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■ 「私」の気持ちを伝えることに徹する。

コンサルタントのつぶやき

「ケーキ、食べちゃったの?ひどい!」などと
怒り、睨みつけてはいけない。
「食べたかったなぁ。残念だなぁ」と伝えるのだ。

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自分が楽しみにしていたケーキを家人に食べられたとき、相手を詰ってもケーキは戻ってきません。どうしても食べたかったら、買い直してくれば良いじゃありませんか。確かに、勝手に他人のものを食べることは褒められた行動ではありません。しかし、だからといって相手を責めたところで、ケーキが物理的に戻ってくるわけでもなく、相手の気持ちを逆なでしたり、他者貢献心、共存心や他者共感を損なったりとマイナスなことばかりです。アドラー的にはこれを「勇気くじき」と表現します。

これを逆手にとって、勇気づけになる気持ちの伝え方は、「アイ・メッセージ」であなたの気持ちを相手に素直に伝えることです。

「『あなた』はひどい」 ではなく、
「『わたし』は食べたかったなあ」

アイ・メッセージにすれば、相手をなじる「勇気くじき」ではなく、和やかに自分の気持ちを相手に伝えることができます。

その怒りが正当な怒りではないと、あなたの気持ちを否定するつもりは100%ありません。ただ、正当な感情を相手にぶつける権利があなたにあることを認めはしますが、その異議申し立ての権利を行使したところで、あなたの得になることはあまりありませんよ、という忠告なのです。

本書から本当にいい文章と思われる箇所を下記に引用させて頂きます。

そもそも「怒り」は二次感情です。本来は一次感情である「さみしさ」や「悔しさ」「悲しさ」が先にあり、それが相手に理解してもらえないときに「怒り」へと変わっていくのです。そんなときは「なんで勝手に食べるんだよ!」とユー・メッセージの二次感情「怒り」で伝えるのをやめて、一次感情でアイ・メッセージを伝えればいい。「あぁ、『私は』食べたかったなぁ。『私は』 残念だなぁ」。それが勇気づけにつながるのです。

どうですか? あなたは、自分の心の中を駆け巡る「一次感情」と「二次感情」の違いを意識したことはありますか? 物事に対し、最初に心中に湧き起こるのは一次感情。それはあなたの素直な本心です。それをストレートに相手に伝えることは、そんなに害はありません。自分の本心を伝えているだけですから。しかし、その一次感情が生み出す、相手(ここでは自分以外の環境など、主体としての自分以外のすべて)に対する害意や敵意や非難の気持ち。そういうのは二次感情であり、経験則的には、そういった感情を相手にぶつけて、何か良い方向に物事が動いた例(ためし)はありませんね。(^^;)

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アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉(91)アイ・メッセージで勇気づけを与える方法とは?http://keieikanrikaikei.com/wp-content/uploads/2015/04/f2dde0c815f506d35f39301dbbb486e4.jpghttp://keieikanrikaikei.com/wp-content/uploads/2015/04/f2dde0c815f506d35f39301dbbb486e4-150x150.jpg小林 友昭本レビューアドラー,アルフレッド・アドラー,小倉広,勇気,勇気くじき,ユー・メッセージ,勇気づけアイ・メッセージ,一次感情,二次感情■ 「私」の気持ちを伝えることに徹する。 「ケーキ、食べちゃったの?ひどい!」などと 怒り、睨みつけてはいけない。 「食べたかったなぁ。残念だなぁ」と伝えるのだ。 ----------------------------------------------------- 自分が楽しみにしていたケーキを家人に食べられたとき、相手を詰ってもケーキは戻ってきません。どうしても食べたかったら、買い直してくれば良いじゃありませんか。確かに、勝手に他人のものを食べることは褒められた行動ではありません。しかし、だからといって相手を責めたところで、ケーキが物理的に戻ってくるわけでもなく、相手の気持ちを逆なでしたり、他者貢献心、共存心や他者共感を損なったりとマイナスなことばかりです。アドラー的にはこれを「勇気くじき」と表現します。 これを逆手にとって、勇気づけになる気持ちの伝え方は、「アイ・メッセージ」であなたの気持ちを相手に素直に伝えることです。 「『あなた』はひどい」 ではなく、 「『わたし』は食べたかったなあ」 アイ・メッセージにすれば、相手をなじる「勇気くじき」ではなく、和やかに自分の気持ちを相手に伝えることができます。 その怒りが正当な怒りではないと、あなたの気持ちを否定するつもりは100%ありません。ただ、正当な感情を相手にぶつける権利があなたにあることを認めはしますが、その異議申し立ての権利を行使したところで、あなたの得になることはあまりありませんよ、という忠告なのです。 本書から本当にいい文章と思われる箇所を下記に引用させて頂きます。 そもそも「怒り」は二次感情です。本来は一次感情である「さみしさ」や「悔しさ」「悲しさ」が先にあり、それが相手に理解してもらえないときに「怒り」へと変わっていくのです。そんなときは「なんで勝手に食べるんだよ!」とユー・メッセージの二次感情「怒り」で伝えるのをやめて、一次感情でアイ・メッセージを伝えればいい。「あぁ、『私は』食べたかったなぁ。『私は』 残念だなぁ」。それが勇気づけにつながるのです。 どうですか? あなたは、自分の心の中を駆け巡る「一次感情」と「二次感情」の違いを意識したことはありますか? 物事に対し、最初に心中に湧き起こるのは一次感情。それはあなたの素直な本心です。それをストレートに相手に伝えることは、そんなに害はありません。自分の本心を伝えているだけですから。しかし、その一次感情が生み出す、相手(ここでは自分以外の環境など、主体としての自分以外のすべて)に対する害意や敵意や非難の気持ち。そういうのは二次感情であり、経験則的には、そういった感情を相手にぶつけて、何か良い方向に物事が動いた例(ためし)はありませんね。(^^;)現役の経営コンサルタントが管理会計をテーマに情報発信します