松下幸之助(8)誰でもそうやけど、反省する人は、きっと成功するな。本当に正しく反省する。

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■ 後悔と反省は違う!

誰でもそうやけど、
反省する人は、きっと成功するな。
本当に正しく反省する。
そうすると次に何をすべきか、
何をしたらいかんかということが
きちんとわかるからな。
それで成長していくわけや、
人間として。

20171104_松下幸之助

(現パナソニック創業者 / 1894~1989)
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後悔先に立たず。

物事が起きる前にやるべきことをやっていなかったから、事の理(ことわり)の自然な流れで、なるようになった、来るべき帰結が導かれた、ということに対して、思わしくない結果に心痛めているだけだと、それは「後悔」。

「反省」は、そういう過去の因果律を踏まえて、次はどうしたら同じ二の舞を踏むことにならないようにできるか、もっと別の望ましい方法や帰結を探し出せないかを前向きに考えることです。

それは、まったくゼロから、無から有を生むことを強要するのではなく、何らかの過去経験を踏まえて、次はもっとうまくやりたい、「改善」「改良」の心構えと同じです。

これは、経営管理や管理会計の領域で間違った、目標管理プロセスとしての「PDCAサイクル」ではなく、デミング博士が提唱した本家の「PDCAサイクル」そのものの考え方と同一のものです。

⇒「PDCAサイクルと経営管理
⇒「予算管理でPDCAが回せている自信ありますか?

私はこういうマインドセットや方法論を全否定するつもりはありませんが、こういう思考プロセスもあくまでツールなので、人がどう使うかです。それは、AIや株式投資でのテクニカル分析でも同じこと。過去のトレンドや傾向である程度、将来に対する見通しが立つのは、未来は過去からの連続性にある、という因果律が成立する範囲でのみ有効な手法なのです。

明日のルール、明後日の市場環境が、昨日や一昨日とは激変する、変化の激しい領域に身を置く人たちには、このような訓戒は、いささか有効性に欠けるかも。でもね、因果律の連続性が大事なのではなくて、常に事物を分析して、次に生かそうとする前向きでかつ執着的な思考プロセスをタフに保持し続けること。それが大事、ということだと思います。

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