アルベール・カミュ(1)僕の後ろを歩かないでくれ。僕は導かないかもしれない。僕の前を歩かないでくれ。僕はついていかないかもしれない。ただ僕と一緒に歩いて、友達でいてほしい

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■ 私がプロジェクトリーダーとして心に秘めている言葉とは?

Don’t walk behind me; I may not lead. Don’t walk in front of me; I may not follow. Just walk beside me and be my friend.

僕の後ろを歩かないでくれ。僕は導かないかもしれない。僕の前を歩かないでくれ。僕はついていかないかもしれない。ただ僕と一緒に歩いて、友達でいてほしい。

20170727_アルベール・カミュ

(フランスの作家、劇作家、ノーベル文学賞受賞 / 1913~1960)
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これは、小説『異邦人』で有名なカミュの言葉。

カミュの著作は「不条理」という概念によって特徴付けられています。カミュの言う不条理とは、明晰な理性を保ったまま世界に対峙するときに現れる不合理性のことであり、そのような不条理な運命に目をそむけず見つめ続ける態度を「反抗」と呼びます。そして人間性を脅かすものに対する反抗の態度が人々の間で連帯を生むのだと強調するものです。

カミュの「不条理(absurde)」という感情は単にあるものの感覚や印象の検討から生じるものではありません。

・馬鹿げたと明白な現実との比較
・理に合わない結果と当然予想される結果との比較

というように、「事実としてのある状態と、ある種の現実との比較から、ある行動とそれを超える世界との比較から噴出してくる」ものであると定義されます。

これは、私の経営管理・管理会計観と相通じるものがあります。管理会計は、業界と自社との比較、前年度と今年度実績間の比較、予算(目標値)と実績値との比較、事業セグメント間の比較、会計特有の相対的真実の中から、「比較」行為から、真実の企業業績の評価と、それをインサイトとして、政策を導くものです。

カミュの「不条理」が「比較」精神から来るのと、管理会計の本質が同じであることを知った時、かなりの感動がありました。

そして冒頭の言葉。

会社組織や、プロジェクトでは、上司部下、プロジェクトリーダーとメンバという上下関係と一見思われる関係性に基づいて仕事を進めるのですが、それはその時点での役割の違いがもたらす立場の違いがそうさせるだけです。

同じ目標に向かって、日々精進して、仕事に誠実に向き合う。その態度の中に、上とか下とか、先とか後とかは本質的には存在しません。同等のチームメンバ、同僚として、一致協力しながら、一方でそれぞれ各自の長所を持ち寄って、最良最善の仕事をやり遂げるだけです。

そう思って日々、プロジェクトワークに邁進しております。(^^)

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