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アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉(14)

本レビュー
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■ 「承認欲求」と上手に付き合うこと!

コンサルタントのつぶやき

人は正しいことをして注目されないと
時に「負の注目」を集めようとする。
人生をみじめにするような努力はやめるべきだ。

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勉強をして優秀な成績を取ることと、グレて非行に走ること。この二つは一見して正反対な生き方のように見えますが、アドラーには、「親や周囲から注目を集めたい」という動機から来る行動ということで、全く同じ目標を追いかけた生き方だと看破しました。

子供は誰もが全力を傾けて親に認められようとします。アドラーはこれを「優越を求める努力」と呼びます。しかし、どう頑張っても、勉強でも、スポーツでも、芸術でも、何を選んでもダメ、、、 それならば、非行や犯罪で親の注目を得ようという愚行に出ます。この「叱られてもいいから、負の注目を得たい」、その行動は人生を決して幸せなものに導きません。

マザー・テレサは、「愛情の反対は無関心だ」と言いました。無視されるくらいならば、叱られた方がいい。子どもはそう思うものらしいのです。そういえば、自分にも当てはまる気がします。私には妹がいましたからね。親の注目が妹に行ったときは、自然と自分に注目が集まるように、急にいい子でなくなった気がします。まあ、親からすれば、終始、手が付けられない困った子らしいですが、、、(^^;)

それは、小学校に上がっても続きました。気になる女の子に、ちょっかいを出す、あれです。どうしても自分に気を引きたかったんですね。

岸見さんの本では、「承認欲求」というやつ。誰かに認められたい。その欲があること自体は問題ではないかもしれません。その欲求があることも自然に受け入れ、でも、表に出る行動を自制する。岸見さんほど、達観してアドラーの教えを全うできない方には、表面的な行動だけでも修正した方がいい。

それだけで、結構、大人な行動・立ち居振る舞いに見えるものです。私には決して無理なことですが、、、(^^;)

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