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(私の履歴書) 王貞治(23)巨人を率いる 2015年1月24日経新聞(朝刊)より 

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■ 「王の実績」選手の重荷に V逸が続き、桑田を1位指名

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「苦しいシーズンが続くなか、私は1つのジレンマを抱えるようになっていた。私の言葉を選手が自分のレベルのこととしてとらえていないのではないか――。
私は投打と守り、いずれにも最高の技術を求めた。プロである以上、それを目指すのが当然だし、川上哲治監督が私がいくらタイトルをとっても満足してくれなかったように、指揮を執る人間はそうでなくてはいけないとも思っていた。
しかし「選手・王」は、自分が思う以上に選手にとって重かったようだ。私にはなまじ868(通算本塁打)などという数字がついてきている。選手のために、その選手なりに話したつもりでも、プレッシャーになるらしかった。それからというもの、私は「球をよくみて」といった、ごく基本的なことしか言わなくなった。」

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自分の限界値をギリギリまで引き出すやり方と、部下の潜在能力を100%発揮させる指導法は全く同じではない、という大変良い示唆が得られました。
よく耳にする「名選手は必ずしも名監督にあらず」。
サッカー界では、指導者になるためのトレーニングコースが用意されています。
この後、ソフトバンクでどういう指揮を執った話が続くか、大変楽しみです。

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