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2019-11

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本レビュー

コンサルタントの秘密 – 技術アドバイスの人間学(52)本管の金言 無意識に訴える早期警報システムの構築

前回、トラブルに巻き込まれないように、警報システムを常日頃から準備しておきましょうということを説明しました。今一度、効果的な警報システムの満たしておくべき条件を確認しておきます。今回は、すぐに知らせてくれる、かつ安上がりな警報システムを準備しておく工夫が本題になります。
所感

資本主義経済と計画経済はむしろ共存しているのでは - 官民ファンド批判の報道を見て

私がまだ大学生だった頃、東西冷戦真っただ中から、西側の自由民主主義と資本主義経済の勝利が高らかに宣言された大激動の時代でした。政治学や経済学に授業でも盛んに自由民主主義と資本主義経済の正当性やすばらしさを教えられた記憶があります。
お知らせ

プライバシーポリシーを追加しました

2018年5月25日発効のEU一般データ保護規則(GDPR)に従い、当サイトでも「プライバシーポリシー」をトップページからアクセスできるように致しました。
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原価計算(入門)

原価計算基準(29)製造原価要素の分類基準 ⑤管理可能性に基づく分類 いつ誰にとって管理可能なのか

管理会計にとって皮肉的なのが、「原価計算基準」にて「管理可能費」と「管理不能費」とが区別して定義されていることです。「管理」会計という名前の通り、コストを管理するための技法にも関わらず、自ら管理「不能費」を明らかにするという立場をとるのです。
所感

言葉を大切にするコンサルティング(2)時には多数決にしたがって言葉を使う必要がある

そもそも、言葉は他人とコミュニケーションするために誕生しました。今から数十万年前に遺伝的変異が咽頭腔(いんとうくう)と喉頭腔(こうとうくう)の遺伝的変異が発生し、4~5万年前に言葉を獲得しました。
組織管理(入門)

業務プロセスの管理(4)PSI管理の基本を再学習して業務プロセスの効率性に敏感になる

前回まで、ものづくり現場を業務プロセスの代表例として、生産ラインの生産性と効率性(ついでに収益性)の適切な評価方法をみてきました。ここでは、生産ラインの管理でよく使われる「PSI管理」という手法についてみていきます。
会計で経営を読む

日本の金融リテラシーにおける3つのガラパゴス化(3)毎月分配型投信、親子上場、官民ファンド

最近、官民ファンドの累積損失と出資残高の目標値未達が攻撃の的になり、何かと批判の矢面に立っています。民業圧迫だとか、不適切な投融資の実行が指摘されています。中には確かに事実であるものもあると思います。皆さんは、官民ファンドを含む広義の財政投融資の仕組みと現状をどれくらい把握されているでしょうか。
会計で経営を読む

日本の金融リテラシーにおける3つのガラパゴス化(2)毎月分配型投信、親子上場、官民ファンド

何かと批判的な目で見られる親子上場。海外では例を見ないといいながらも、実は海外でも実例はいくつも存在しています。適用例の多寡だけで正当性や事の良し悪しが決まるのなら、それは悪い多数決の典型例といわざるを得ません。
会計で経営を読む

日本の金融リテラシーにおける3つのガラパゴス化(1)毎月分配型投信、親子上場、官民ファンド

今週、日本経済新聞を読んで違和感があったものをまとめてコメントします。お題は「日本の金融リテラシーにおける3つのガラパゴス化」と称していますが、別段、記事にある通りで、記者や対象者など、誰かをこき下ろすものではありません。
組織管理(入門)

業務プロセスの管理(3)生産ラインの生産性・効率性・収益性を評価できるようになるためには

モノの移動と完成に向けた変化が目に見えるので、ハードウェアの生産工程が一番、作業工程(生産工程)の在り様を説明するのに都合がよい事例になります。今回から、ハードウェアのものづくり工程を例に、高い生産性をもたらす作業管理、工程設計を考えています。
組織管理(入門)

業務プロセスの管理(2)生産性をいかにして最大限に引き出すか

企業は、製商品・サービスという多様な成果物を顧客に提供することで利潤を上げることを想定して設立されています。成果物を企業内活動において産出されるだけでなく、成果物が十分な利益をもたらすためには、組織内の分業体制が効率的に運用されている必要があります。
本レビュー

コンサルタントの秘密 – 技術アドバイスの人間学(51)トラブルに巻き込まれないということ

残念ながら、私たちの人生は、こちらが歓迎の宴の準備を怠っていたとしても、トラブルは向こうの方から喜んでやってくるようです。そして、トラブルの中には、どうあがいても、避けようのないものが含まれています。
組織管理(入門)

業務プロセスの管理(1)処理フローの連続として作業を見る

「業務プロセス」という用語は、コンサルティング現場でもよく用いられるので、そのまま飾らずにとりあえずは使用することにしています。筆者自身の持つ個人的な語感からは、「業務」と「プロセス」は同じことを意味しているので、「馬から落馬」のように、重言のひとつという認識です。
名言・格言

マルクス・アウレリウス・アントニヌス(3)心には表裏があり、平静でいることもできていない

もうお前は死んでしまうだろう。それなのに、心には表裏があり、平静でいることもできていない。外から害されるのではないかという疑いは去らず、すべての人に対して親切にもなれない。思慮あることは正しい行いをすることであるとも考えていない。
名言・格言

