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会計で経営を読む

アスパラントによるさが美買収に見る日本のM&A、TOBの慣例を考える - レブロン基準、ユノカル基準の復習を兼ねて

■ M&Aは誰のために行われるのか? 株主と経営者のどちらの利に!? 本稿では、旧ユニーグループ・ホールディングスが、9月のファミリーマートと経営統合前に身ぎれいにしようと、8月17日にきもの、宝飾品等の販売チェーンである「さが美」を国内ファンドであるアスパラントグループに売却しようとしたところ、ニューホライズンキャピタル(NHC)が対抗買収案を発表して、「さが美」買収を争った事案を取り上…
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ホンダ、ヤマハ発動機 細る国内二輪市場で提携 協業と競争の棲み分け戦略 - OEM供給戦略について

■ ホンダ、ヤマハ発動機2社をとりまく国内二輪車市場の縮退にどう立ち向かうか? 本稿は、かつて、HY戦争とまで呼ばれた因縁の競争相手との提携検討開始の一報に驚きと経営者の英断に驚嘆し、その概要をお伝えするものです。かつて、70年代後半から80年代にかけて、国内首位のホンダを追い上げたものの、大量の過剰在庫を抱え、一時は経営危機にまで陥ったといういわくつきの2社がどうして手を取り合うようになったか、…
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資生堂・ライオン・ユニチャームの三社連合対花王の売り場づくり競争の真意とは?

■ 資生堂、ライオン、ユニ・チャームの三社連合が成立する条件とは? 本稿は、日用品を取り扱う4社の販売戦略を取り上げます。トップを走る花王に対し、それぞれのカテゴリーで勝負を挑む、資生堂、ライオン、ユニ・チャームが小異を捨てて大同につき、日本市場における売り場づくりを協働で花王に対抗する作戦に出ました。 2016/10/4付 |日本経済新聞|朝刊 (ビジネスTODAY)巨人・花王に対抗軸 資生堂 …
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日本流のコーポレートガバナンス 執行役員制度と任意の指名委員会制度について

■ なんでも欧米追随がいいとは思いませんが、日本流にも理屈が通っていないと。。。 本稿は、日本流のコーポレートガバナンスの現状を綴って頂いた日本経済新聞の記事を元に、①執行役員制度、②任意の指名委員会について、筆者なりのコメントを付したものです。どちらのテーマについても、過日掲載された新聞記事と同工異曲で、目新しい論点はありませんでした。改めて、基礎的な知識整理が必要との判断に至り、こちらも同じよ…
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ソフトバンクのアーム買収に伴う資金調達戦略の顛末(後編)巧妙なエクイティファイナンスが呼び込んだ波紋とは? 日本経済新聞まとめ

■ ソフトバンクの巨額買収劇を支える手練れの資金調達戦略とは? 本稿は、ソフトバンクによる英アーム・ホールディングス買収に伴う買収資金調達の様子を筆者ならではの視点でキュレーションさせて頂いたものです。前回は「ハイブリッド債」 によるデッドファイナンスを中心にまとめてきましたが、後編では、既存株主への影響を最小限に留めるべく、ソフトバンクがどのような手を打ったか、エクイティ・ファイナンス面での配慮…
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ソフトバンクのアーム買収に伴う資金調達戦略の顛末(前編)奇手を使ったデッドファイナンスは成功した!? 日本経済新聞まとめ

■ ソフトバンクの巨額買収劇を支える手練れの資金調達戦略とは? 本稿は、ソフトバンクによる英アーム・ホールディングス買収に伴う買収資金調達の様子を筆者ならではの視点でキュレーションさせて頂いたものです。これでおしまいとはならず、まだ年内の社債発行予定枠が残っているのですが、記憶が新しいうちに、2016年10月初旬までの動向を一旦まとめます。 まず、ハイブリッド債の1兆円起債から巧妙な作戦が報道され…
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4~6月期決算番付(6)為替差損額 輸出産業以外にも広がる - 本当にそのランキングは為替差損の実態を表しているのか?

■ 企業業績における為替差損は、「為替差損勘定」だけでは決してない! 3月期決算会社の決算ランキングが日本経済新聞に連日掲載されています。その第6回目は、「為替差損」の大きさによるランキングで、日産自動車が885億円の為替差損を出してダントツの1位でした。しかも、記事中では、日産自動車が「為替関連のデリバティブ収益を757億円計上」して財務戦略を駆使したにもかかわらず、という書きっぷりでした。 2…
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曲がり角の執行役員制度(下)機能強化へ「1年契約」 結果責任で緊張感保つ  - 執行役員制度のメリットを引き出す方法とは?

■ 執行役員制度を上手に活用する道がある! 前回、そもそもソニーが始めた「執行役員制度」導入の意図と、後から会社機関設置の法改正が混乱の元となった様子をできるだけ平易に解説しました。今回は、「執行役員制度」を逆に経営に活かそうとする試みを紹介する回について解説を付したいと思います。ここでもソニーが登場。本当に、ソニーのパイオニアスピリッツには頭が下がる思いです。 ⇒「曲がり角の執行役員制度(上)廃…
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曲がり角の執行役員制度(上)廃止企業、相次ぐ 統治改革で見直し機運 - 執行役員制度導入と会社機関設置の思想を振り返る!

■ 制度疲労か、それとも経営環境の変化か? 執行役員制度の見直しムードを斬る! 日本の企業文化に、「執行役員」が1997年に登場して、早や20年弱。それくらい時間が経過してしまうと、導入当初の思想も曖昧になり、制度疲労も見えてきて、新聞報道にあるような変化がみられるようになりました。本稿では、まずは新聞記事の流れをおさらいした後、そもそも「執行役員制度」とは? を考えてみたいと思います。 2016…
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資金調達戦線に異変あり(上)「ハイブリッド」花盛り(下)「超長期化」する社債 -マイナス金利が財務レバレッジで資本コスト低下を促す!

■ 「ハイブリッド債」との命名は、「劣後債」と相対して「朝三暮四」なのか? マイナス金利政策の導入から半年。この半年は社債による資金調達と、自社株買いによる株主還元の記事を毎日目にする半年でもありました。その総括記事が連載されましたので、ここでまとめておきたいと思います。 2016/8/17付 |日本経済新聞|朝刊 資金調達戦線に異変あり(上) 「ハイブリッド」花盛り 「いいとこ取り」の引力 出し…
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