Tag archives for 東芝

実務で会計ルールをおさらい

債務超過でも自社株買いする理由と、資金繰りに問題がないケースについて - 日本経済新聞より

■ 自社株買いに対する評価がようやく平常心を取り戻し始めました 昨今流行の、「ROE」教の布教活動の一時的盛り上がりがようやく収束し始めて、財務レバレッジを用いたROE向上策が短期的効果に終わり、それだけでは中長期の企業価値最大化には何ら資することはないことが周知されはじめて、筆者はホッと胸をなでおろしているところです。 一息ついている間に、またぞろ欧米企業の行き過ぎた株主偏重経営の財務数値面での…
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東芝メディカルの買収承認発表 公取委、手法を問題視 届け出前に支払い キヤノンを注意

■ 特別目的会社(SPC)を介した事業売却の目的はどこに? 思い出したように問題視した報道がありましたが、本件、2016年3月17日時点で、東芝からプレスリリースがあり、別段、秘匿したものではありませんでした。ただし、2016年6月30日時点で、公取委が、東芝メディカルのキヤノンへの売却を承認したことに合わせて、公取委が同様の企業売却スキームの濫用は以後、認めないことを公表したので、今回のようなマ…
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決算番付2016(1)純利益 通信・商社でトップ交代 収益源の多様化が奏功 - アクルーアルと包括利益で利益の質を問う

■ 2016年3月期の当期純利益ランキングを斬る! FY2015(正確には、2016年3月に本決算を迎えた企業のみ対象)の決算ランキングが日経紙上で始まり、第1回目は「純利益」です。厳密には、会社法グループに属する「会社計算規則」でも、金融商品取引法グループに属する「財務諸表等規則」でも、「当期純利益」ときちんと「当期」の語をつけますので、日頃の会話や報告資料の作成でもここはこだわりたいところです…
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実務で会計ルールをおさらい

東芝、2000億円規模減資 累損圧縮、株主総会に付議

■ 来年度、現金配当したいから減資します! 経営構造改革の途上にある東芝の資本政策のひとつが経済紙で報道されました。来期の当期純利益のプラス計上(利益と言っているのでそもそも値はプラスですが、、、(^^;))の見通しが立ったため、前期の4832億円の純損失(親会社株主帰属分ベース)にも上る膿を出し切り、仕切り直しの現金配当を考えているためです。 2016/5/22付 |日本経済新聞|朝刊 東芝、2…
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「監査等委」設置広がる 上場600社、企業統治強化 - 監査等委員会設置会社への移行メリットとは?

■ 本当に新制度「監査等委員会設置会社」への移行が企業統治強化につながるのか? 会社法上の統治機関モデルの選択は、メリット・デメリットから考えるのではなく、最もその会社のコーポレートガバナンスに適した形態を採用するのが優等生的回答だと思います。しかし、どうも、監督・規制側の改革成果達成のための制度変更に対して、経営者側が最も賢く対応した結果の選択になっていく様相を呈しています。 2016/4/25…
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政府・自民、監査法人にも統治指針 企業となれ合い防止 -定期的な監査法人の交代と二重責任の原則について

■ 監査法人専用のガバナンス・コード(統治指針)を作ります!? 企業の財務諸表の開示にお墨付き(適正意見)を与える機関である監査法人。会計不祥事が起きるたびに、責め続けられる監査法人。今度は、監督官庁である金融庁から「ガバナンス・コード(統治指針)」による縛りを受けるとか。 2016/3/5付 |日本経済新聞|朝刊 政府・自民、監査法人にも統治指針 企業となれ合い防止 「政府・自民党は4日、監査法…
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「のれん」残高24兆円に拡大 7年連続最高に 今年度5%増 潜在的な減損リスクも

■ 「のれん」を定期償却せず減損テストに任せる考え方から確認してみましょう! そもそも、「のれん」を規則的に償却させずに、「減損テスト」で一気に当該会計期間の損失として計上するという、比較的安定的な期間損益計算を目的としている場合には似つかわしくない経理処理が問題だと思うのですが、、、 「のれん」の定期償却を認めないIFRSは、逆に、「資産の公正価値」の適切な拍を目的としていますので、会計期間ごと…
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役員も従業員も報酬制度次第でモチベーションが変わります! 日本経済新聞より

■ 役員報酬制度をめぐる企業の創意工夫とグローバルスタンダードについて 先日、東芝、アステラス製薬および資生堂における役員報酬制度の制度設計について、コメントさせて頂きました。今回は、日経記事をタテ読みして、役員報酬と従業員報酬の制度設計に対する各社工夫の姿を一覧したいと思います。 過去参考投稿: ⇒「東芝、業績連動報酬を刷新 不適切会計の再発防止」 ⇒「役員報酬、成長戦略に連動 資生堂は業績を時…
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監査審査会会長 「東芝は粉飾決算」 担当の監査法人を検査へ

■ 「白馬は馬に非ず」か「名は体を表す」か? 日経新聞の記事を目にして、久しぶりに、古代中国は春秋戦国時代の諸子百家から、「名家」と呼ばれた人達を思い出しました。 2015/9/18|日本経済新聞|朝刊 監査審査会会長 「東芝は粉飾決算」 担当の監査法人を検査へ (注)日本経済新聞の記事へ直接リンクを貼ることは同社が禁じています。お手数ですが、一旦上記リンクで同社TOPページに飛んでいただき、上記…
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東芝、業績連動報酬を刷新 不適切会計の再発防止

■ キャッシュフローによる業績評価で再発防止 新生、東芝のこれからの信頼回復に、諸処の「不適切会計の再発防止策」が立案されています。どれも、きちんとした専門家が立案されたような立派な案だと思います。ただひとつ、「管理会計」視点からもの申させていただきたいと思います。 (決して、東芝再生に水を差す意図はございませんので、その辺はご容赦ください。純粋に管理会計屋として、職業上の立場からの意見表明です。…
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