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2017-04

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業績管理会計(入門)

KPI経営入門(5)りそな銀、顧客満足度で支店評価 収益中心から転換 - 先行指標(KLI)と結果指標(KGI)、中長期目標管理と短期業績評価

■ 地銀の支店評価体系の変更に見るKPI経営の要諦とは? KPI経営は、おどろおどろしいKPIを並べて、こけおどしをかけるのではなく、きちんと使い方や設定目的を評価される従業員と評価するマネジメントとの間で意思疎通を図っておかなければなりま...
財務会計(入門)

減損損失と減価償却費の本質的違いとは? - 固定資産の資産性評価の考え方、時価主義と費用収益対応の原則の違い

■ 固定資産をキャッシュマシーンと見るか、将来費用の仮計上と見るか、それが問題だ! 最近やたら「減損損失」という会計用語を目にします。その計算構造を簡単に説明します。 ①計算対象 固定資産 ②減損の兆候があるかの判定 判定対象資産が生み出す...
名言・格言

ボブ・マーリー(2)指をさして人を非難する前に、君のその手がよごれていないか確かめてくれ

■ 他人を批判する前に襟を正す! Before you point your fingers, make sure your hands are clean. 指をさして人を非難する前に、君のその手がよごれていないか確かめてくれ。 (ボブ・...
名言・格言

エーリヒ・フロム(1)未熟な愛は言う、「愛してるよ、君が必要だから」と。成熟した愛は言う、「君が必要だよ、愛してるから」と。

■ あなたが何かを求める姿勢。動機が先か、目的が先か? Immature love says: “I love you because I need you.” Mature love says: “I need you because I...
経営戦略(基礎)

経営戦略概史(20)ストークが東京から放った「タイムベース戦略」- ケイパビリティが測定可能に!付加価値向上とコストダウンの両立策とは?

■ 生産オタクのストーク、ヤンマーに学ぶ! 「経営戦略」の歴史を、三谷宏治著「経営戦略全史」(以下、本書)をベースに説明していきます。今回は、大テイラー主義的手法でケイパビリティ派初の具体的な戦略として提示された「タイムベース戦略」「タイム...
原価計算(入門)

原価計算基準(2)原価計算の目的 - ①財務諸表作成目的、②価格計算目的の盲点を突く!

■ 原価計算基準は、取得原価主義に基づく「実際原価」を基本としている! 前回(原価計算基準(1)原価計算の一般基準の体系を整理)は「原価計算基準」の前段の能書きの構成をざっと理解して頂きました。今回から47条に及ぶ各条を丹念に読み込んでいき...
実務で会計ルールをおさらい

買収コスト 企業に重荷 競争過熱、08年度から7割拡大 - 日本郵政の減損記事に付属していたEBITDA倍率で企業価値を測ることの3つの罪とは?

■ M&A検討時に企業価値測定のためEBITDAを使用している意味が分かりません! 2017年4月22日の日本経済新聞の記事で、日本郵政が豪物流子会社トール・ホールディングスの「のれん」を、買収して2年そこそこで全額一括償却(いわゆる減損損...
実務で会計ルールをおさらい

日本郵政が豪物流子会社巡り最大4000億円規模の減損損失の計上へ - のれんの一括償却で膿を出し切り経営が上向くと考えるのは誤解です!

■ 日本郵政がお手軽に国際物流事業を立ち上げた見返りは最大4000億円規模の減損損失 ! スピード感ある企業成長を企図して海外事業にまつわるM&A手法が用いられることが多くなりました。ただでさえ、事業の目利きは難しいのに、海外、しかもこれま...
孫子の兵法(入門)

孫子 第12章 用間篇 61 敵の情を知らざる者は、不仁の至りなり -事を成す前に十分に情報収集を行うことの大切さとは

■ 情報収集が会戦での勝利への近道である! 十万規模の軍隊を編成し、千里の彼方に外征するとなれば、民衆の出費や政府支出は、1日千金ほどになり、遠征軍を後方で支えるために朝野(公共部門と民間部門)を問わず慌ただしく動き回り、物資輸送に動員され...
新聞記事・コラム

(サッカー人として)三浦知良 人間性を高めること 2017年4月14日 日本経済新聞朝刊より

■ 会社が提供する新人研修の好機を得た新人へ 「プロの“新人”として学び始めたころ、待っていても何も教えてくれないのがブラジルの現場だった。 日本なら、18歳のルーキーが試合に出られなければコーチが手を差し伸べる。居残り練習もしてくれる。僕...
テクノロジー

