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資本コスト

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会計で経営を読む

HOYAの品性ある大人買い 投資規律を堅持 東芝とのTOB合戦 あっさり撤退 資本コスト基準、事業売却辞さず

ニューフレアテクノロジーに限らず、多くのM&A話が新聞紙上を賑わしています。あまりに、M&A話が多く、そして登場人物も増えたため、あまり目立つことがなかったHOYAのTOB合戦を颯爽と退場する姿。かえって報道されない姿が真に意味する投資スタイルこそ、”あっぱれ”です。
会計で経営を読む

配当性向 3割どまり 日本企業、欧米・アジアに見劣り 株価抑える要因に - 株主還元だけで株価は本当に上がるのか?

■ 日米企業で異なる配当性向の水準 日本企業の配当性向が低い、もっと現金配当など、株主還元策を強化しないと株価が上がらないぞとの脅しめいた声がちらほら聞かれるようになりました。それは本当のことなのでしょうか。 2018/7/14付 |日本経...
管理会計(基礎)

共通資産の配賦の必要性で考える管理会計の目的とは - 会計技法の手段に溺れて経営管理の目的を忘れないように!

■ そもそもの共通費の配賦の根拠と目的と道具性ですら怪しいのに。。。 今回はコラム風に管理会計を語りたいと思います。筆者は様々な業種のクライアントにおける経営管理の仕組み構築のお手伝いをするのを生業としています。そこで、かなりの頻度で質問や...
業績管理会計(入門)

業績管理会計の基礎(13)インベストメントセンターの管理 ①投資収益性の評価方法とは

■ インベストメントセンターは必ずしも責任会計制度の終着点ではない 責任会計制度を論じ始めて、ようやくインベストメントセンターまで辿り着くことができました。一般的には、コストセンターから始まり、徐々に管理手法を高度化させると、インベストメン...
とことんROE

企業の稼ぐ力、米欧に迫る ROE、17年度 初の10% 海外需要取り込む - それでもROE経営を実践していない日本企業について

■ 祝! ROE10%越え。それでも喜べない理由とは? ようやく日本企業も世界標準のROE2桁に再到達。これで収益性でも見劣りする必要はなくなったのか、日本企業の企業行動に死角はないのか、という点について簡単な考察を行います。 2018/3...
会計で経営を読む

キャッシュフロー経営(5)カネ余り 日本企業を解く(4)「稼げる投資か」市場は選別 還元との使い分け重要 - ネットキャッシュの多寡だけで株価形成されていれば、PBRは必ず1倍未満になる

■ 「キャッシュフロー経営」談義にようやく資本コストが登場! この連載記事はずっと「フリーキャッシュフロー」談義だったものが、最終回になって様相がガラッと変わり、いきなり資本コストが登場しました。賢明な読者の方なら、その変化の重要性にすぐに...
名言・格言

ジェフ・ベゾス(1)長期的に見れば、顧客の利益と株主の利益は必ず一致するはずなのですから

■ コストダウンの成果を顧客と株主でどう分けるか? 私たちの哲学は非常に明確で、長期的な視点に立っています。長年にわたって継続的にコスト構造を改革してきました。コスト構造の改革で、節約した お金を、商品を低価格にするということで顧客に還元し...
業績管理会計(入門)

KPI経営入門(8)Jフロント、店長評価にROA導入 大丸松坂屋で 今期 (後編)業績評価は管理可能性基準で

■ 大手流通業における店長に対する業績評価をROAで行う際の留意点とは? 前回は、ほぼ新聞報道の解説への難癖に終始した思いがあり、今回は、きちんと奥義とまではいかずとも、業績評価指標の在り方とROA導入の際のポイントについて言及したいと思い...
管理会計(基礎)

機会原価 - 計算された利益の絶対額や利益率が持つ意味とは?

■ 差額収支計算から制約理論へ 前回「機会原価 - 取得原価とは違い、タラレバ原価で計算する - もっと作業効率がいいのは制約理論の応用だ」にて、目的Aと目的Bの2つの選択肢の採算性を評価するのに、機会原価を用いて、どっちが儲かるかを判定を...
業績管理会計(入門)

アマゾン77%減益 4~6月純利益 先行投資重視を強調 それがどうした。究極の経営は利益を上げないこと!

