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2016-05

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会計で経営を読む

(経済教室)企業経営 再興の条件(下)「事業機会の裏」に勝機あり 競合の忌避テコに差別化 楠木建・一橋大学教授

■ 正面突破で他社との競争にしのぎを削るだけが競争戦略ではない 「ストーリーとしての競争戦略」「好きなようにしてください」とヒットを飛ばす楠木教授の競争戦略の基本についての小稿がありましたのでご紹介します。今ちょっと流行の「戦わない競争戦略...
財務分析(入門)

CVP分析/損益分岐点分析(5)変動費型モデルと固定費型モデルの違い - 決算短信における業績予想の修正のカラクリ

■ ビジネスモデルと変動費・固定費の関係 前回、「変動費中心のビジネスモデル」と「固定費中心のビジネスモデル」の2つがある、ということについて言及はしました。これは、様々な業種・業界、または特定の業種でも、その中での競争戦略次第では、個々の...
会計で経営を読む

決算番付2016(1)純利益 通信・商社でトップ交代 収益源の多様化が奏功 - アクルーアルと包括利益で利益の質を問う

■ 2016年3月期の当期純利益ランキングを斬る! FY2015(正確には、2016年3月に本決算を迎えた企業のみ対象)の決算ランキングが日経紙上で始まり、第1回目は「純利益」です。厳密には、会社法グループに属する「会社計算規則」でも、金融...
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所感

衛星「ひとみ」の破損、原因は人為的ミス JAXA、数値入力誤る - フールプルーフとフェイルセーフについて

■ X線天文衛星ASTRO-H「ひとみ」人為ミスにより宇宙デブリへ 310億円をかけた、そしてJAXA(宇宙航空研究開発機構)の名声をかけた「ひとみ」プロジェクトが人為的ミスにより、あっけなく雲散霧消(うんさんむしょう)しました。 2016...
会計で経営を読む

企業統治、株主目線で磨く 指針導入1年 社外取締役6000人超す 全体の2割、監視強化 - 株式持ち合いや買収防衛策についても説明

■ 企業統治は外部からの経営監視が中心概念であるべきなのか? 誰かに見られている。そのことが悪事を防ぎ、やる気を促す。そういう心理状態は、アドラー心理学的には、「他者評価のために生きる」ことで、自己の承認欲求を満たすための行動原理ということ...
会計で経営を読む

「指名委」設置4倍 475社 企業統治意識高まり14年比で 人事透明に、運用カギ

■ 「監査等委員会設置会社」か、それとも「指名委員会等設置会社」がいいか? セブン&アイ・ホールディングスの1件で、「指名報酬委員会」の設置が、一躍脚光を浴びました。しかし、従来の監査役設置会社のまま、任意機関としての「指名報酬委員会」を置...
会計で経営を読む

日産、カルソニックカンセイ売却 先端技術に資金 全保有株1000億円超で

■ 日産自動車の連結財務諸表への簡易インパクト分析にトライ! 5/24の日本経済新聞のTOPを飾ったこの記事。日産がカルソニックカンセイを売却する理由は、まことしやかにビジネス視点でいろいろと語られています。しかし、事業(子会社)売却の裏に...
テクノロジー

(新産業創世記)「土俵」が変わる(1)AI社長の下で働けますか 決断が人の役割 - 経営判断を下す日立のAI

■ AIが膨大なビッグデータを瞬時に解析して、正しい経営判断を提案します! いきなり、「ルワンダにオフィスを設けたらどうか」という提案を出すAIの紹介から始まるこの記事。企業内にとどまらず、社会全体を統治するAIの登場を予期させるSF風な書...
孫子の兵法(入門)

孫子 第9章 行軍篇 39 四軍の利は、黄帝の四帝に勝ちし所以なり

■ 分析の兵法 - とにかく組織が安全になる行動を分析する! (1)山岳地帯における注意点 さまざまな地形に軍隊を配置し敵情を偵察するのに、 ① 山を越えるには谷沿いに進む ② 高地を見つけて休息場所を確保する ③ 戦闘に入る場合は、高地か...
実務で会計ルールをおさらい

東芝、2000億円規模減資 累損圧縮、株主総会に付議

■ 来年度、現金配当したいから減資します! 経営構造改革の途上にある東芝の資本政策のひとつが経済紙で報道されました。来期の当期純利益のプラス計上(利益と言っているのでそもそも値はプラスですが、、、(^^;))の見通しが立ったため、前期の48...
経済動向を会計で読む

(衝撃パナマ文書)租税回避地 多様な思惑 企業、二重課税リスク回避/富裕層、高利回りの資産運用

■ パナマ文書の公開で、日本の企業と個人も説明対応に大わらわ 5/10に、パナマ文書の内容が公開され、日本に居住する個人や法人が関与したペーパーカンパニー270社、日本在住者約400人が含まれていることが、パナマ文書を入手・分析した国際調査...
財務分析(入門)

CVP分析/損益分岐点分析(4)チャートモデルを味わい尽くす - ビジネスモデル分析や利益モデリングを試みる!