〈FT特約〉知恵に欠ける人工知能投資 バフェット氏にかなわず - AIが人間に投資で勝利する意味は、AIが完全義体となる時である

■ AIがバフェット氏を超克する日は来るのか? ウォーレン・バフェット氏は、現代で最も成功した投資家の一人です。その投資スタイルは、バイ・アンド・ホールド。とにかく、自分基準の企業価値を算定し、市場の揺らぎの中でその企業価値から株価が乖離し...
所感

AIの倫理基準、東芝の株式買い取り、静岡市の政令指定都市認定に学ぶ撤退基準、制御ルールの重要性について

■ 常にコンティンジェンシー・プランを持ち合わせている人が最強! 契約文化が浸透している欧米(特に米国?)では、結婚前に離婚時の財産分与や養育権などについて、予め契約書を交わしておいてから結婚生活に入るのが一般的?だそうです。つまり、何か事...
とことんROE

(十字路)リキャップCBの有用性(後編)資本政策に関する株主・投資家との対話のために ~リキャップCBを題材として~

■ 東証が「リキャップCB」に大人のコメントを出しました! 2014年8月に公表された「伊藤レポート」が発端となったROE経営。あだ花として、てっとり早いROE向上の手段として「リキャプCB」が濫用されるようになり、東証が、大人な態度でガイ...
とことんROE

(十字路)リキャップCBの有用性(前編)資本政策に関する株主・投資家との対話のために ~リキャップCBを題材として~

■ 東証が「リキャップCB」に大人のコメントを出しました! 2014年8月に公表された「伊藤レポート」を嚆矢に、ROE革命がもてはやされ、てっとり早いROE向上の手段として「リキャプCB」が多用されてきました。東証はこれを看過することなく、...
実務で会計ルールをおさらい

ここがヘンだよ!日本の株”主”会社(3)(ゼロから解説)「複利」を投資の味方に 投信、毎月分配型は利点生かせず

■ 短期売買のサヤ取りではなく、資産形成として株式投資を長期的視点で考えている人へ 「ここがヘンだよ!日本の株“主”会社」として、日本の株式会社と日本の株式市場の特徴をシリーズで見ていきたいと思います。筆者は、「だから日本の株式会社、株式市...
会計で経営を読む

役員報酬、広がる現物株 一定期間は「譲渡制限」/業績に連動も 株数算定透明化が課題

■ 株主と役員の利益相反を防ぐために、役員も株主にしてしまおう! 株式会社は、株主が出資して会社を設立し、経営者を雇って実際の経営に当たらせるガバナンス形式を採っています。ここに、「プリンシパル・エージェント問題」(=委託者と受託者の利益相...
実務で会計ルールをおさらい

ここがヘンだよ!日本の株”主”会社(2)日本株に優待バブル 裏技でタダ取り、株価高止まり… 機関投資家「配当を軽視」不満強める

■ 株主優待タダ取りの裏ワザが横行して株価が実力以上!?に高騰している件 「ここがヘンだよ!日本の株“主”会社」として、日本の株式会社と日本の株式市場の特徴をシリーズで見ていきたいと思います。筆者は、「だから日本の株式会社、株式市場は未熟で...
実務で会計ルールをおさらい

ここがヘンだよ!日本の株”主”会社(1)財団株主 じわり増加 「会社のいいなり」海外投資家NO

■ 対公益性認定で税制優遇されている財団に有利な第三者割当を行うことの是非! 「ここがヘンだよ!日本の株“主”会社」として、日本の株式会社と日本の株式市場の特徴をシリーズで見ていきたいと思います。筆者は、「だから日本の株式会社、株式市場は未...
会計で経営を読む

両市場、経済合理性は 築地、再整備費が必要に 豊洲、実質赤字年27億円 - 差額収支分析は意思決定会計の独壇場!

■ 対立する2案の採算を比較評価するのは差額収支分析の得意中の得意技なのです! 最近耳目を集めている築地市場へ豊洲への移転問題。環境規制や政治的な思惑は別として、純粋に経済合理性だけで、どっちの方がお得なのでしょうか。新聞記事で言及のある材...
名言・格言

マーガレット・サッチャー(2)目的を持って努力しなければ、成功は得られません

■ 何のために毎日の努力を注ぐのか、自覚的でいることの大切さ What is success? I think it is a mixture of having a flair for the thing that you are doi...
所感

職人気質と商魂(1)あなたのワークスタイルはどっちですか?

