

(会社研究)大還元の先へ(4) 日本ハム 「借金で自社株買い」に限界

■ 経済紙お得意の手のひら返し 「リキャップCB」は打ち出の小づちだったのでは? 前回の投稿では、アマダHDの例を引いて、投資家と経営者の思考順序が真逆であること、財務諸表のどこに問題意識を持って見るか、株主還元の適切な評価指標とは、などを説明しました。 ⇒「(会社研究)大還元の先へ(1) アマダホールディングス M&Aで稼ぐ力底上げへ」 アマダHDに対して、筆者からの処方箋の1つとして、「リキャ…
続きを読む
とことんROE

(会社研究)大還元の先へ(1) アマダホールディングス M&Aで稼ぐ力底上げへ

■ 経済紙お得意の手のひら返し 「株主還元」は大歓迎だったのでは? 2015年5月に、2年間の限定期間ながら、「100%株主還元」を発表したアマダHD(当時はアマダ)に対する、衝撃と称賛があり、その後、1年かけて、「ROE」改善には「分母」政策(自己資本減らし)より、「分子」政策(利益増大)の方が、本道である、という極めて当たり前の論調に軌道修正してきました。そして、今度は、貸借対照表の反対側(借…
続きを読む
TV番組レビュー

“こだわり”で客を魅了するスーパー『成城石井』人気の秘密 成城石井代表取締役社長・原昭彦 2015年11月26日 TX カンブリア宮殿

■ “こだわり”の逸品で客を魅了 「成城石井」人気の秘密 スーパーマーケットの成城石井。関東を中心に132店舗を展開するこだわりの食品スーパー。最大の特徴は品揃え。取り扱っているワインは700種類、チーズは210種類。商社などを通さず、自社で直輸入するため、価格も抑えられる。1ヶ月に3本ぐらいしか売れない「すっぽんスープ」なるものまで陳列されている。その意図は、「ファンがいて定期的に買ってくれるの…
続きを読む
本レビュー

アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉(14)

■ 「承認欲求」と上手に付き合うこと! 人は正しいことをして注目されないと 時に「負の注目」を集めようとする。 人生をみじめにするような努力はやめるべきだ。 アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉 ----------------- 勉強をして優秀な成績を取ることと、グレて非行に走ること。この二つは一見して正反対な生き方のように見えますが、アドラーには、「親や周囲から注目を集めたい…
続きを読む
孫子の兵法(入門編)

孫子 第7章 軍争篇 31 諸侯の謀を知らざる者は

■ 知る、知る、知る。 情報を収集して分析して行動を意思決定する! 1. 諸侯たちの利害計算の腹づもりが読めないのであれば、あらかじめ親交を結ぶことはできません。 2. 山岳や森林地帯、険阻な要害地帯や水沢地帯などの地形を呑み込んでいないようでは、軍隊を行軍させることはできません。 3. 地理に詳しい案内役を活用しないのでは、地形がもたらす利益を獲得することはできません。 孫子 (講談社学術文庫)…
続きを読む
財務会計(入門編)

不適切会計の手段 -キャッシュフロー操作(3)通常の営業キャッシュ・アウトフローを投資の区分にシフト

■ 投資の区分をキャッシュ・アウトフローの最終処分場に! 謀略を好む経理担当者は、見つかりたくない厄介なキャッシュ・アウトフローのための秘密の廃棄物処理場を持っています。それはキャッシュフロー計算書の投資の区分と言われています。企業は通常の営業キャッシュフローを投資の区分へ葬り去る多数の賢い方法を見つけていて、それらが永久に消失することを願っているのです。 シニカルないい様はこれくらいにして、本記…
続きを読む
会計で経営を読む

(戦略を聞く)連続最高益で商社トップに 伊藤忠商事・岡藤正広社長 非資源の収益力が向上

■ 称賛と非難は繰り返す。資源への出遅れが功を奏す!? リーマンショック以前の長期好景気を謳歌していた時、世間はこぞって総合商社の資源・エネルギー権益の確保について、称賛を繰り返していたと思います。それが、その後の原油を中心とした資源価格の下落に伴い、今や、資源・エネルギーに出遅れた(と当時、非難された)商社の業績が相対的に上位になってきました。 2015/11/6|日本経済新聞|朝刊 商社、純利…
続きを読む
会計で経営を読む

ファストリと東レ、販売・生産情報共有 流行や人気…迅速対応 5年で1兆円取引発表

■ これはITの話題ですか? いいえ、『組織の経済学』の問題です! SPA(specialty store retailer of private label apparel:製造小売業)としてのファーストリテイリングと、化学素材メーカーの東レのいわゆる「IoT」技術を駆使したサプライチェーン情報共有環境の構築の話とだけ認識することは大きな間違いといえましょう。これは、ITの進化という仮面をかぶっ…
続きを読む
会計で経営を読む

(ビジネスTODAY)製油所統廃合が焦点 JXが東燃ゼネと統合交渉 需要減は一段と

■ 出光・昭シェル合併が引き金になり、業界トップの座を盤石にするための統合の効果は? 2014年12月20日の日経新聞朝刊で、昭和シェルと出光の合併話が報道された際に、真の経営統合の目的、「単に企業規模の拡大だけが目的ではない」「固定設備の稼働率向上が採算の命を握る」という説明させていただきました。その際に、JXホールディングスに次ぐ規模の石油元売り会社の誕生で、残る大手の東燃ゼネラル石油とコスモ…
続きを読む
本レビュー

そうか、君は課長になったのか。(2)君に読んでほしい本

■ 『ビジネスマンの父より息子への30通の手紙』 このシリーズは、現在、東レ経営研究所特別顧問:佐々木常夫さんの16万部を超える「課長本」の決定版の1冊から、私が感銘を受けた言葉をご紹介(時には、私のつまらないコメント付きで)するものです。 そうか、君は課長になったのか。 佐々木さんのご紹介:オフィシャルサイト () 第2章は、キングスレイ・ウォードというカナダの実業家が書いた『ビジネスマンの父よ…
続きを読む
TOPへ