■ CVP分析をチャート図解でとことん味わい尽くす! 今回のテーマは、標題の通り、チャートで企業の損益状態を俯瞰し、ビジネスモデルへの理解を深めたり、期中損益予測での達成売上高の目標設定水準のための指標選びなど、もう少し実践的な場面でどうチ...
テクノロジー

天使か悪魔か 羽生善治 人工知能を探る NHKスペシャル 2016年5月15日

■ 天使か悪魔か 羽生善治 人工知能を探る 勝率7割2分、獲得したタイトル94、いずれも前人未到。将棋の神様に最も近づいた男、羽生善治がまだ戦っていない相手は「人工知能(AI)」。1990年に登場した人工知能は、当時は全くプロ棋士に歯が立た...
財務会計(入門)

不適切会計の手段 -キーメトリクスのトリック(3)経営成績を過大表示する指標の提示 - 会計的利益とEBITDA

■ 利益、キャッシュフローといった業績指標の過大表示のトリックを見る! 前回の「不適切会計の手段 -キーメトリクスのトリック(2)経営成績を過大表示する指標の提示 - 収益の代替指標 日本マクドナルド、KDDIやホンダの事例を見る!」では、...
財務分析(入門)

CVP分析/損益分岐点分析(3)基本モデルを理解する - チャートモデルで可視化

■ ようやくグラフ(チャート)でCVP構造を可視化します! 前回まで、CVPの基本構造を数式モデルで延々説明してきました。数学が苦手な筆者が説明してきたので、分かりづらい解説になっているかもしれません。そこで、今回は、同じCVP基本構造をグ...
財務分析(入門)

CVP分析/損益分岐点分析(2)基本モデルを理解する - 数式モデルの成り立ちについて

■ まずはしつこく数式モデルでCVP構造を頭に叩き込む! 前回、長広舌でいろいろと「CVP分析」「損益分岐点分析」の理論的背景を文字だけでつらつらと説明してしまい、すぐに使える実践的知恵になっていない、とのご批判もあったかもしれません。今回...
財務分析(入門)

CVP分析/損益分岐点分析(1)イントロダクション - CVP短期利益計画モデル活用の前提条件について

■ 管理会計・財務分析の最有力派閥のひとつ、「CVP分析」を斬る! 筆者が管理会計に魅せられて、既に四半世紀が経ってしまいました。その中でも、「CVP分析」と「デュポンチャート」に出会った青春時代は今でも忘れられない思い出です。そのうちに、...
所感

予算管理でPDCAが回せている自信ありますか?

■ 予算管理プロセスでPDCAを回すことができている状態を想像してみてください! 単年度予算を策定して、月次決算を実施して、予実差異分析をおこなって、目標未達を埋めるためのアクションプランを決定する。この一連の作業を、PDCA(Plan-D...
会計で経営を読む

(大機小機)長期投資のパフォーマンス評価 - 業績の評価期間の設定と包括利益について一言あり!

■ 長期投資の実際的な評価方法について 日本経済新聞の有名コラムに噛みつくなど、恐れ多いことですが、いささか気になる表現があったもので、アリンコが象に論戦を挑む感じで、温かく見守ってください。 2016/4/26付 |日本経済新聞|朝刊 (...
会計で経営を読む

「監査等委」設置広がる 上場600社、企業統治強化 - 監査等委員会設置会社への移行メリットとは?

■ 本当に新制度「監査等委員会設置会社」への移行が企業統治強化につながるのか? 会社法上の統治機関モデルの選択は、メリット・デメリットから考えるのではなく、最もその会社のコーポレートガバナンスに適した形態を採用するのが優等生的回答だと思いま...
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日立、営業2万人増員 コンサル重視へ転換 AIなど駆使、課題解決(後編)- ハードウェアを持ったままでコンサルティングサービスが可能か?

