タグアーカイブ: キャッシュフロー

実務で会計ルールをおさらい

日本郵政が豪物流子会社巡り最大4000億円規模の減損損失の計上へ - のれんの一括償却で膿を出し切り経営が上向くと考えるのは誤解です!

■ 日本郵政がお手軽に国際物流事業を立ち上げた見返りは最大4000億円規模の減損損失 ! スピード感ある企業成長を企図して海外事業にまつわるM&A手法が用いられることが多くなりました。ただでさえ、事業の目利きは難しいのに、海外、しかもこれまで手掛けたことの無い事業買収にはリスクがつきものです。 2017/4/21付 |日本経済新聞|朝刊 日本郵政が巨額減損検討 豪子会社巡り、数千億円規模か…
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会計で経営を読む

両市場、経済合理性は 築地、再整備費が必要に 豊洲、実質赤字年27億円 - 差額収支分析は意思決定会計の独壇場!

■ 対立する2案の採算を比較評価するのは差額収支分析の得意中の得意技なのです! 最近耳目を集めている築地市場へ豊洲への移転問題。環境規制や政治的な思惑は別として、純粋に経済合理性だけで、どっちの方がお得なのでしょうか。新聞記事で言及のある材料だけで判断できないこと、さらにこの材料だったらこういう判断しかできません、というのを示し、この領域での意思決定会計の道具性をも検証してみたいと思います。 しか…
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会計で経営を読む

東芝、原発で数千億円損失 米社買収に絡み 今期最終赤字の可能性 資本増強を検討 - その後の株価報道の方へ物申す!

■ 東芝はIFRS適用を見送っていますが、減損損失は発生します! 東芝は、2016/3/17に、2017年3月期末から予定していた国際会計基準(IFRS)の任意適用をいったん見送ることを発表しました。構造改革や内部管理体制の強化など、再建計画を優先するため、という説明でした。そして、IFRS適用していなくても、日本基準における「」により、定期償却を行っている「のれん」を含めて、一般的に有形無形固定…
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経済動向を会計で読む

国際会計基準への移行で500億円の営業利益を押し上げるリクルートと、研究開発費を投資とみなして31兆円のGDPを押し上げる内閣府について

■ 会計基準を変えて、かさ上げされた業績をどう考えるか? 国民経済計算の計算基準を国連が定めた08年基準に変えて名目GDPを31兆円底上げする内閣府と、IFRS(国際会計基準)へ移行することで、500億円弱の営業利益の底上げを図るリクルート。業績の測定基準の改訂差異をどう評価するか? 数字を見る者のリテラシーと数値提供側の意図を裏読みする洞察力の両方が必要とされる事例のようです。 2016/12/…
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とことんROE

(やさしい経済学)ROE重視と企業価値創造(8)キャッシュフロー創出力がカギ 小樽商科大学准教授 手島直樹 - 企業価値は会計的利益をひとひねりしないと出てこないけど、単純にキャッシュフローでもありません!

■ 衝撃に備えよ!「ROE」も「キャッシュフロー」もそのままでは企業価値評価には使えない! 日本経済新聞 朝刊で2016/10/14~10/25、全8回連載で、「ROE重視と企業価値創造」について小樽商科大学手島直樹准教授による解説記事が掲載されました。2014年8月に公表された「伊藤レポート」の衝撃から、株主還元100%を宣言する会社が登場する等、ROEが経営者や一般投資家を巻き込んで激しい論争…
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とことんROE

(やさしい経済学)ROE重視と企業価値創造(3)当期純利益は目的でなく結果 小樽商科大学准教授 手島直樹 - KPI経営の基本とは KPI・CSF・KGIの関係から

■ 定説を疑え!「当期純利益は株主に帰属する利益」という言説の正当性を問う! 日本経済新聞 朝刊で2016/10/14~10/25、全8回連載で、「ROE重視と企業価値創造」について小樽商科大学手島直樹准教授による解説記事が掲載されました。2014年8月に公表された「伊藤レポート」の衝撃から、株主還元100%を宣言する会社が登場する等、ROEが経営者や一般投資家を巻き込んで激しい論争や株式市場での…
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所感

制管一致について(2)その前に制制一致の問題があります!パート2:会計基準差異とIFRS導入

■ 制度会計ルールに従っても、なぜか評価基準として使えない財務諸表 筆者が本当に取り上げたい本題は、「制管不一致」なのですが、その前に「制制不一致」問題を語る必要があり、前回は、日本における①金商法会計、②会社法会計、③税法会計に横たわる差異について思いを語らせて頂きました。 ⇒「制管一致について(1)その前に制制一致の問題があります!」 今回は、引き続き「制制不一致」パート2として、グループ連結…
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国際会計基準IFRSが変える(上)グループ経営のインフラに 共通モノサシ、内需企業も

■ 安易な管理基準の統一は逆に「臭いものに蓋」にならないように! 世間では、IFRS(国際会計基準)採用によるグローバルでの会計基準の統一で、グループ企業の管理がやりやすくなる、という声が標準となっています。グローバル製造業の管理会計に長年携わってきた筆者からひとつ注意事項を。 2015/10/9付 |日本経済新聞|朝刊 国際会計基準IFRSが変える(上)グループ経営のインフラに 共通モノサシ、内…
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東芝、業績連動報酬を刷新 不適切会計の再発防止

■ キャッシュフローによる業績評価で再発防止 新生、東芝のこれからの信頼回復に、諸処の「不適切会計の再発防止策」が立案されています。どれも、きちんとした専門家が立案されたような立派な案だと思います。ただひとつ、「管理会計」視点からもの申させていただきたいと思います。 (決して、東芝再生に水を差す意図はございませんので、その辺はご容赦ください。純粋に管理会計屋として、職業上の立場からの意見表明です。…
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実務で会計ルールをおさらい

(スクランブル)会計問題、身構える市場 「利益の質」で投資先選別

■ 企業が開示する利益情報の質を問う 最近、企業がディスクローズする財務諸表の信憑性の問題がマスコミで騒がれていますが、まだまだ企業側も投資家側も、両者に情報を提供し、世論を形成するマスコミも、会計的な業績評価として重要視されている傾向がまだあると思います。 2015/7/23|日本経済新聞|朝刊 (スクランブル)会計問題、身構える市場 「利益の質」で投資先選別 (注)日本経済新聞の記事へ直接リン…
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