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IFRS

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米国公認管理会計士

そのおっさん、米国公認管理会計士(USCMA)のテキストで収益の認識 Revenue Recognition を学習する①

米国会計基準には、従来、収益の認識について、概念基準としての「財務会計概念基準書(SFAC)」の No.5 や No.6 という基礎概念しか存在していませんでした。IFRSとのコンバージェンスに配慮し、5ステップからなる収益認識基準が設定されました。
会計で経営を読む

HOYAの品性ある大人買い 投資規律を堅持 東芝とのTOB合戦 あっさり撤退 資本コスト基準、事業売却辞さず

ニューフレアテクノロジーに限らず、多くのM&A話が新聞紙上を賑わしています。あまりに、M&A話が多く、そして登場人物も増えたため、あまり目立つことがなかったHOYAのTOB合戦を颯爽と退場する姿。かえって報道されない姿が真に意味する投資スタイルこそ、”あっぱれ”です。
米国公認管理会計士

そのおっさん、米国公認管理会計士(USCMA)のテキストで棚卸資産と有形固定資産を学習する

講義を聴いていて、思わずのけぞったのが、個別法の説明のところ。個別法を採用する代表例として、「宝石」と「家具」が挙げられていました。おいおい、私が大学生の頃、簿記を勉強した時から時計の針が進んでいないぞ! と、一人で乗り突っ込み!
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財務会計(入門)

企業会計原則(18)損益計算書 総額主義の原則 事業規模と事業収益性を正しく把握するために

総額主義の対義語は純額主義です。企業会計原則においては、損益計算書と貸借対照表の両方に総額主義の原則が設定されています。企業の経済活動を明瞭表示するために、総額主義の原則が損益計算書に課せられています。それは、損益計算書が、企業の取引規模をステークホルダーにも把握できるような数字になっていることを要請するものです。
実務で会計ルールをおさらい

増える独自の利益指標 「事業利益」「コア営業利益」 – 相対評価と絶対評価のいずれが優秀に見えるか、それが問題だ!

光指すところ必ず影がある。右があれば左がある。今回は、財務諸表による企業業績の開示について、その二面性をひとくさししたいと思います。 2019/9/20 |日本経済新聞|朝刊 増える独自の利益指標 「事業利益」「コア営業利益」…本業の動向示...
財務会計(入門)

企業会計原則(14)実現主義の原則

■ 損益計算の基本的考え方となる「収益」を実現主義の考え方で認識する 損益計算の基本は、収益と費用(コスト、原価という用語も含む)を対応させて、差額概念の「利益」を求めるところにあります。収益と費用を「いつ」の決算書に乗せるのが適切なのかを...
実務で会計ルールをおさらい

(真相深層)MRJ、消えた4000億円 三菱重、損失なしで資産を減額 - 減損損失から公正価値を求める時代背景、ダーティーサープラス関係から考察する

■ 日本基準からIFRSに会計基準変更すると減損損失の計上を回避できるというのは全くの誤解です! 三菱重工業がMRJビジネスかかる資産価値を減損損失というP/Lにヒットさせずに減価したという記事を目にして、筆者の減損損失・のれんに対する会計...
会計で経営を読む

(スクランブル)2つの利益 眼力必要 独自指標、会計基準と格差(1)利益とは単年度業績指標か価値増殖指標か?

■ 2つの利益指標が開示される理由とは? 「利益は意見、キャッシュは事実」という格言めいた言い回しが会計の世界には存在します。その経営者による意見表明が投資家に会社の実力値を示す真実として受け入れられるといいのですが、事はそれほど単純ではな...
管理会計(基礎)

制度会計と管理会計(2)制度会計は過去、管理会計は未来を見ている はもう古い!

■ 時間軸で「制度会計」と「管理会計」を考えてみる このテーマは、筆者としてはコラム風にしておかないとシャレにならないので、つらつらと口語的に連載していきたいと思います。この新年度でビジネスパーソンの仲間入りをしたフレッシュな方々にも、会計...
実務で会計ルールをおさらい

国際会計基準 200社迫る IFRS トヨタ・ソニー導入検討 - 会計基準は企業活動の写し鏡であるべきだ!

