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減価償却費

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米国公認管理会計士

そのおっさん、米国公認管理会計士(USCMA)のテキストで 税効果会計 Interperiod Tax Allocation を学習する

発生主義で I/S を報告したい財務会計 Financial income (book income) と、税務会計 Taxable income における、利益と課税所得のカウントの仕方のズレが、時間軸上で発生する、すなわち、一時差異 temporary differences について、いわゆる、経過勘定と同じ所作で期間損益計算の目的を全うしようというのが税効果会計の目的になります。
米国公認管理会計士

そのおっさん、米国公認管理会計士(USCMA)の問題集の正答率を振り返る(後編)

いわゆる管理会計と財務管理(ファイナンス)がスコープになっており、全部で365問あります。1日1問で1年間かかります。これを、延べ6日間、44時間かけてやり終えています。この時間は、問題を解いた時間だけなく、答え合わせと不明な点をテキストで再学習した時間を含みます。
原価計算(入門)

原価計算基準(29)製造原価要素の分類基準 ⑤管理可能性に基づく分類 いつ誰にとって管理可能なのか

管理会計にとって皮肉的なのが、「原価計算基準」にて「管理可能費」と「管理不能費」とが区別して定義されていることです。「管理」会計という名前の通り、コストを管理するための技法にも関わらず、自ら管理「不能費」を明らかにするという立場をとるのです。
財務会計(入門)

企業会計原則(13)発生主義の原則

■ 損益計算の基本的考え方となる「収益」と「費用」を発生主義の考え方で認識する 損益計算の基本は、収益と費用(コスト、原価という用語も含む)を対応させて、差額概念の「利益」を求めるところにあります。収益と費用が「いつ」の決算書に乗せるのが適...
財務会計(入門)

企業会計原則(10)単一性の原則とは - 形式多元は認めるけど実質一元を求める。二重帳簿はダメ!

■ 作為的な二重帳簿は許しません! 今回は『企業会計原則』における『一般原則』の学習の第10回目となります。今回は、「単一性の原則」になります。 『企業会計原則』の全体構成は下図の通りです。 そして、その3部構成の『一般原則』の構成は次の通...
財務分析(入門)

ランキングで読む日本株式会社(4)薬・通信、効率よく現金稼ぐ 昨年度、投資や還元の原資に - キャッシュフローマージンの意味を再考する

■ これだから財務指標は難しい 通説では実しやかに分析の有効性が謳われているがそもそも数学的意味をなしていない財務指標で、筆者が槍玉に良く上げているのが、 ① キャッシュフローマージン(売上高営業キャッシュフロー比率) ② 売上高経常利益率...
管理会計(基礎)

会計リテラシーとは(1)数字を見て素直に疑問が浮かび上がってくるか?

■ 会計数字を見て、どれだけ「?」を頭の中に思い浮かべることができるか? よく新人に尋ねられるのですが、「会計リテラシーとして大事なことは何ですか?」「簿記はどこまで知っておかないといけませんか?」という問いを受けることがあります。 簿記に...
会計で経営を読む

キャッシュフロー経営(4)カネ余り 日本企業を解く(3)「ためない企業」じわり増加 米国との差、依然大きく – 時間軸と累積キャッシュフローで投資採算性を分析する

■ 何度もしつこいですが、フリーキャッシュフローとキャッシュフロー経営を再確認 前回は、フリーキャッシュフローを用いた「キャッシュフロー経営」の実例解説と、ペッキングオーダー理論の復習をおこないました。今回は、「キャッシュフロー経営」におけ...
原価計算(入門)

原価計算基準(9)原価の本質③ 正常原価と異常原価の扱いについてIFRSとの違いをチクリと指摘する

■ 原価とは、企業の正常な経営活動によって発生したコストだけのことを言う 前回は、4つある原価計算制度における原価の本質のふたつめ、「給付関連性」とみっつめ「経営目的関連性」について解説しました。今回はようやく最後のひとつ、「正常性」を片付...
意思決定会計 (入門)

限界利益と埋没原価を用いて一番儲かる方法を見つけます ① 意思決定構造の定義

■ 意思決定会計は、計数面から最善策 = 一番儲かる選択 を探し出すための思考ツール 今回から、「意思決定会計」という分野のお話を始めたいと思います。「意思決定会計」とは企業内における様々な意思決定、例えば戦略構想、経営計画、施策選択、業務...
とことんROE

(真相深層)ROEは万能か? 政府成長戦略、企業の稼ぐ力に別指標「ROA」 – ROEとROAのどっちが使える財務KPIか?

