Tag archives for 減損損失

会計で経営を読む

企業成長手段の賢い選択とは アンハイザー・ブッシュ・インベフとカルソニックカンセイの例から(1)M&Aによる事業ポートフォリオ組成の成功の秘訣 (GLOBAL EYE)個性派企業の買収相次ぐ 消費成熟「革新」取り込む

■ 食品や日用品業界ではブランドによる事業ポートフォリオを組成して、企業成長を狙う 日本経済新聞にて相次いで、企業成長のためのM&AやTOBの記事が目に飛び込んできましたので、改めて、企業成長の賢い選択について考察してみたいと思います。どうして企業成長しなくてはいけないのか、という命題については、別途議論するとして、ここでは、企業成長することが所与の前提条件として、そのための賢い企業戦略に…
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実務で会計ルールをおさらい

日電産、大胆な会計処理に込めた車部品への本気 大阪経済部 上田志晃 -裁量的な減損損失の計上は許されるか?

■ 決算発表での積極的な減益理由の開示は株式市場から好感される 決算報告説明会にて、トップ自ら減益理由を優先して開示し、その上で対応策を明確に示すIR姿勢は、一般論的には株式市場でも好感されるようです。しかし、会計をちょっとかじった筆者は、今回の記事については少々首をかしげざるを得ません。 2016/5/2付 |日本経済新聞|電子版 日電産、大胆な会計処理に込めた車部品への本気 大阪経済部 上田志…
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実務で会計ルールをおさらい

会計基準の選択に翻弄される企業と投資家 -新日鐵住金、アサヒ、三菱商事、三井物産、それぞれのケースを追う! そして「のれん」を語らざるを得なくなる!

■ 企業業績を公正妥当な方法で測定するはずの会計基準を選択する自由とは? 現在、日本企業は、①日本基準、②米国(SEC)基準、③IFRS(国際会計基準)、④JMIS(修正国際基準)、の4つの会計基準の選択を許容されています。いうまでもなく、企業の真実の業績と財政状態についての事実は一つしか存在しえないのですが、それを開示するルールが4つもあれば、報告結果も4つになってしまう、これが現状です。ともす…
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実務で会計ルールをおさらい

「のれん」残高24兆円に拡大 7年連続最高に 今年度5%増 潜在的な減損リスクも

■ 「のれん」を定期償却せず減損テストに任せる考え方から確認してみましょう! そもそも、「のれん」を規則的に償却させずに、「減損テスト」で一気に当該会計期間の損失として計上するという、比較的安定的な期間損益計算を目的としている場合には似つかわしくない経理処理が問題だと思うのですが、、、 「のれん」の定期償却を認めないIFRSは、逆に、「資産の公正価値」の適切な拍を目的としていますので、会計期間ごと…
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会計で経営を読む

(戦略を聞く)連続最高益で商社トップに 伊藤忠商事・岡藤正広社長 非資源の収益力が向上

■ 称賛と非難は繰り返す。資源への出遅れが功を奏す!? リーマンショック以前の長期好景気を謳歌していた時、世間はこぞって総合商社の資源・エネルギー権益の確保について、称賛を繰り返していたと思います。それが、その後の原油を中心とした資源価格の下落に伴い、今や、資源・エネルギーに出遅れた(と当時、非難された)商社の業績が相対的に上位になってきました。 2015/11/6|日本経済新聞|朝刊 商社、純利…
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会計で経営を読む

(ビジネスTODAY)製油所統廃合が焦点 JXが東燃ゼネと統合交渉 需要減は一段と

■ 出光・昭シェル合併が引き金になり、業界トップの座を盤石にするための統合の効果は? 2014年12月20日の日経新聞朝刊で、昭和シェルと出光の合併話が報道された際に、真の経営統合の目的、「単に企業規模の拡大だけが目的ではない」「固定設備の稼働率向上が採算の命を握る」という説明させていただきました。その際に、JXホールディングスに次ぐ規模の石油元売り会社の誕生で、残る大手の東燃ゼネラル石油とコスモ…
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実務で会計ルールをおさらい

(春秋)サンスクリット語ではマンジュシュリーというらしい。漢訳仏典が広く普及した日本では文殊(もんじゅ)菩薩(ぼさつ)と

■ 埋没原価(サンクコスト)の概念を使って考える おどろおどろしい標題の投稿ですみません。でもちゃんと管理会計の話をします。管理会計の一分野に「意思決定会計」というものがあって、ビジネスの至る所で行われる意思決定について、「儲かるか、儲からないか」の視点から、考えるヒントを提供する領域の知恵があります。 2015/11/6付 |日本経済新聞|朝刊 (春秋)サンスクリット語ではマンジュシュリーという…
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財務会計(入門編)

不適切会計の手段 -利益操作(8)将来の費用を前倒しする

■ 要は利益を小さく見せたいため - いつか計上するコストなら今期に! 前回から引き続き、利益操作のもうひとつの目的である「利益の過少表示」のための「将来費用を今期に前倒しする」を取り上げます。この手法には、下記の2つの手段があります。 1.将来期間の費用を避けるため、当期に不適切に資産を償却する 2.将来の費用を低減させる目的の引当金を設定するため、不適切に費用を計上する これらは、前述のテクニ…
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財務会計(入門編)

不適切会計の手段 -利益操作(5)当期の費用を翌期以降に繰り延べる

■ 費用計上に至るまでのツーステップ そのワンステップ目で止めれば費用は見えなくなりますが、、、 今回から、数回に分けて、利益操作の目的のひとつである「利益の過大表示」のための「費用の過少表示」を取り上げます。これまでは、収益(売上)や利益そのものをどうにかして大きく見せる手段を説明してきましたが、利益計算するための相手側のコストをどう減らすか(経済実態的には減額されていないのですが、、、(^^;…
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