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■ 「共感」しているつもりで「同情」していませんか?

コンサルタントのつぶやき

大切なことは「共感」することだ。
「共感」とは、相手の目で見、相手の耳で聞き、
相手の心で感じることである。

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相手に対する「勇気づけ」で大切なことは2つ。①相手に対する「感謝」の気持ちを表すこと、そして、②相手に「共感」することです。ここで言う「共感」とは相手に関心を持つことを意味します。「感謝」も「共感」も、相手の社会への貢献を認め、相手が、自分が社会に貢献できていることが実感することで、相手が幸福を感じることを手助けします。

素直に自分が社会に貢献できていると感じることができる人が増えれば増えるほど、貢献できていると満足する時間が長くなればなるほど、相乗効果で、貢献感を持つ人が社会に増えます。それが、ますます社会に自分たちの居場所があることを強く意識することができ、自分の人生を変える勇気を内面に養うことができます。

自分の人生を変える勇気を持つことができる人は、周囲の人たちにその勇気を持つように働きかけることができるようになります。それが「勇気づけ」です。そして、その「勇気づけ」に効果的な心栄えが「感謝」と「共感」なのです。

ここまで、循環論のように聞こえますか? その通りです。自分と相手の間の感情を行き来する循環論でしか、自分を含む社会全体の幸福感を高めることはできないのです。ここまで来ると、自分と相手の感情や認知の境界線がグレーになって見えてきます。そこに思わぬ落とし穴が潜んでいます。

私たちは、相手に「共感」しているつもりで、「かわいそうに、大変だったでしょう、、、」と同情していることはありませんか? それは、「かわいそう」「大変だったでしょう」という自分の感情を相手に押しつけていることに他なりません。

「同情」とは、決して相手に対する関心を持つことではなく、自分自身の内面の「かわいそう」と思う感情にこそ関心がある心栄えです。見かけ上は相手に関心がある風を装い、実際には自分の感情に関心があるのです。自分のことしか考えない人が、周囲の人に良くも悪くも影響を及ぼすことはできません。
(悪影響は、悪意だけで影響させることは確かにできるかもしれませんがね。)

アドラーは本書で「共感」を次のように説明しています。

相手の目で見、相手の耳で聞き、相手の心で感じる

相手に共感しているつもりになって、自分の感情や視点を相手にただ押しつけてはいませんか? 徹頭徹尾、自分のことしか考えられない人は、周囲の人に良い影響を及ぼすことができるわけがありません。徹頭徹尾、相手のことを考えられる人。その秘訣は相手の目線で物を見て、相手の感情回路を思いやって、同調して感じることができる人となることです。

私ですか? そんなことできるわけがないじゃないですか。だから、私は周囲に悪影響しか与えられていないのです。(^^;)

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アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉(89)「共感」と「同情」は全く違う!http://keieikanrikaikei.com/wp-content/uploads/2015/04/f2dde0c815f506d35f39301dbbb486e4.jpghttp://keieikanrikaikei.com/wp-content/uploads/2015/04/f2dde0c815f506d35f39301dbbb486e4-150x150.jpg小林 友昭本レビューアドラー,アルフレッド・アドラー,小倉広,勇気,感謝,勇気づけ,共感,同情■ 「共感」しているつもりで「同情」していませんか? 大切なことは「共感」することだ。 「共感」とは、相手の目で見、相手の耳で聞き、 相手の心で感じることである。 ----------------------------------------------------- 相手に対する「勇気づけ」で大切なことは2つ。①相手に対する「感謝」の気持ちを表すこと、そして、②相手に「共感」することです。ここで言う「共感」とは相手に関心を持つことを意味します。「感謝」も「共感」も、相手の社会への貢献を認め、相手が、自分が社会に貢献できていることが実感することで、相手が幸福を感じることを手助けします。 素直に自分が社会に貢献できていると感じることができる人が増えれば増えるほど、貢献できていると満足する時間が長くなればなるほど、相乗効果で、貢献感を持つ人が社会に増えます。それが、ますます社会に自分たちの居場所があることを強く意識することができ、自分の人生を変える勇気を内面に養うことができます。 自分の人生を変える勇気を持つことができる人は、周囲の人たちにその勇気を持つように働きかけることができるようになります。それが「勇気づけ」です。そして、その「勇気づけ」に効果的な心栄えが「感謝」と「共感」なのです。 ここまで、循環論のように聞こえますか? その通りです。自分と相手の間の感情を行き来する循環論でしか、自分を含む社会全体の幸福感を高めることはできないのです。ここまで来ると、自分と相手の感情や認知の境界線がグレーになって見えてきます。そこに思わぬ落とし穴が潜んでいます。 私たちは、相手に「共感」しているつもりで、「かわいそうに、大変だったでしょう、、、」と同情していることはありませんか? それは、「かわいそう」「大変だったでしょう」という自分の感情を相手に押しつけていることに他なりません。 「同情」とは、決して相手に対する関心を持つことではなく、自分自身の内面の「かわいそう」と思う感情にこそ関心がある心栄えです。見かけ上は相手に関心がある風を装い、実際には自分の感情に関心があるのです。自分のことしか考えない人が、周囲の人に良くも悪くも影響を及ぼすことはできません。 (悪影響は、悪意だけで影響させることは確かにできるかもしれませんがね。) アドラーは本書で「共感」を次のように説明しています。 相手の目で見、相手の耳で聞き、相手の心で感じる 相手に共感しているつもりになって、自分の感情や視点を相手にただ押しつけてはいませんか? 徹頭徹尾、自分のことしか考えられない人は、周囲の人に良い影響を及ぼすことができるわけがありません。徹頭徹尾、相手のことを考えられる人。その秘訣は相手の目線で物を見て、相手の感情回路を思いやって、同調して感じることができる人となることです。 私ですか? そんなことできるわけがないじゃないですか。だから、私は周囲に悪影響しか与えられていないのです。(^^;)現役の経営コンサルタントが管理会計をテーマに情報発信します