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アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉(87)できていない所に目をやるのではなくて、できている点に注目する!

本レビュー
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■ できていない、あら探しはもう止め!

コンサルタントのつぶやき

人の行動の95%は正しい行動である。
しかし私たちは「当たり前だから」と
それを無視してしまう。
わずか5%しかない
負の行動に着目してはいけない。

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これは、分かっているのですが、親として、上司として、どうにもできないこともあるのだと、数年来、実感していることです。

子供の躾や、部下や後輩の仕事の出来栄えについて、100点満点のところ、95点は言い過ぎとしても、60~80点のところ、どうしても、残りの20~40点のところをいの一番に指摘してしまうのです。その後、話をしているうちに、できている60~80点のところをほめるのを忘れてしまい、その場が終わってしまうことなどしょっちゅうです。(^^;)

できない所を指摘して、改善してもらって完璧を期す。これは仕事上の作業品質を向上させるためには必要な所作です。そして、納期が厳しければ厳しいほど、優先されるべき行動です。

しかし、その仕事を最初に任された担当者の立場から見るとどうでしょうか? 自分の仕事のあら探しをされて、チクチクと重箱の隅をつつくような指摘ばかり。全体的な出来栄えはちっとも褒めてくれない。こんなに頑張ったのに。。。担当者がそう感じても仕方がありません。

忘れる前に、まず、60~80点のところをほめましょう。そして、残りの20~40点のところの改善を指摘しましょう。「朝三暮四」と言われようが、この順番の方が、同じ指摘をされても、聞く立場からすると、耳に入りやすくなります。

もし、できていない所を指摘してその場が終わったとしたら???
思い出したように、次のシーンで指摘する前に、以前の仕事の良かった点を褒めてから、目の前の仕事の出来栄えの至らなさを指摘するようにしてください。

以前の仕事の出来栄えの良かったところ、それはあなたの心の中に貯金しておき、次の指摘(改善指導)の際に、まずその貯金を使ってから、指導に入るのが、相互理解を深めるには懸命でしょう。

先ずできている所に着目する。それが勇気づけとなるのです。

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