■ 他人の文章を批判するなら、自分の意見を表明しなさい! 前編で、日立製作所がコンサルティング型営業を強化して、GEやシーメンスに対抗する、目指す姿はアクセンチュアやIBMである、という戦略に基づき、顧客志向(市場志向)の組織変更も行った、...
経済動向を会計で読む

(衝撃 パナマ文書)納税ガラス張り 英で先行 租税回避行為へ強まる批判 - 管理会計屋が見る国際税務戦略

■ 2012年に租税回避が最初に問題視された英国が先行する国際取引の見える化 スターバックスの不買運動に、グーグルの自主的な追加納税と、英国を舞台にしたタックス・インバージョンや租税回避などの動きが活発になっていますが、英国の税務当局が、英...
会計で経営を読む

日立、営業2万人増員 コンサル重視へ転換 AIなど駆使、課題解決(前編)-サービス&プラットフォームBUのポジショニングの説明が無い!?

■ 製造業のサービス業化というけれど。。。中身本当に分かって言っているの? 日立製作所の記事を読んで、別段、日立がそうだと言いたいわけではなく、一般論的に、「IoT」「AI」という魔法の呪文を唱えると、ハードウェアの製造業もコンサルティング...
新聞記事・コラム

(活字の海で)読むだけではない 絵本が「参加型」に進化『なんかへんな日』- イノベーションのジレンマはハイテク企業だけで起きているんじゃない!

■ 絵本の出版にも潜む、あなたの身近に存在するイノベーションのジレンマ 日本経済新聞日曜版の読書欄を読む時間は、忙しくて読みたい本も満足して読む時間を確保できない筆者の楽しいひとときです。そこに大変興味深い記事を発見したので皆さんとシェアさ...
経済動向を会計で読む

(経済教室)タックスヘイブン何が問題か 課税情報、本国当局から遮断 枠組み複雑化に狙い 渡辺智之 一橋大学教授

■ タックスヘイブンが抱える問題は低税率だけなのか? パナマ文書の公開から、世の中を騒がしているタックスヘイブンの根源的な問題は、本来ならば相応の(企業からすれば高い!?)税率にしたがって納税を行わず、極端な低税率国に登記上の会社(いわゆる...
TV番組レビュー

湘南の海をそのまま見せる! また行きたくなる感動の水族館 江ノ島マリンコーポレーション代表取締役社長・堀一久 2016年5月5日 TX カンブリア宮殿

■ 食卓の魚イワシが主役 感動の水族館の舞台裏 新江ノ島水族館、通称「えのすい」。年間の入場者数は172万人。入場料は大人:2100円、小中学生:1000円。リピーターが多いのが特徴。入り口にあるのは、水面が子供の背丈ほどしかない江ノ島の南...
会計で経営を読む

(エコノミクス トレンド)社員の人脈、業績にも影響 「見えざる資産」形成を 若林直樹 京都大教授

■ 日本人の人脈構築力の実力とは? 日本人は、場の空気を読むことができる稀有な民族のひとつだと思っています。ただし、筆者は例外ですが。。。(^^;) そういう刷り込みを長い間受けてきたので、こういう若林教授の学説を目にすると、意外な点に気が...
会計で経営を読む

社外取締役の有力供給源 大手法律事務所、就任にためらい 利益相反を懸念/本業に不利益も

■ 急激に社外役員(社外取締役)が求められるようになった背景を確認 セブン&アイ・ホールディングスの後継人事に関する一連の騒動でも、急造の指名報酬委員会での社外取締役の発言力が大きく取り上げられました。日本企業における企業統治の在り方も、「...
実務で会計ルールをおさらい

日電産、大胆な会計処理に込めた車部品への本気 大阪経済部 上田志晃 -裁量的な減損損失の計上は許されるか?

■ 決算発表での積極的な減益理由の開示は株式市場から好感される 決算報告説明会にて、トップ自ら減益理由を優先して開示し、その上で対応策を明確に示すIR姿勢は、一般論的には株式市場でも好感されるようです。しかし、会計をちょっとかじった筆者は、...
経済動向を会計で読む

(大機小機)転職・復職400万人時代 - 同一労働同一賃金への違和感とAIの脅威について

■ 就活経験が無い自分が今になって考える日本の労働市場 本ブログのプロフィールでも書きましたが、筆者は学部卒業時の就活経験がありません。在学中の塾講師アルバイトの延長線上で自活を始め、数回の転職と転社を繰り返して、今、コンサルタントとして生...
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