アーカイブ: 経営戦略 - ページ 3

孫子の兵法(入門編)

孫子 第10章 地形篇 47 地の道は将の至任(しにん)

■ リーダーの戦場を読み切る力とは? 戦場の地形にはパターンがあります。 (1)「通」四方に広く通じ開けている (2)「挂」途中に行軍が渋滞する難所がある (3)「支」途中で脇道が分岐している (4)「隘」道幅が急に狭まっている (5)「険」高く険しい道になっている (6)「遠」両軍の陣地から遠く離れている (1)「通」での戦い方 敵軍よりも先に高地の南側に陣取って、食糧の補給路を自軍に有利に確保…
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孫子の兵法(入門編)

孫子 第9章 行軍篇 46 兵は多益に非ざるも

■ 部下がついていきたくなる上司とは? 兵力数が圧倒的に多くなくても、軽率に猛進さえしなければ、少ないながらも戦力を集中して敵情を読むのには十分であって、最後には敵を思い通りに屈服させることができる。そもそも何らの周到な考えなしに敵を頭から侮るような将軍(リーダー)は、敵の捕虜にされるのが落ちである。 兵士たちがまだ将軍(リーダー)に対して心をひとつにして親しんでもいないのに、兵士たちを処罰しても…
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経営戦略(基礎編)

経営戦略概史(12)コトラーによる「マーケティング・マネジメント」- STP・MM・PLC戦略を体系化

■ マーケティングを普及させた『マーケティング・マネジメント』 「経営戦略」の歴史を、三谷宏治著「経営戦略全史」(以下、本書)をベースに説明していきます。コトラーが著した『マーケティング・マネジメント』は1967年に初版が発行された後、今や12版を数えるに至っています。本著は、800ページを超える大著であるため、通読に骨が折れますが、CRMやSFA、e-commerce などにも言及されており、常…
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孫子の兵法(入門編)

孫子 第9章 行軍篇 45 杖つきて立つ者は、飢えるなり

■ (続)敵軍における各種の兆候から、意図や実情を汲み取る! 第9章44節の続き。 13.敵兵の窮状を知る 兵士が杖にすがってやっと立っているのは、敵兵が飢えて衰弱しているからです。 水汲みにやってきた軍属が、自ら真っ先に水を飲むのは、敵兵が飲水に渇いているからです。 進撃の利益を知りながら進撃してこないのは、敵兵の体が疲労し、精神が倦んでいるからです。 多数の鳥が群れ止まっているのは、すでにその…
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孫子の兵法(入門編)

孫子 第9章 行軍篇 44 敵の近くして静まる者は

■ 敵軍における各種の兆候から、意図や実情を汲み取る! 1.落ち着いている敵 敵が自軍の近くにいながらにして、平然と静まり返っているのは、敵軍が占める地形の険しさを頼りにしているからです。 2.誘ってくる敵 敵が自軍から遠く離れて布陣しているにもかかわらず、戦を仕掛けて自軍の進撃を願うのは、敵軍が戦列を布いている場所が平坦で戦闘に有利だから誘ってきているのです。 3.移動してくる敵 多数の木立がざ…
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経営戦略(基礎編)

経営戦略概史(11)アンドルーズは「戦略プランニング手法」を広めたが戦略自体はアートだと信じた - SWOT分析はここから始まった

■ 近代マネジメントの到達点『ビジネスポリシー』 「経営戦略」の歴史を、三谷宏治著「経営戦略全史」(以下、本書)をベースに説明していきます。バーナード、ドラッカー、アンゾフ、チャンドラー、そしてバウアーたちが打ち立てたコンセプトを整理し、世に広めたのが、HBS(ハーバード・ビジネススクール)の看板教授だったケネス・アンドルーズでした。 本書によりますと、 アンドルーズは、34歳の頃には、HBSで「…
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孫子の兵法(入門編)

孫子 第9章 行軍篇 43 軍の行く手に伏匿(ふくとく)すべき者有らば

■ 怪しいところには近づかない。近づくときは確かめてから。 軍隊の進路に、険しい場所やため池や窪地、葦原や小さな林や草木の密生した暗がりなど、身を隠して潜むことのできる地形があるときは、慎重に捜索を反復しましょう。そういう場所は、悪巧みを抱く敵兵が潜伏する場所だからです。 ----------------- こうした地形には、伏兵や密偵、落石や樹木の伐苅(ばっかい)によって進軍を妨害する破壊工作員…
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孫子の兵法(入門編)

孫子 第9章 行軍篇 42 絶濶(ぜっかん)に天井(てんせい)に遭わば、亟(すみや)に之を去り

■ 敵の実力を発揮させない。自社の実力を発揮できる土俵で戦う! 断崖絶壁にはさまれた谷間で行動中に、①天然の井戸、②天然の穴倉、③天然の仕掛け網、④天然の落とし穴、⑤天然の切り通しなどに遭遇したときは、必ず、すばやくそこから離脱して、接近してはいけません。自軍はそこから遠ざかりながら、敵軍にはそこに近づくように仕向けましょう。自軍はそれに対向しながら、敵軍にはそれを背にするように仕向けましょう。 …
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孫子の兵法(入門編)

孫子 第9章 行軍篇 41 水流至らば、渉(わた)るを止め

■ 株式相場の格言にもあります 「休むも相場」「損して休むは上の上」 上流で雨が降り、増水した水流がすでに渡河地点に及んだならば、渡河を中止して水かさが減るまで待機せよ。 ----------------- 完全に消化試合ですみません。この節は現代ビジネスへの応用のしようがありません。ただ言えるのは、外部環境をしっかり観察して、「待つ」経営ができるように、待機資金を常に準備しておきましょう、程度の…
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経営戦略(基礎編)

経営戦略概史(10)バウアーはマッキンゼーをつくり「事業部制組織」導入支援の組織戦略をコンサルファームの新商品に仕立てた

■ 織戦略コンサルティングファーム マッキンゼーの誕生 「経営戦略」の歴史を、三谷宏治著「経営戦略全史」(以下、本書)をベースに説明していきます。本書は、学者、コンサルタント、実務家を配置して、経営戦略の歴史物語を紡いでいくバランスが絶妙です。今回は、経営コンサルティングファームの草分け、マッキンゼーを実質的に立ち上げた立役者、バウアーの物語です。 本書によりますと、 世界最大の経営コンサルティン…
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