マーガレット・サッチャー(2)目的を持って努力しなければ、成功は得られません

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■ 何のために毎日の努力を注ぐのか、自覚的でいることの大切さ

What is success? I think it is a mixture of having a flair for the thing that you are doing; knowing that it is not enough, that you have got to have hard work and a certain sense of purpose.

成功には素質も必要でしょう。しかし、それだけでは十分でないことを自覚し、目的を持って努力しなければ、成功は得られません。

(英国初の女性首相 / 1925~2013)
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今日は努力の仕方について、私の持論をお話ししたいと思います。通常は、「努力しなさい。もっと努力しなさい。毎日努力を絶やさないようにしなさい。」と、努力する大切さをただただ盲目的に、訴える人が多いように思います。しかし、私は「毎日絶やさずに努力した方がいいと思いますよ。でも、もっと大切なのは、努力する方向を見失わないことです。」というメッセージを皆さんに伝えたいと思います。

例えば、この仕事をやりきるとスキル・経験値として自分に何が残るのか? あの鍛錬を積むと自分の中に何が武器として残って、作業品質が高まるのか? 意識することで、仕事への挑み方が全然違ってきます。単純に見える各部門の年間予算の集計。表計算ソフトで、提出された予算表をマージして、全社の損益予算を算出するだけ。でも、予算値の集計の際に、部門が提出してきた数字のひとつひとつの成り立ちに思いを馳せるだけで、事業部ごとの来期の施策や、組織長の慎重さ(あるいは無謀さ)といった人となりが手に取るように分かり、次のステップに来る予算折衝での交渉材料にも活かすこともできます。また、表計算ソフトの使い方やフォーマットを毎年工夫し、もっと効率的に、もっと短時間で集計できるようにしたり、分析チャートを付したりして、異常値や傾向を把握しやすくこともできます。

もっとわかりやすく言うと、ひとつの仕事や読書などの自己修練に多重的な目的をかけることで、一石何鳥も狙うということ。これを何年、何十年続ければ、同類の仕事を任されたはずの周りの同僚より、圧倒的な差が生まれることでしょう。

与えられた仕事に意欲的取り組み、常に期待値以上の成果と成長の跡を見せることができたら、上司やクライアントは次のもっと魅力的な仕事を優先的にあなたに割り当てることでしょう。そうすれば、より高い質の仕事を優先的に取り組めるチャンスも人より多く得られ、より早い成長が見込めます。いたずらに競争心をあおったり、優越感を得るためだけで仕事をすることをお勧めしているわけではないのですが、仕事に対する達成感が違いますよ。

長期的な目的をしっかりと持っていれば、目の前の仕事のこなし方もその時々の状態で変化させることができます。あなたの仕事スタイルが緻密で精確であることが評価されているとして、その長所を伸ばすのが正道ですが、一方で大胆に効率的な手抜きをする方法も身に付けたいかもしれません。長期的な視点に立てば、精密性を高めることがあなたの武器になることが分かっていても、柔軟に品質と納期を調整できる判断力も養いたいとしたら、目の前の仕事で、その判断力を試すことも意識的に実践することができます。

常に、目線はより広い水平線を見通せるように意識する。具体的な中間達成目標を掲げて、目の前の仕事への取り組み方を柔軟に変更する。それが正しい努力の仕方だと思います。

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