Tag archives for 戦略

孫子の兵法(入門編)

孫子 第10章 地形篇 51 地を知り天を知らば、勝は乃ち全うす -3C分析フレームワークに通じる念とは

■ 市場を読み、競争優位をもたらすための目の付け所とは? (1) 自軍の兵士が敵を撃破できる状態にあることを知っていても、敵が自軍の攻撃によっては撃破できない態勢にあることを知らなければ、充分な勝算は立ちません。 (2) 敵が自軍の攻撃によって撃破できる態勢にあることは知っていても、自軍の兵士が敵を撃破できる状態にないことを知らなければ、勝算は不十分です。 (3) 敵が自軍の攻撃によって撃破できる…
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孫子の兵法(入門編)

孫子 第10章 地形篇 50 卒を視ること嬰児の如し

■ リーダーの部下に対する指導力の源泉はどこにあるのか? 常日頃から将軍が兵士たちに注ぐまなざしは、まるでいとしい赤ん坊に対するようであれば、いざという時に兵士たちを危険な深い谷底へでも引率できるようになるのです。 平素から将軍が兵士たちに注ぐまなざしは、あたかも可愛い我が子に対するようであれば、兵士たちと戦場で生死をともにできるようになるのです。 しかし、手厚く保護するだけで使役することができず…
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孫子の兵法(入門編)

孫子 第10章 地形篇 49 進みて名を求めず、退きて罪を避けず

■ リーダーの戦場の機微を読み切る力とは? 土地の形状は、軍事行動の補助的要因です。 ① 敵情がどうなっているかを推量する ② 自軍の勝利の形を策定する ③ 地形が険しいか平坦か、遠いか近いかを検討する 以上の3つを検討して勝利実現の補助手段に利用していくのが、全軍を指揮する上将軍の踏むべき行動基準です。こうしたやり方を熟知して戦闘を行う者は必ず勝利しますが、こうしたやり方を自覚せず戦闘を行う者は…
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孫子の兵法(入門編)

孫子 第10章 地形篇 48 天の災いには非ずして、将の過ちなり

■ リーダーの組織を読み切る力とは? 軍隊には(好ましくない)6つの状態があります。 (1)潰走する (2)たるむ (3)落ち込む (4)崩れる (5)乱れる (6)敗北する これら6つの状態は、天が下した災厄のせいではなく、全て軍を率いる将軍自身の過失のせいです。 (1)潰走する 軍の態勢の強弱の度合いが互角なのに、十倍も兵力が多い敵を攻撃しては味方が四散してしまう軍隊です。 (2)たるむ 兵士…
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孫子 第10章 地形篇 47 地の道は将の至任(しにん)

■ リーダーの戦場を読み切る力とは? 戦場の地形にはパターンがあります。 (1)「通」四方に広く通じ開けている (2)「挂」途中に行軍が渋滞する難所がある (3)「支」途中で脇道が分岐している (4)「隘」道幅が急に狭まっている (5)「険」高く険しい道になっている (6)「遠」両軍の陣地から遠く離れている (1)「通」での戦い方 敵軍よりも先に高地の南側に陣取って、食糧の補給路を自軍に有利に確保…
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孫子 第9章 行軍篇 46 兵は多益に非ざるも

■ 部下がついていきたくなる上司とは? 兵力数が圧倒的に多くなくても、軽率に猛進さえしなければ、少ないながらも戦力を集中して敵情を読むのには十分であって、最後には敵を思い通りに屈服させることができる。そもそも何らの周到な考えなしに敵を頭から侮るような将軍(リーダー)は、敵の捕虜にされるのが落ちである。 兵士たちがまだ将軍(リーダー)に対して心をひとつにして親しんでもいないのに、兵士たちを処罰しても…
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孫子 第9章 行軍篇 45 杖つきて立つ者は、飢えるなり

■ (続)敵軍における各種の兆候から、意図や実情を汲み取る! 第9章44節の続き。 13.敵兵の窮状を知る 兵士が杖にすがってやっと立っているのは、敵兵が飢えて衰弱しているからです。 水汲みにやってきた軍属が、自ら真っ先に水を飲むのは、敵兵が飲水に渇いているからです。 進撃の利益を知りながら進撃してこないのは、敵兵の体が疲労し、精神が倦んでいるからです。 多数の鳥が群れ止まっているのは、すでにその…
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孫子 第9章 行軍篇 44 敵の近くして静まる者は

■ 敵軍における各種の兆候から、意図や実情を汲み取る! 1.落ち着いている敵 敵が自軍の近くにいながらにして、平然と静まり返っているのは、敵軍が占める地形の険しさを頼りにしているからです。 2.誘ってくる敵 敵が自軍から遠く離れて布陣しているにもかかわらず、戦を仕掛けて自軍の進撃を願うのは、敵軍が戦列を布いている場所が平坦で戦闘に有利だから誘ってきているのです。 3.移動してくる敵 多数の木立がざ…
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孫子の兵法(入門編)

孫子 第9章 行軍篇 43 軍の行く手に伏匿(ふくとく)すべき者有らば

■ 怪しいところには近づかない。近づくときは確かめてから。 軍隊の進路に、険しい場所やため池や窪地、葦原や小さな林や草木の密生した暗がりなど、身を隠して潜むことのできる地形があるときは、慎重に捜索を反復しましょう。そういう場所は、悪巧みを抱く敵兵が潜伏する場所だからです。 ----------------- こうした地形には、伏兵や密偵、落石や樹木の伐苅(ばっかい)によって進軍を妨害する破壊工作員…
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孫子 第9章 行軍篇 42 絶濶(ぜっかん)に天井(てんせい)に遭わば、亟(すみや)に之を去り

■ 敵の実力を発揮させない。自社の実力を発揮できる土俵で戦う! 断崖絶壁にはさまれた谷間で行動中に、①天然の井戸、②天然の穴倉、③天然の仕掛け網、④天然の落とし穴、⑤天然の切り通しなどに遭遇したときは、必ず、すばやくそこから離脱して、接近してはいけません。自軍はそこから遠ざかりながら、敵軍にはそこに近づくように仕向けましょう。自軍はそれに対向しながら、敵軍にはそれを背にするように仕向けましょう。 …
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