Tag archives for キャッシュフロー計算書

会計で経営を読む

ソフトバンクのレバレッジ経営、アーム・ホールディングス買収を2重のキャッシュフローで読み解く!

■ ソフトバンク孫社長は実業家ではなく投資家だ! アリババ集団やスーパーセルの株式売却はアーム社買収のための布石だったのでしょうか? 7/20の日本経済新聞のインタビュー記事では、まだ決まっていなかったと否定されていましたが、それを真に受けるほど、デューデリジェンスが簡単な作業とは思えませんがね、、、(^^;) 2016/7/19付 |日本経済新聞|夕刊 ソフトバンクが巨額買収 英社を兆円で Io…
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財務会計(入門編)

不適切会計の手段 -キャッシュフロー操作(5)持続不可能な活動による営業キャッシュフローの増大

■ 一度きりのライフラインを使ってしまったキャッシュフロー計算書の恐ろしい顛末 経営者は、株主などのステークホルダーからのプレッシャーや自身の業績変動給を高めるために、常に財務諸表を良く見せようとする誘惑に駆られてしまいがちです。そのよく見せたい、という動機から採り得る手段が、一時的な効果だけをもたらすもので、その瞬間の企業の命を救うには絶好の手段かもしれませんが、それは単に死亡宣告通知が出るのを…
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会計で経営を読む

(十字路)米国経済は万全か - 自社株買いは本当に株価を押し上げるのか?

■ 高名な専門家のコラムに異を唱えるなんて。でも自社株買いで株価が実力以上に?本当? おそらく、マクロ経済学でいうところの「市場の失敗」のプロットで、「自社株買いが実力以上の株価を形成する」とおっしゃったのでしょう。でも、コラムという文字数制限があるところで、この記述だけだと、自社株買いすれば論理的に株価を実力値以上にあげられる株価対策として有効だ」という誤ったメッセージになってしまいますよ。では…
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財務会計(入門編)

不適切会計の手段 -キャッシュフロー操作(4)事業の買収・売却を使った営業キャッシュフローの水増し

■ M&Aのテクニックで見せかけの営業キャッシュフローの成長を演出する! 営業キャッシュフローの成長は、正常な企業成長の証(あかし)です。しかし、株式市場からの圧力への対応や経営者自身の報酬の維持のために、営業キャッシュフローの増大を演出する事例が後を絶ちません。本来は、営業キャッシュフローそのものとその成長は、真っ当なビジネスから生み出されるべきものなのですが、M&Aに関わるテク…
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財務会計(入門編)

不適切会計の手段 -キャッシュフロー操作(3)通常の営業キャッシュ・アウトフローを投資の区分にシフト

■ 投資の区分をキャッシュ・アウトフローの最終処分場に! 謀略を好む経理担当者は、見つかりたくない厄介なキャッシュ・アウトフローのための秘密の廃棄物処理場を持っています。それはキャッシュフロー計算書の投資の区分と言われています。企業は通常の営業キャッシュフローを投資の区分へ葬り去る多数の賢い方法を見つけていて、それらが永久に消失することを願っているのです。 シニカルないい様はこれくらいにして、本記…
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財務会計(入門編)

不適切会計の手段 -キャッシュフロー操作(2)財務キャッシュ・インフローを営業の区分にシフト

■ 映画「ツインズ」と「キャッシュフロー計算書」での操作は瓜二つ 1988年のハリウッドのコメディ映画「ツインズ」は、アーノルド・シュワルツェネッガーとダニー・デヴィートが、似ていない双子を演じ、大ヒットしました。彼らは遺伝子研究所で完全な子どもをつくる極秘実験の結果、受精プロセスを操作し、全ての長所をシュワルツェネッガーに注ぎ込み、もう一方のデヴィートに遺伝子のクズを送り込みました。研究に携わっ…
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財務会計(入門編)

不適切会計の手段 -キャッシュフロー操作(1)営業キャッシュフローのトリック総論

■ 発生主義による会計的利益からキャッシュフローへ 今回から、キャッシュフロー操作のお話を始めます。投資家をはじめ、財務諸表に注目してきた人々は、損益計算書(P/L)における利益の粉飾に頭を悩ませ、発生主義に基づく「会計的利益」「損益計算」そのものの信憑性を疑うようになりました。そこで、複式簿記の申し子であった「利益」情報を見限り、一種の先祖返りではあるのですが、「キャッシュフロー(CF)」に信頼…
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