■ JGAAPのコンバージェンスに焦れた企業がIFRS採用へ 国際会計基準(国際財務報告基準 IFRS:International Financial Reporting Standards)を採用する企業が200社を超え、日本を代表する製...
財務会計(入門)

企業会計原則(5)明瞭性の原則とは(中編)- 読めばわかる財務諸表のための 区分表示の原則、総額主義の原則

■ 「明瞭表示の構成」を明瞭に解説してみる 今回は『企業会計原則』における『一般原則』の学習の第5回目となります。今回は、「明瞭性の原則」の中編になります。 『企業会計原則』の全体構成は下図の通りです。 そして、その3部構成の『一般原則』の...
原価計算(入門)

原価計算基準(17)非原価項目 原価の本質について「対偶」を使って補強説明したもの

■ 「原価の本質」を「対偶」で論理補強するために「非原価」を語る 論理学において「対偶」とは、反対の反対は賛成というやつです(笑)。 命題「AならばB」の対偶は「BでないならAでない」 これは、数学的には片方が成立すればもう片方も成立するし...
管理会計(基礎)

(なるほど投資講座)管理会計の基礎(上) 意思決定などに活用  - 一般的に認知されている管理会計が持つイメージと本質のGAPを語ってみた

■ 財務会計との比較で特徴をつかむ 日本経済新聞夕刊に「管理会計の基礎」という3回連載が掲載されました。管理会計オタクとして、これを見逃すことはできません。 2017/11/21付 |日本経済新聞|夕刊 (なるほど投資講座)管理会計の基礎(...
原価計算(入門)

原価計算基準(9)原価の本質③ 正常原価と異常原価の扱いについてIFRSとの違いをチクリと指摘する

■ 原価とは、企業の正常な経営活動によって発生したコストだけのことを言う 前回は、4つある原価計算制度における原価の本質のふたつめ、「給付関連性」とみっつめ「経営目的関連性」について解説しました。今回はようやく最後のひとつ、「正常性」を片付...
原価計算(入門)

原価計算基準(8)原価の本質② 建設利息の扱いについてIFRSとの違いをチクリと指摘する

■ 原価とは、企業が顧客に提供する製品・サービスの経済価値計算の結果である! 前回は、4つある原価計算制度における原価の本質のひとつめ、「経済価値消費性」について解説しました。今回は残りの3つを片付けたいと思います(希望的観測)。 では詳細...
会計で経営を読む

世界企業・日本の立ち位置(1)ROE、低いといわれるが… 資産効率、日本が米を逆転 8年ぶり、構造改革で

■ 今度は「ROA」神話を掲げる当局の思惑とは? 日本政府が6月に公表した成長戦略「未来投資戦略2017」において、企業の稼ぐ力を測るモノサシの一つである「総資産利益率(ROA)」の改善を新目標に掲げたため、2014年の「伊藤レポート」で吹...
業績管理会計(入門)

KPI経営入門(7)Jフロント、店長評価にROA導入 大丸松坂屋で 今期 (前編)その財務指標合ってますか?

■ 大手流通業の店長の業績評価をROAで行う際の留意点とは? あまり、IFRS導入とROAによる店長の業績評価には直接の会計的関連性は無いと思うのですが、業績評価指標を変更するのにいいタイミングだとトップマネジメントは考えたのでしょう。 2...
実務で会計ルールをおさらい

売上高新基準、18年適用可 企業会計基準委が公開草案 百貨店などは目減りも – IFRSへのコンバージェンス強化

■ JGAAPも収益認識基準を支配権の移動で考えることに。IFRSとのコンバージェンスが目的 1年半前に予告されていましたので、今回の報道は青天の霹靂というほどのインパクトはありませんでした。落ち着いて簡単な解説を付したいと思います。 20...
実務で会計ルールをおさらい

国際会計士連盟会長「のれん、適宜再評価を」 - IFRSにみられるように、のれんを定期償却しないのは無謬性のあるグローバル・スダンダードだと思い込んでいる人へ

■ IFRSが「のれん」を定期償却しない件は海外でも全面肯定されていなかった! 最近、東芝の巨額損失に伴う、半導体事業の分社化と海外原子力事業の切り離し、そして決算発表の延期は、すべてWH(ウェスチングハウス)における「のれん」の減損損失が...
財務会計(入門)

企業会計の基本的構造を理解する(6)財務諸表を取り巻く制度会計 - トライアングル体制と言われたのはその昔

■ 会計を「制度」たらしめる「制度会計」のレーゾンデートルとは? 「企業会計原則」「会計規則」「会計法規」という会計の世界の成文法(文書の形で会計処理の原理原則や手続きが記述してあるもの)を順次解説していきたいと考えています。その前に、そも...
財務会計(入門)

企業会計の基本的構造を理解する(4)「会計主体論」会社は誰のモノで、会計は誰の数字か? - 連結概念の「親会社説」「経済的単一体説」の前座として

■ そもそも「企業会計」は誰から誰の報告数値なのか、企業観が問われるのです! 「企業会計原則」「会計規則」「会計法規」という会計の世界の成文法(文書の形で会計処理の原理原則や手続きが記述してあるもの)を順次解説していきたいと考えています。そ...
財務会計(入門)

企業会計の基本的構造を理解する(3)静態論 vs 動態論、財産法 vs 損益法、棚卸法 vs 誘導法。その相違と関連性をあなたは理解できるか?

