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ステークホルダー

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会計で経営を読む

ビジネス・ラウンドテーブルの「株主第一主義」見直し宣言と株主の短期主義の関係とは

株主第一主義がNGなのではなくて、短期主義偏重が、株主を含む全てのステークホルダーの利益を損なうのだということにもっと多くの人が気づいてくれることを願います。ダイエットしている人に向かって、「それ食べると太るよ!」と忠告するより、「これは●●キロカロリーです」と表示してあげるほうが、皆が生きやすい世の中になると思いますがいかがでしょうか?
財務会計(入門)

企業会計原則(18)損益計算書 総額主義の原則 事業規模と事業収益性を正しく把握するために

総額主義の対義語は純額主義です。企業会計原則においては、損益計算書と貸借対照表の両方に総額主義の原則が設定されています。企業の経済活動を明瞭表示するために、総額主義の原則が損益計算書に課せられています。それは、損益計算書が、企業の取引規模をステークホルダーにも把握できるような数字になっていることを要請するものです。
財務会計(入門)

企業会計原則(17)表示の基本原則 総論まとめ

会計情報は、企業の利害関係者(ステークホルダー)にとって、読んで理解が進むよう簡潔でかつ網羅的な表現がなされている必要があります。誰かに企業業績と財政状態を正しく伝えることで、読み手である利用者の経済活動などに関する意思決定に十二分に利用してもらうのが存在理由だからです。
会計で経営を読む

ビジネス・ラウンドテーブルが「株主第一主義」の行動原則を見直し - ステークホルダー重視へ舵を切った

米国経営者団体が株主の利益より従業員や地域社会の利益を優先するという宣言を出しました。ストックホルダーとステークホルダーのどちらを向いた経営をするべきか、日本ではとっくの昔にステークホルダー重視の経営の方が大切であるという答えが出ていましたので、ビジネス・ラウンドテーブルの今回の発表も別に驚きはありません。
実務で会計ルールをおさらい

増える独自の利益指標 「事業利益」「コア営業利益」 – 相対評価と絶対評価のいずれが優秀に見えるか、それが問題だ!

光指すところ必ず影がある。右があれば左がある。今回は、財務諸表による企業業績の開示について、その二面性をひとくさししたいと思います。 2019/9/20 |日本経済新聞|朝刊 増える独自の利益指標 「事業利益」「コア営業利益」…本業の動向示...
プロジェクトマネジメント(基礎)

フィーチャー・クリープ(機能の増殖) - あなたは度重なるクライアントからの要望を捌くことができるか?

■ 積荷や装備を増やすと自重で船が沈むのは当然のこと 製造業の場合は自社製品の企画・設計の段階で、サービス業の場合は自社サービスメニュー開発において、経営コンサルタントの場合は基本構想や要件定義の場において、度重なる顧客や上司、さらには同僚...
会計で経営を読む

(真相深層)ビール「シェア」巡り紛糾 キリン、PB受託分を計上の意向 統一基準での公表に暗雲 - 統計の継続性を重視するか正しい統計開示を重視するか?

■ 業界団体によるシェアなどの統計量の時系列データ公表の形について 時系列での統計量の開示は、業績推移やトレンド把握の強力なツールとなり、財務分析やマーケティング分析、生産管理(受発注管理)などに大いに役立つものです。しかし、その数字が各自...
会計で経営を読む

有価証券報告書 トップ自ら発信 金融庁、情報拡充へ指針 優位性やリスク分析 - 情報発信力が問われる企業に求められるものとは?

■ 日本の情報開示の姿勢が変わった!? 日本企業でSR・IR・PRなどの部署に携わっていらっしゃる方々には受難の時代と申しましょうか、企業からステークホルダーへの情報開示の在り方について、大きく潮目が変わり、期待値も高まっている時代になった...
財務会計(入門)

企業会計原則(10)単一性の原則とは - 形式多元は認めるけど実質一元を求める。二重帳簿はダメ!

■ 作為的な二重帳簿は許しません! 今回は『企業会計原則』における『一般原則』の学習の第10回目となります。今回は、「単一性の原則」になります。 『企業会計原則』の全体構成は下図の通りです。 そして、その3部構成の『一般原則』の構成は次の通...
管理会計(基礎)

制度会計と管理会計(2)制度会計は過去、管理会計は未来を見ている はもう古い!

■ 時間軸で「制度会計」と「管理会計」を考えてみる このテーマは、筆者としてはコラム風にしておかないとシャレにならないので、つらつらと口語的に連載していきたいと思います。この新年度でビジネスパーソンの仲間入りをしたフレッシュな方々にも、会計...
管理会計(基礎)

制度会計と管理会計(1)「比較」するという視点からは共通の性質を持っている!