■ 無配で利益にも無頓着なアマゾンの株価が上昇し続ける意味とは? 世の中の大半のビジネスパーソンは、多かれ少なかれ、直接間接を問わず、利益を上げるために仕事に向き合っていることと思います。筆者も、経営管理・管理会計を主要エリアとしてこれまで...
とことんROE

(やさしい経済学)ROE重視と企業価値創造(8)キャッシュフロー創出力がカギ 小樽商科大学准教授 手島直樹 - 企業価値は会計的利益をひとひねりしないと出てこないけど、単純にキャッシュフローでもありません!

■ 衝撃に備えよ!「ROE」も「キャッシュフロー」もそのままでは企業価値評価には使えない! 日本経済新聞 朝刊で2016/10/14~10/25、全8回連載で、「ROE重視と企業価値創造」について小樽商科大学手島直樹准教授による解説記事が掲...
とことんROE

(やさしい経済学)ROE重視と企業価値創造(4)自己資本、過度な圧縮にリスク 小樽商科大学准教授 手島直樹 - 金のガチョウの童話とセルフファンディングのお話し

■ 常識を疑え!「簿価と時価総額の違い」を知る! 日本経済新聞 朝刊で2016/10/14~10/25、全8回連載で、「ROE重視と企業価値創造」について小樽商科大学手島直樹准教授による解説記事が掲載されました。2014年8月に公表された「...
所感

制管一致について(4)制管差異はどこまで説明されねばならないのか?

■ 会計的多神教を信仰するには覚悟が必要である! 前回、会計の世界には、「一神教」= 制度会計数値のみが真に企業業績を表す数字である、「多神教」=使用目的に応じて会社内に異なる定義の会計数値が並立してもよい、という宗教的対立があることを説明...
所感

制管一致について(3)会計の世界における「一神教」と「多神教」の違いとは!?

■ あなたは、どっちの会計の神様を信じますか? ようやく「制管一致(財管一致)」の本質に触れる入口に辿り着きました。ところで、あなたが信じる神は、「一神教」における神ですか、それとも「多神教」における神ですか? 人類史上、「多神教」が先に生...
所感

制管一致について(2)その前に制制一致の問題があります!パート2:会計基準差異とIFRS導入

■ 制度会計ルールに従っても、なぜか評価基準として使えない財務諸表 筆者が本当に取り上げたい本題は、「制管不一致」なのですが、その前に「制制不一致」問題を語る必要があり、前回は、日本における①金商法会計、②会社法会計、③税法会計に横たわる差...
とことんROE

踊り場のROE経営(後編)- リキャップCBと資本コスト、結局は財務レバレッジの話しかできないの巻

■ リキャップCBによる調達資本構成の組み替えの真の意味を問う 前編「踊り場のROE経営(前編)- 伊藤レポートのくびきを脱し、純利益率が大事との源流回帰まで」では、 ① ROE向上の近道「財務レバレッジ」は即効性はあるが永続性は無い ② ...
とことんROE

「企業も投資家を選ぶ時代 伊藤レポートの真意とは」を読んでみた(後編) Harvard Business Review 2016年3月号

■ 伊藤レポートの真実とは!? 後編は真のメッセージの所在に迫る! 前編では、主に「ROE8%」のメッセージの主旨について分析してきました。後半は、「ROE」というKPIを使って、投資家とどう対話するか、というお話が中心になります。 今回も...
とことんROE

「企業も投資家を選ぶ時代 伊藤レポートの真意とは」を読んでみた(前編) Harvard Business Review 2016年3月号

■ 伊藤レポートの真実とは!? インタビューの前にレポートの内容を確認する! まず、このリード文が伊藤教授に聞きたい内容を全て言い表しています。 「2014年の夏に公表された「伊藤レポート」は、今日のコーポレートガバナンスをめぐる動きを加速...
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パナソニック、事業部が自ら「増減資」 来期から 新制度で資本コストの意識一段と

■ パナソニックのCCMがさらに進化する! その前に前回のおさらい パナソニックの事業部別の資本コスト管理体制につきましては、2015年3月11日の日経新聞朝刊記事でも取り上げられ、筆者も3回にわたり、解説を付しています。そこでは、「CCM...
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国際会計基準IFRSが変える(上)グループ経営のインフラに 共通モノサシ、内需企業も

