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(私の履歴書) 重久吉弘(1)エンジニアリング 2015年2月1日 日経新聞(朝刊)より

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■ 海外開拓ささげた人生 国の発展支え、81歳飛び回る

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「日揮はエンジニアリング会社と呼ばれるが、エンジニアリングとは何か、と問われれば、答えはなかなか難しい。「設備をつくる」「建設する」「設計する」「プロジェクトを管理する」などいろいろな側面があるからだ。それを一言にすると「相手国の役に立つ施設を、多国籍にわたる多数の人や企業を使って、まとめあげ、十全に完成させること」である。
「まとめあげる」とは概念段階から具体的な設計、資材や機器の購入、建設工事までを含めており、業界の人たちは「EPC(Engineering,Procurement and Construction)」とも呼んでいる。」
「ロンドン中心部のハイドパークの中にアルバート・メモリアルという大きな記念碑がある。19世紀の大英帝国全盛時代を築いたヴィクトリア女王が夫のアルバート殿下の死を悼んで築いたものだ。その碑には4つの支柱があり、ひとつずつに大英帝国を支えたものが刻まれている。「農業」「製造業」「商業」と「エンジニアリング」である。
英国は支配した地域に、道路や上下水道、港湾などのインフラを築き、産業を興し、現地の経済を成長させ、人々の暮らしをよくすることで統治を固めたが、それはまさにエンジニアリングの力によるものだった。」

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人々の暮らしを良くするお手伝い。それが「エンジニアリング」。
ひと、モノ、お金、知恵をまとめ上げて、一つの大きな成果物を作り上げるのはとても大変なことです。
でも、できたときの達成感は何とも言えません。
その時の感動をもう一度味わいたくて、またプロジェクトを始めてしまうわけです。

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