Tag archives for 事業ポートフォリオ

会計で経営を読む

企業成長手段の賢い選択とは アンハイザー・ブッシュ・インベフとカルソニックカンセイの例から(1)M&Aによる事業ポートフォリオ組成の成功の秘訣 (GLOBAL EYE)個性派企業の買収相次ぐ 消費成熟「革新」取り込む

■ 食品や日用品業界ではブランドによる事業ポートフォリオを組成して、企業成長を狙う 日本経済新聞にて相次いで、企業成長のためのM&AやTOBの記事が目に飛び込んできましたので、改めて、企業成長の賢い選択について考察してみたいと思います。どうして企業成長しなくてはいけないのか、という命題については、別途議論するとして、ここでは、企業成長することが所与の前提条件として、そのための賢い企業戦略に…
続きを読む
会計で経営を読む

セブン&アイ・ホールディングス 鈴木敏文前会長兼CEO退任まで(1)発端はサード・ポイントの株式取得から始まった - 日本経済新聞まとめ

■ セブン&ホールディングスに挑んだアクティビストの行動から一連の動きが始まった! ここ2週間余り、マスコミを騒がせた日本トップのコンビニチェーンを要するセブン&ホールディングスのトップ人事関連の騒動について、ここまでの日本経済新聞の報道をまとめていきます。はるか、1月に遡っての解説。筆者ならではのキュレーションをお楽しみください。 注)職業倫理の問題から、公開情報に基づいた記述に徹します。また、…
続きを読む
会計で経営を読む

パナソニック「利益重視に」 売上高10兆円目標撤回  20年度、営業益1.5倍の6000億円 ー管理会計屋なら売上目標撤回をどう見るべきか?

■ 売上目標の撤回で大騒ぎ! 特に驚くことではないように思えるのですが、、、 パナソニックが、2016年3月31日に、2016年度事業方針を津賀社長の口から発表しました。新聞報道も、筆者の周りの仕事関係者もこぞって「売上目標の撤回」を話題にしていました。孤高の管理会計屋を気取る筆者にとっては、特に驚くことではなかったのですが、彼我の受け止め方の違いのあまりの大きさに筆を執ることにします。 注)風説…
続きを読む
会計で経営を読む

「社長が薄給の国ニッポン アジアは高給で人材確保」-あなたの会社の社長は適正価格ですか?

■ 「薄給」と酷評されている日本の経営者の質と量を問う! 日本の経営者には厳しい視線の記事が目についたので、論点をまとめて整理していきたいと思います。日本の経営者を取り巻く環境がそもそも、従来の延長線上では考えにくくなりつつあることを反映しているものと推察しております。 2016/2/25付 |日本経済新聞|朝刊 (アジアVIEW)社長が薄給の国ニッポン アジアは高給で人材確保 「米グーグルの最高…
続きを読む
経営管理(基礎編)

組織管理(2)- 組織デザインパターンの応用形 「機能別組織」と「事業部制組織」の間には

■ 「分業」と「調整」のバランスで如何様にもバリエーションが考えられます! 前回は、「組織管理(1)- 組織デザインを考える 「分業」の利益と「調整」コストのバランス」と題して、①組織管理の全体像、②組織デザインの決定要素についてお話しました。今回は、前回ご紹介した組織デザインの基本3形、「機能別組織」「事業部制組織」「マトリックス組織」から、主に「調整」面からどのような意思決定権限の配分に工夫を…
続きを読む
会計で経営を読む

パナソニック、事業部が自ら「増減資」 来期から 新制度で資本コストの意識一段と

■ パナソニックのCCMがさらに進化する! その前に前回のおさらい パナソニックの事業部別の資本コスト管理体制につきましては、2015年3月11日の日経新聞朝刊記事でも取り上げられ、筆者も3回にわたり、解説を付しています。そこでは、「CCM(キャピタルコストマネジメント)」の運用の高度化を目指し、43事業部それぞれの事業利益に課せられる資本コストを別々に管理することで、パナソニック全体の資本コスト…
続きを読む
とことんROE

(ビジネスTODAY)ソニー株主総会「利益と成長実現」  エレキ再建、株主と溝

■ 「ROE」は「目的」ではない。「目標」「規律」だ! 6/23のソニー定時株主総会で、4月に副社長に就いた吉田憲一郎最高財務責任者(CFO)の口から名言!?が飛び出しました。 「ROEは経営の目的ではなく目標であり規律だ。短期的に極端なコストダウンや投資削減は考えていない」 2015/6/24|日本経済新聞|朝刊 (ビジネスTODAY)ソニー株主総会「利益と成長実現」  エレキ再建、株主と溝 (…
続きを読む
会計で経営を読む

パナソニック、資本コスト管理体制を事業部別に 来月から 中長期の成長に備え(3)

■ CCMの進化は事業部ごとの期待収益率の設定から 今回はパナソニックのCCMについての説明の最終回となります。「前々回」がCCMの概要、「前回」がCCMの計算方式を説明しました。「今回」は、43ある事業部ごとに異なる期待収益率(資本コスト)をどうやって設定するのか、そして、43事業部にどのように事業資金を配分するのか、極々基本的なファイナンス理論だけを使って簡略的説明を試みます。 それでは、新聞…
続きを読む
会計で経営を読む

パナソニック、資本コスト管理体制を事業部別に 来月から 中長期の成長に備え(2)

■ CCMのEPからの「守破離」具合 パナソニックが、資本コストを基準に各事業部の業績管理を行うとするCCM(キャピタル・コスト・マネジメント)の解説の続編になります。 CCM = 事業利益 - (投下資産 × 期待収益率) ※ 期待収益率:その事業に投下された資産が稼がなくてはいけないとする利益率 → 投資家から見れば、「資本コスト」と同義 「前回」は、CCMの基本構造と、基本としているEP(E…
続きを読む
会計で経営を読む

パナソニック、資本コスト管理体制を事業部別に 来月から 中長期の成長に備え(1)

■ 資本コスト管理を事業部別に パナソニックが、資本コストを基準に各事業部の業績管理制度を進化させるとの記事がありました。資本コストを考慮して、投資収益性評価でもって事業価値を測るというのは、全社ベースではよくある話ですが、事業部ごとに異なる資本コストを適用して、それぞれの事業収益性を評価するとともに、全社(事業ポートフォリオ全体)で投資家の収益期待を超えようとする試みは、なかなか難易度が高いよう…
続きを読む
TOPへ