■ 「制度会計」と「管理会計」の共通点は「比較」の視点 このテーマは、筆者としてはコラム風にしておかないとシャレにならないので、つらつらと口語的に連載していきたいと思います。この新年度でビジネスパーソンの仲間入りをしたフレッシュな方々にも、...
財務会計(入門)

企業会計原則(7)継続性の原則とは(前編)相対的真実を守りつつ、比較可能性と信頼性のある財務諸表にするために

■ 「継続性の原則」はステークホルダーに分かりやすく財務諸表を分析してもらうため 今回は『企業会計原則』における『一般原則』の学習の第7回目となります。今回は、「継続性の原則」の前編になります。 『企業会計原則』の全体構成は下図の通りです。...
財務会計(入門)

企業会計原則(6)明瞭性の原則とは(後編)読めばわかる財務諸表のために記載する注記 会計方針、後発事象

■ 「明瞭表示の構成」を明瞭に解説してみるPART2 今回は『企業会計原則』における『一般原則』の学習の第6回目となります。今回は、「明瞭性の原則」の後編になります。 『企業会計原則』の全体構成は下図の通りです。 そして、その3部構成の『一...
財務会計(入門)

企業会計原則(5)明瞭性の原則とは(中編)- 読めばわかる財務諸表のための 区分表示の原則、総額主義の原則

■ 「明瞭表示の構成」を明瞭に解説してみる 今回は『企業会計原則』における『一般原則』の学習の第5回目となります。今回は、「明瞭性の原則」の中編になります。 『企業会計原則』の全体構成は下図の通りです。 そして、その3部構成の『一般原則』の...
財務会計(入門)

企業会計原則(4)明瞭性の原則とは(前編)- 財務諸表によるディスクロージャー制度の包括的な基本原則

■ 『明瞭性の原則』の必要性 今回は『企業会計原則』における『一般原則』の学習の第4回目となります。 『企業会計原則』の全体構成は下図の通りです。 そして、その3部構成の『一般原則』の構成は次の通りです。 会計全般にかかる包括的原則の中で、...
会計で経営を読む

(Deep Insight)カープが説く「国民総株主」- 経営の神様 松下幸之助の「国民総株主論」か企業統治指針か?

■ あの好調球団を支えているのは「株主」だった!? 現在、セリーグトップを走る好調広島東洋カープ。その誕生の裏には、「株式」があったというお話。市民球団という視点から語られることの多かった話題ですが、「市民」と同程度に「株主」がその成功の裏...
会計で経営を読む

(十字路)経営者の意識 - 会社は誰のものか? 株主は株式の所有者であって会社の所有者ではないって本当?

■ 会社経営をするうえでのマインドセットとしては正しいステートメントです 欧米流のコーポレートガバナンスが日本市場に流入してきて、株主重視の経営というものが声高に叫ばれている昨今です。筆者のそこそこのビジネス経験でも、そうしたブームは2回経...
会計で経営を読む

グローバル企業、詳細な税務情報公表 節税批判受け - CSRの先に公表企業にどのような思惑があるのか?

■ 企業側から積極的に税務情報を公表し始めた思惑の裏はあるのか? 2015年8月、モサック・フォンセカ法律事務所が作成していた「パナマ文書」が外部流出し、タックスヘイブンを活用した過度な租税回避に対する社会的批判が高まり、グローバル企業側も...
会計で経営を読む

持続的な企業価値向上とコーポレートガバナンス整備のあり方に関する提言 関西経済連合会から

■ 関西経済連合会のコーポレートガバナンスのあり方への提言を評価する! 日本経済新聞夕刊の著名コラムで標題にある関西経済連合会のコーポレートガバナンスに対する提言が取り上げられており、コラムでも興味深い分析がなされていたので、さらに尻馬に乗...
管理会計(基礎)

(イントロダクション)-『管理会計』またの名を『戦略会計』

■ 管理会計か戦略会計か 論者や学者、会計コンサルタントによって、「管理会計」「戦略会計」はたまた「経営管理会計」などなど、呼び名はいろいろありますが、筆者には別段こだわりがありません。ですので、本ブログでは特に領域を特定しない限り、「管理...
会計(基礎)

会計を報告するとは

どうして報告する必要があるのか 会社を経営していくにあたり、いろんな人たちと一緒に仕事をしていきます。個人商店でもデイトレーダーでも、必ず誰かと商売上の取引についてコミュニケーションをする必要があります。 私は、会社経営とは「互恵(ごけい)...
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