アーカイブ: 所感

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コンサルタントが顧客からプロコン問題・選択肢問題を突き付けられたときの正しい態度とは?

■ あなたは、顧客や上司から課題解決策の提示を求められたときにどう回答していますか? 経営コンサルタントを生業にしていると、常にクライアントから質問を受けます。例えば、管理会計制度の再構築プロジェクトにおいて、 「本社費の配賦基準として、A案:在籍人員数がいいか、それともB案:売上高がいいか?」 並みのクライアントならば、「A案とB案のメリット・デメリット対比表を作成してくれ」と作業要求し、同じく…
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プログラムのバグを修正することをなぜ「パッチ」を当てると言うのか? - 「パッチを当てる」の言い方は「馬から落馬」と同じ

■ 「バグ」とか「パッチ」とか、ITの世界のあたりまえ用語の語源とは? コンピュータプログラムの誤りや欠陥を表す言葉が「バグ(虫、Bug)」と呼ばれている理由は真しやかに、当時の真空管製のコンピュータの光に誘われた蛾が、リレーの間に挟まり、誤動作を起こしたことに由来すると言われています。1947年9月9日に米ハーバード大学にて、アメリカ初の電気機械式計算機「Mark II」のリレーに蛾が挟まり、動…
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ビジネスパーソンに必要なのは、「伝える力」か「聞く力」か?

■ クライアントや上司とのコミュニケーションは大切です 筆者自身がコンサルタントとして、現場で様々な職種や職位(タイトル)の人と直接会話し、プレゼンテーションを行い、報告書を提出する。コンサルタントに関わらず、ビジネス上、コミュニケーション(相互の意思伝達、相互理解)は、仕事を進める上でとても大切な要素です。 それゆえ、ビジネスシーンで使えるフレーズ集や、生産的コミュニケーション方法論といったビジ…
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ビジネス遺産として電通「鬼十則」と、思わずあるあると言ってしまう「裏十則」

■ 大切な生命がかかっているのは理解できますが、言葉狩りで命は戻ってきません! 過労死でお亡くなりになった方については謹んでお悔やみ申し上げます。法令違反があれば適正に罰せられるべきで、労働現場の監督者はよりよい労働環境の整備に全力を尽くさなければなりません。 一方で、遺族の方が強く非難されていらっしゃる、昭和の匂いが色濃く漂うモーレツ社員の鑑とでもいうべき「社訓」を廃止(少なくとも来年度配布予定…
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制管一致について(5)管管差異もどこまで検証する必要があるか?

■ あなたの会社には管理会計制度がいくつありますか? 前回、制度会計と管理会計の数字が並立することを認める姿勢を会計の世界における「多神教」であるという説明をしました。そこでは、 (1)イデア論的多神教 →制度会計との差異は説明可能で、管理会計は制度会計のために存在する (2)プラグマティック的多神教 →制度会計との差異が説明不能な制度会計の数値も大切に思う という2つの流派があることにも言及しま…
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制管一致について(4)制管差異はどこまで説明されねばならないのか?

■ 会計的多神教を信仰するには覚悟が必要である! 前回、会計の世界には、「一神教」= 制度会計数値のみが真に企業業績を表す数字である、「多神教」=使用目的に応じて会社内に異なる定義の会計数値が並立してもよい、という宗教的対立があることを説明し、特に前者の「一神教」信者の心の内を解説しました。 ⇒「制管一致について(3)会計の世界における「一神教」と「多神教」の違いとは!?」 では真打ち登場!? 筆…
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制管一致について(3)会計の世界における「一神教」と「多神教」の違いとは!?

■ あなたは、どっちの会計の神様を信じますか? ようやく「制管一致(財管一致)」の本質に触れる入口に辿り着きました。ところで、あなたが信じる神は、「一神教」における神ですか、それとも「多神教」における神ですか? 人類史上、「多神教」が先に生み出され、その後に「一神教」が発明されました。歴史的には「多神教」の方が先輩にあたります。日本は古来から「八百万神(やおよろずのかみ)」といって、自然のもの全て…
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管理会計はどこまで経営に役立つか?

■ 管理会計は本当に経営の役に立っているのか? 私は、「管理会計」が個人的に最大の趣味であり、ビジネスキャリアとしても最も長く、現在の職業としています。そして、人によって「管理会計」の定義が異なり、「管理会計」に対する思いもそれぞれであることも知っています。それゆえ、これから吐露する「管理会計」に対する思いは、あくまで個人的な意見であることも自覚しています。 私が「管理会計」に出会って現時点で26…
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制管一致について(2)その前に制制一致の問題があります!パート2:会計基準差異とIFRS導入

■ 制度会計ルールに従っても、なぜか評価基準として使えない財務諸表 筆者が本当に取り上げたい本題は、「制管不一致」なのですが、その前に「制制不一致」問題を語る必要があり、前回は、日本における①金商法会計、②会社法会計、③税法会計に横たわる差異について思いを語らせて頂きました。 ⇒「制管一致について(1)その前に制制一致の問題があります!」 今回は、引き続き「制制不一致」パート2として、グループ連結…
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ESG投資やエシカル消費という言葉が無い世界へ

■ 今の特別を未来の当たり前に 株式投資の世界では、ESG投資、環境(Environment)、社会(Social)、企業統治(Governance)に配慮している企業を選別して行う投資の重要性が主張され、実際にその種の投信ファンドが高成績だったりしています。また、環境や社会に配慮した製品やサービスを選んで消費することを、「エシカル(ethical)消費」と呼んだりします。具体的には、途上国の労働…
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