Tag archives for 利益操作

財務会計(入門編)

不適切会計の手段 -利益操作(7)当期の利益を翌期以降に繰り延べる

■ 会計テクニックを理解するために重要なこと - それは「動機」! 前回とは逆に、利益操作のもうひとつの目的である「利益の過少表示」のための「利益の繰り延べ」を取り上げます。この手法には、下記の2つの手段があります。 1.利益もしくはその源泉である収益の計上を翌期以降に繰り延べる →利益の後ろ倒し 2.将来発生が見込まれている費用を今期に計上する →費用の前倒し それにしても、会計的トリックのノウ…
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財務会計(入門編)

不適切会計の手段 -利益操作(6)費用または損失を隠蔽するその他のテクニック

■ ワンステップで費用計上する場合には、損益計算書に直接手を加えるのです! 前回に引き続き、利益操作の目的のひとつである「利益の過大表示」のための「費用の過少表示」を取り上げます。この手法には、下記の2つの手段があることを前回ご説明しました。今回は、2.の説明になります。 1.本来、当期の発生費用を翌期以降に繰り延べる →計上タイミングを遅らせる 2.費用そのものを隠蔽してしまう →会計として費用…
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財務会計(入門編)

不適切会計の手段 -利益操作(5)当期の費用を翌期以降に繰り延べる

■ 費用計上に至るまでのツーステップ そのワンステップ目で止めれば費用は見えなくなりますが、、、 今回から、数回に分けて、利益操作の目的のひとつである「利益の過大表示」のための「費用の過少表示」を取り上げます。これまでは、収益(売上)や利益そのものをどうにかして大きく見せる手段を説明してきましたが、利益計算するための相手側のコストをどう減らすか(経済実態的には減額されていないのですが、、、(^^;…
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財務会計(入門編)

不適切会計の手段 -利益操作(4)一時的または持続不可能な活動による利益の増大

■ 利益を誤認させるための財務諸表の見せ方 -財務諸表は見た目が9割! 今回は、利益操作の目的のひとつである「利益の過大表示」そのものの手段を取り上げます。これまでは、収益(売上)をどうにかして大きく見せて利益を過大に見せるには? を説明してきましたが、とうとう最終目的のためには、手段を選ばなくなってきました。(^^;) その前に、参考にしている図書の紹介から。 会計不正はこう見抜け この図書の内…
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財務会計(入門編)

不適切会計の手段 -利益操作(3)架空収益の計上

■ 利益を過大に見せたいときは、収益を大きく見せるのが手取り早い 今回は、前回から引き続き、「利益の過大表示」を意図した「収益の過大表示」、その2つめの手段である「架空収益の計上」のトリックの説明を試みたいと思います。 その前に、参考にしている図書の紹介から。 会計不正はこう見抜け この図書の内容を受けて、筆者が整理した不適切会計の全体見取り図は下記のとおり。 では、架空収益を計上するための、先人…
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財務会計(入門編)

不適切会計の手段 -利益操作(2)収益の早期計上の続き

■ 利益を過大に見せたいときは、収益を大きく見せるのが手取り早い 今回は、前回から引き続き、「利益の過大表示」を意図した「収益の過大表示」、しかもその最初の手段である「収益の早期計上」のトリックの説明の続きから始めたいと思います。 その前に、参考にしている図書の紹介から。 会計不正はこう見抜け この図書の内容を受けて、筆者が整理した不適切会計の全体見取り図は下記のとおり。 では、収益の過大表示のた…
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財務会計(入門編)

不適切会計の手段 -利益操作(1)東芝、来月に新経営陣 不適切会計、歴代3社長が辞任 外部人材で刷新委 より学習開始

■ 不適切会計か会計不正か粉飾か マスコミの報道では、財務諸表の虚偽記載の事実をどういう呼称で表現するか、微妙な言い回しのルールがあるようです。刑事告発される前は「不適切会計」、その後は「粉飾」。ただし、日本公認会士協会が出している文書では、会計数値の作成者に、何らかの数値操作の意図があった場合は、「不正」「粉飾」と呼称することになっています。 ⇒「柔らかい言葉を使うこと 「不適切会計」とは?」 …
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