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アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉(76)自分の不完全性を認め、相手の不完全性を許す

本レビュー
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■ 社会的寛容さが大事! そのためのキーワードは「許す」ということ

コンサルタントのつぶやき

自分の不完全さを認め、受け容れなさい。
相手の不完全さを認め、許しなさい。

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人生を幸福に過ごすには、「共同体感覚」を養うことが大事になります。前回は、

① 自分と異なる意見を許容する
② 自分の意見を相手に押しつけない

ことで、共同体感覚を高める術を説明しました。

今回は、それと同様に「共同体感覚」を養うのに大切なヒントをもうひとつ。

「自分と相手の不完全さを認めること」

本書では、お食事会に招かれた一部の客が、ホストを無視して勝手に盛り上がっていることに腹を立てて、騒いでいる人たちに注意をしたうえで、無視されたため、非常識なやつらだと思った人たちを睨みつける良識派の人の事例が紹介されていました。ホストを立てずに大騒ぎしている人たちも非常識ですが、そういう人多を許せずに睨みつけている人もまた不完全な人間のひとりです。

そこに、登場している人たちはみな不完全。お互い様、ということです。

この世の中は、私を含めて、不完全な人間の方がどちらかというと多いはず。大多数の不完全な人間の集まりであるこの社会において、不完全な人間であることの方が通常です。この人間臭さがあるから、それも含めて社会なのです。だからこそ人間っていいな、です。そんな、度量の広い、許容性の高い人間関係や社会構造の方がみんな生きやすくなると思いません?

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