ヘンリー・フォード(1)あら探しをするより改善策を見つけよ。不平不満など誰でも言える。

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■ あなたがやるべき優先度の高いことはなんですか?

Don’t find fault, find a remedy; anybody can complain.

あら探しをするより改善策を見つけよ。不平不満など誰でも言える。

(米国の実業家、フォード・モーター創業者 / 1863~1947)
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大テイラー主義の権化だった炎の経営者。徹底的な現実主義者。この言は発言者の生き様を知らないと、本当のありがたみはわかりません。私なぞが恐れ多くも、こういう発言をしても誰も耳を傾けないでしょう。(^^;)

古くから日本には『岡目八目』という言葉があります。

「当事者よりも第三者のほうが、冷静で客観的に物事を見られる」という意味で、他人が打っている囲碁を傍で観戦している人のほうが、対局者よりも八目も先の手が見えるという経験値から生まれました。しかし、その傍観者も当事者になったら、同じ状況になるということです。

私はこれらの言葉を常に胸に秘めて仕事をしています。

というのは、頑張って仕事をやろう、課題を気張ってやり遂げようとすればするほど、悪手を打ってしまう経験があるからです。よく若手に言うのは「頑張らない」。(^^;)

焦って、気張って、気負って、何かをやろうとしても、冷静な判断の方がよい結果を生むことが多くあります。自分がそういう追い込まれた状況になればなるほど、窮地を逃れる手を考えます。納期を一旦伸ばしてもらったり、制約条件を緩めてもらったり。そして落ち着いて最善策を考え抜こうとします。

そして、フォードのこの言葉が次に頭の中に去来するのです。自分に課せられたタスクが大変であればある程、そのタスクの発生原因となった先人の過失や、無理難題を突き付けてくる依頼者の無謀さや無遠慮さに一瞬は頭に来ることがあります。しかし、課題は誰かがいつかは解決しなければなりません。起きてしまったことは覆すことはできません。投げかけられた問題は対処する必要があります。そこで、しでかした先人や無理難題を吹っかけてくる依頼者に感情をぶつけても、事は前に進まない、と割り切ってしまうのです。

自分をそういうマインドセットするのに、これらの言葉を頭の中で唱えます。そして、前向きな思考と態度でただひたすらに解決策を考え抜きます。ただし、肩の力を抜いて、「岡目八目」と唱えながら。

そして不平不満を声高に叫ぶ人は軽く無視します。(^^;) 発想の転換をしてください。不平不満を唱えている人は本当にその課題を解決したいと決して真剣に考えていないのです。ただ感情の発露として、怒ったり皮肉ったりしているだけです。真剣に課題解決をしたいと思ったら、自分自身で真剣に解決策を考えるか、建設的な姿勢で他人に協力を依頼するに決まっていますから。

課題解決志向で行きましょう!!

(参考)
⇒「経営戦略概史(3)大衆社会を生み出した「フォード生産システム」

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