■ 日本政府が「未来投資戦略2017」で今度はROA押し。変節の理由を探る! 急に政府がROE礼賛からROA重視へ舵を切りました。筆者は生来のへそ曲がりなので、方向性は合っていると思っても、一言申し上げずにはいられません。(^^;) 201...
財務会計(入門)

減損損失と減価償却費の本質的違いとは? - 固定資産の資産性評価の考え方、時価主義と費用収益対応の原則の違い

■ 固定資産をキャッシュマシーンと見るか、将来費用の仮計上と見るか、それが問題だ! 最近やたら「減損損失」という会計用語を目にします。その計算構造を簡単に説明します。 ①計算対象 固定資産 ②減損の兆候があるかの判定 判定対象資産が生み出す...
実務で会計ルールをおさらい

買収コスト 企業に重荷 競争過熱、08年度から7割拡大 - 日本郵政の減損記事に付属していたEBITDA倍率で企業価値を測ることの3つの罪とは?

■ M&A検討時に企業価値測定のためEBITDAを使用している意味が分かりません! 2017年4月22日の日本経済新聞の記事で、日本郵政が豪物流子会社トール・ホールディングスの「のれん」を、買収して2年そこそこで全額一括償却(いわゆる減損損...
会計で経営を読む

両市場、経済合理性は 築地、再整備費が必要に 豊洲、実質赤字年27億円 - 差額収支分析は意思決定会計の独壇場!

■ 対立する2案の採算を比較評価するのは差額収支分析の得意中の得意技なのです! 最近耳目を集めている築地市場へ豊洲への移転問題。環境規制や政治的な思惑は別として、純粋に経済合理性だけで、どっちの方がお得なのでしょうか。新聞記事で言及のある材...
実務で会計ルールをおさらい

日電産、大胆な会計処理に込めた車部品への本気 大阪経済部 上田志晃 -裁量的な減損損失の計上は許されるか?

■ 決算発表での積極的な減益理由の開示は株式市場から好感される 決算報告説明会にて、トップ自ら減益理由を優先して開示し、その上で対応策を明確に示すIR姿勢は、一般論的には株式市場でも好感されるようです。しかし、会計をちょっとかじった筆者は、...
実務で会計ルールをおさらい

会計基準の選択に翻弄される企業と投資家 -新日鐵住金、アサヒ、三菱商事、三井物産、それぞれのケースを追う! そして「のれん」を語らざるを得なくなる!

■ 企業業績を公正妥当な方法で測定するはずの会計基準を選択する自由とは? 現在、日本企業は、①日本基準、②米国(SEC)基準、③IFRS(国際会計基準)、④JMIS(修正国際基準)、の4つの会計基準の選択を許容されています。いうまでもなく、...
会計で経営を読む

新規公開株の横顔 リクルートホールディングス メディア事業が収益源

■ 「EBITDA」によるセグメント損益の開示の意味 リクルートホールディングスが10/16に東京証券取引所第1部へ上場し、公募・売り出し価格(公開価格)は3100円、時価総額が約1兆7800億円に上る大型IPOとなります。リクルートホール...
管理会計(基礎)

管理会計的に『儲け』を測る(1)

■ 管理会計で着目すべきもの 前回、「相対的真実」の制約条件の中で、「比較」精神を発揮して、意思決定に役立つ比較データを作成(選択案の比較検証)する営みを管理会計と説明しました。では、管理会計的思考をめぐらして、何を比較検討して、何をジャッ...
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