■ 悠久の企業会計の歴史から損益計算に潜む会計の「哲学」の変遷を知る! 「企業会計原則」「会計規則」「会計法規」という会計の世界の成文法(文書の形で会計処理の原理原則や手続きが記述してあるもの)を順次解説していきたいと考えています。その前に...
財務会計(入門)

企業会計の基本的構造を理解する(2)動態論的貸借対照表とは? 収支計算と期間損益計算のズレを補正する損益計算書の連結環

■ 企業会計における「計算構造」の一番大きなフレームワークとは? 「企業会計原則」「会計規則」「会計法規」という会計の世界の成文法(文書の形で会計処理の原理原則や手続きが記述してあるもの)を順次解説していきたいと考えています。その前に、そも...
実務で会計ルールをおさらい

花王、売上高認識の新会計基準 今期から1年前倒し適用 - 「IFRS(国際会計基準)第15号 顧客との契約から生じる収益」の復習を兼ねて

■ IFRSを採用すると、どうして売上高が減ってしまうのか? 日本企業が強制適用でないにもかかわらず、IFRSを積極的に任意適用するのは、その方が公開される財務諸表数値が経営者が好む方向に修正されるからです。今回の適用例は、通常のケースなら...
会計で経営を読む

東芝、原発で数千億円損失 米社買収に絡み 今期最終赤字の可能性 資本増強を検討 - その後の株価報道の方へ物申す!

■ 東芝はIFRS適用を見送っていますが、減損損失は発生します! 東芝は、2016/3/17に、2017年3月期末から予定していた国際会計基準(IFRS)の任意適用をいったん見送ることを発表しました。構造改革や内部管理体制の強化など、再建計...
会計で経営を読む

経営管理会計トピック 2016年 筆者が独断で選ぶTOP5 AIからコーポレートガバナンスまで

■ 2016年の経営管理会計に関連するトピックを筆者独断でランキング 筆者の勝手気ままなブログに日ごろお付き合い頂きありがとうございます。経営コンサルティングを生業にしながら、傍らで、つれづれなるままに、このブログを書き綴ってきました。本稿...
経済動向を会計で読む

国際会計基準への移行で500億円の営業利益を押し上げるリクルートと、研究開発費を投資とみなして31兆円のGDPを押し上げる内閣府について

■ 会計基準を変えて、かさ上げされた業績をどう考えるか? 国民経済計算の計算基準を国連が定めた08年基準に変えて名目GDPを31兆円底上げする内閣府と、IFRS(国際会計基準)へ移行することで、500億円弱の営業利益の底上げを図るリクルート...
とことんROE

(やさしい経済学)ROE重視と企業価値創造(3)当期純利益は目的でなく結果 小樽商科大学准教授 手島直樹 - KPI経営の基本とは KPI・CSF・KGIの関係から

■ 定説を疑え!「当期純利益は株主に帰属する利益」という言説の正当性を問う! 日本経済新聞 朝刊で2016/10/14~10/25、全8回連載で、「ROE重視と企業価値創造」について小樽商科大学手島直樹准教授による解説記事が掲載されました。...
とことんROE

(やさしい経済学)ROE重視と企業価値創造(2)資本効率性より収益性に課題 小樽商科大学准教授 手島直樹 - 日米企業のROE水準格差の真因とは

■ 「ROE」の真の理解の為に、3つの要素に分解してみる! 日本経済新聞 朝刊で2016/10/14~10/25、全8回連載で、「ROE重視と企業価値創造」について小樽商科大学手島直樹准教授による解説記事が掲載されました。2014年8月に公...
所感

制管一致について(4)制管差異はどこまで説明されねばならないのか?

■ 会計的多神教を信仰するには覚悟が必要である! 前回、会計の世界には、「一神教」= 制度会計数値のみが真に企業業績を表す数字である、「多神教」=使用目的に応じて会社内に異なる定義の会計数値が並立してもよい、という宗教的対立があることを説明...
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