■ 世の中のビジネスパーソンにはどうも2つの人種がいるようで 「人」と「仕事」の関係性について、あえて極論させて頂くと、「職人気質」と「商魂」の2つしかない、と常々考えています。 「職人気質(しょくにんかたぎ)」とは? 自分自身の内面に真摯...
経済動向を会計で読む

トランプ国境税(2)(経済教室)トランポノミクスの行方(上)国境調整税、各国税制に影響 海外移転促すゆがみ是正 星岳雄・スタンフォード大学教授東京財団理事長

■ トランプが主張する「国境税」の本質は保護主義貿易政策の目玉ではない!? 「中国やメキシコからの輸入品に高い税を課して国内企業の雇用を守る」大統領就任前後は、このような分かりやすいステートメントで有権者の支持を集めたトランプ氏。最近は、ち...
経済動向を会計で読む

トランプ国境税(1)米国境調整は「究極の税」?(真相深層)グローバル企業の税逃れ防ぐ 世界の税制論議に一石

■ トランプが主張する「国境税」は本当に保護主義政策の一環で、かつ愚かな税体系なのだろうか? 「アメリカファースト」を提唱するトランプ大統領は。イメージ先行でがりがりの保護主義で、提唱する法人税制の変更案も本当に荒唐無稽で独りよがりのものな...
名言・格言

マーガレット・サッチャー(1)懸命に働かずしてトップに立った人など、私は一人も知りません

■ 頂点に立つための必要条件は懸命に働くこと I do not know anyone who has got to the top without hard work. That is the recipe. It will not al...
名言・格言

マーク・トウェイン(1)本物の友人とは?

■ あなたが間違っているときに味方をしてくれる友人の存在について The proper office of a friend is to side with you when you are in the wrong. Nearly any...
実務で会計ルールをおさらい

国際会計士連盟会長「のれん、適宜再評価を」 - IFRSにみられるように、のれんを定期償却しないのは無謬性のあるグローバル・スダンダードだと思い込んでいる人へ

■ IFRSが「のれん」を定期償却しない件は海外でも全面肯定されていなかった! 最近、東芝の巨額損失に伴う、半導体事業の分社化と海外原子力事業の切り離し、そして決算発表の延期は、すべてWH(ウェスチングハウス)における「のれん」の減損損失が...
会計で経営を読む

新生銀が「仮想本社」 グループの間接部門集約 - バーチャル持株会社のメリットとあるべきホールディングス本社機能とは?

■ 組織デザインと管理会計は相性がいいので、すぐに食いついてしまいます! 「グループ経営管理」を自身のコンサルティングサービスの主要テーマの一つとしている小職と致しましては、この記事に何とか喰らいついて、爪痕を残したい、そう強く思わせるテー...
会計で経営を読む

機関投資家の行動規範改定 議決権行使を個別開示 利益相反の懸念払拭 6月の総会から適用へ - スチュワードシップ・コード改訂の動向を受けて

■ スチュワードシップ・コード改訂の意見公募が開始され機関投資家への縛りがよりきつくなる! 金融庁が主導する「スチュワードシップ・コードに関する有識者検討会」から、平成26年2月26日に確定した現行の「『責任ある機関投資家』の諸原則≪日本版...
会計で経営を読む

POファイナンスとクラウドファンディングは従来のキャッシュコンバージョンサイクル管理を破壊する!?

■ 新しいファイナンス手法が新たなビジネスモデルを創出するのか、ビジネスの要請で新ファイナンス手法が編み出されるのか? ビジネスとファイナンスは切っても切れない仲。どちらが原因でどちらが結果なのか、「ランダム化比較実験」「自然実験」「疑似実...
会計で経営を読む

グローバル企業、詳細な税務情報公表 節税批判受け - CSRの先に公表企業にどのような思惑があるのか?

■ 企業側から積極的に税務情報を公表し始めた思惑の裏はあるのか? 2015年8月、モサック・フォンセカ法律事務所が作成していた「パナマ文書」が外部流出し、タックスヘイブンを活用した過度な租税回避に対する社会的批判が高まり、グローバル企業側も...
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