■ 安易な管理基準の統一は逆に「臭いものに蓋」にならないように! 世間では、IFRS(国際会計基準)採用によるグローバルでの会計基準の統一で、グループ企業の管理がやりやすくなる、という声が標準となっています。グローバル製造業の管理会計に長年...
とことんROE

(一目均衡)ROE革命の第2幕 証券部 松崎雄典

■ IR関係者の狼狽ぶりには目も当てられません 「ROE」と「資本コスト」とは、まったく別の計算式で求められるものなのですが、これを無意識・無自覚に混同したり、分別がついているのに、説明のしやすさ、相手の理解力に合わせて「優しい嘘」をついた...
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総合商社の事業ポートフォリオ管理手法 豊田通商と双日 日経記事より

■ 総合商社の管理会計は事業ポートフォリオ管理にかかっています 日を置かずして、総合商社2社の管理会計手法、財務管理手法の方針が日経新聞に掲載されていたので、2社の異同を見ながら、計数管理のTIPS(こつ)とは何かを探っていきたいと思います...
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三菱商事、1000億円自社株買い 2桁増益で8年ぶり規模 株主還元を強化

■ したたかな三菱商事の資金調達戦略 日経新聞では、三菱商事の5/8に行われた2015年3月期の決算発表とそれにまつわるプレスリリースについて、2日にわたる断続的な3つの記事掲載で取り上げていました。しかし、この3つの新聞記事は地下水脈で連...
とことんROE

(十字路)ROEの基本に戻ろう

■ 「マッチポンプ」?「ROE」記事の本数は? 2014年に流行した「ROE」。日経新聞もその過熱(?)報道ぶりを自ら告知しているコラムが目に入りましたのでご紹介します。 2015/4/10|日本経済新聞|夕刊 (十字路)ROEの基本に戻ろ...
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パナソニック、資本コスト管理体制を事業部別に 来月から 中長期の成長に備え(3)

■ CCMの進化は事業部ごとの期待収益率の設定から 今回はパナソニックのCCMについての説明の最終回となります。「前々回」がCCMの概要、「前回」がCCMの計算方式を説明しました。「今回」は、43ある事業部ごとに異なる期待収益率(資本コスト...
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パナソニック、資本コスト管理体制を事業部別に 来月から 中長期の成長に備え(2)

■ CCMのEPからの「守破離」具合 パナソニックが、資本コストを基準に各事業部の業績管理を行うとするCCM(キャピタル・コスト・マネジメント)の解説の続編になります。 CCM = 事業利益 - (投下資産 × 期待収益率) ※ 期待収益率...
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パナソニック、資本コスト管理体制を事業部別に 来月から 中長期の成長に備え(1)

■ 資本コスト管理を事業部別に パナソニックが、資本コストを基準に各事業部の業績管理制度を進化させるとの記事がありました。資本コストを考慮して、投資収益性評価でもって事業価値を測るというのは、全社ベースではよくある話ですが、事業部ごとに異な...
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住商、資源戦略見直し 中村社長「見通し甘かった」 特別組織で原因究明

■ 2700億円の減損損失 住友商事が、4つの事業で合計2700億円の減損損失の計上を発表し、年間配当を未定としました。 2014/9/30付 |日本経済新聞|朝刊 住商、資源戦略見直し 中村社長「見通し甘かった」 特別組織で原因究明 (注...
とことんROE

一目均衡 ROE最大化と企業価値

■ ROE重視かGDP重視か とうとう著名なコラムに手を出してしまいました。 ROE向上は、JPX400導入の機運もあり、「今や国策ともいえる」という文章からコラムが始まっています。 2014/9/23付 |日本経済新聞|朝刊 一目均衡 R...
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CFO投資家に語る⑦ 三井不動産 投資余力7000~8000億円に拡大

■ 調達コストに対する見解の相違 三井不動産は、6月に32年ぶりとなる公募増資に踏み切り、約3300億円を調達しました。今期も連結純利益は前期比17%増の900億円と最高益を見込んでいます。 2014/9/20付 |日本経済新聞|朝刊 CF...
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