マルクス・アウレリウス・アントニヌス(2)お前の内を掘れ。掘り続ければ、善の泉がある。

マルクス・アウレリウス・アントニウスは、ストア派の哲学者です。高校世界史のレベルでは、禁欲主義的なストア派と、快楽主義的なエピクロス派は対立概念のように教えやすく教えられ、受験用に簡単にステレオタイプのまま暗記されていきます。
財務会計(入門)

企業会計原則(18)損益計算書 総額主義の原則 事業規模と事業収益性を正しく把握するために

総額主義の対義語は純額主義です。企業会計原則においては、損益計算書と貸借対照表の両方に総額主義の原則が設定されています。企業の経済活動を明瞭表示するために、総額主義の原則が損益計算書に課せられています。それは、損益計算書が、企業の取引規模をステークホルダーにも把握できるような数字になっていることを要請するものです。
名言・格言

マルクス・アウレリウス・アントニヌス(1)失うことを恐れないように

かの偉大なローマ皇帝の名前は、高校で世界史を学び始めれば、2ヵ月にして、このカタカナ名の長さに辟易するきっかけになる代表的なもののひとつという意味でも有名です。私のアウレリウス体験は、大人になって、塩野七生「ローマ人の物語」で再発見することになったことです
本レビュー

コンサルタントの秘密 – 技術アドバイスの人間学(50)三の法則 - 思考の手綱をゆるめてみる(その4)

批判的精神を養うシリーズの最終回となります。今回は、「5. 情緒的不調和の原因を探る」を取り上げます。今回は、左脳よりも右脳も使って問題を解決しようというものです。頭でっかちの人は、ついつい見聞きする情報をロジックだけで解析しようとするものですが、人間相手の場合、時には「感情」が頭をもたげてくることもあるのです。
本レビュー

コンサルタントの秘密 – 技術アドバイスの人間学(49)三の法則 - 思考の手綱をゆるめてみる(その3)

今回は、自分の内面深くに思索をめぐらすというより、他人からのメッセージを批判的精神で検証し、裏に潜む意図を十分に理解し、表層に現れている問題の真因を探り当てるというものです。
本レビュー

コンサルタントの秘密 – 技術アドバイスの人間学(48)三の法則 - 思考の手綱をゆるめてみる(その2)

人はなかなか自説を曲げるのは難しくもあり、自説が本当に確かなのかを日々検証をすることも億劫になりがちです。ワインバーグ氏は、「思考の手綱をゆるめる」という表現でこの難題について、いくつかの方法論を示してくれています。
本レビュー

コンサルタントの秘密 – 技術アドバイスの人間学(47)三の法則 - 思考の手綱をゆるめてみる(その1)

人は誰しも利口でありたい、成功したい、いつも正当でありたい、と願うものです。その願いが強ければ強いほど、自分の思考過程に何かが欠落していることに気づくのが格別に困難になるものです。
本レビュー

コンサルタントの秘密 – 技術アドバイスの人間学(46)ワインバーグの行きすぎの法則

ワインバーグ氏が「システム思考」を大学でおそらく非常勤講師として教えていた時、彼をして、大学教授になるのをあきらめさせた逸話が今回のテーマの下敷きになっています。それは、自分の思考のキレの限界を見極める話でもあります。
財務会計(入門)

企業会計原則(17)表示の基本原則 総論まとめ

会計情報は、企業の利害関係者(ステークホルダー)にとって、読んで理解が進むよう簡潔でかつ網羅的な表現がなされている必要があります。誰かに企業業績と財政状態を正しく伝えることで、読み手である利用者の経済活動などに関する意思決定に十二分に利用してもらうのが存在理由だからです。
会計で経営を読む

ビジネス・ラウンドテーブルが「株主第一主義」の行動原則を見直し - ステークホルダー重視へ舵を切った

米国経営者団体が株主の利益より従業員や地域社会の利益を優先するという宣言を出しました。ストックホルダーとステークホルダーのどちらを向いた経営をするべきか、日本ではとっくの昔にステークホルダー重視の経営の方が大切であるという答えが出ていましたので、ビジネス・ラウンドテーブルの今回の発表も別に驚きはありません。
原価計算(入門)

原価計算基準(28)製造原価要素の分類基準 ④操業度との関連における分類 - 固変分解または原価分解の方法論

操業度との関連において、原価要素を操業度に対して比例的に変動する意味で「変動費」、操業度の大小(高低)にかかわらず発生額が一定(固定されている)ものを「固定費」と区別することを前回確認しました。では、なぜ原価要素を「変動費」と「固定費」に大別するのでしょうか?
本レビュー

コンサルタントの秘密 – 技術アドバイスの人間学(45)そこに無いものを見る方法③ - 洗濯物リストを使う

皆さんも各自のお仕事において、チェックリストをあらかじめ用意しておいて、検証したい項目群の抜け漏れや冗長性を確認することも多いことと思います。ここでは、チェックリストと洗濯物リストのちょっとした視点の違いに触れつつ、仕事のレビューの仕方について考えてみたいと思います。
本レビュー

コンサルタントの秘密 – 技術アドバイスの人間学(44)そこに無いものを見る方法② - 他の人を利用する

自分をあまり頼りにせず、自分の欠点を補うために、他人の協力を仰ぐことは、個人のプライドや意地以外に、結果を重んじるのなら、とても賢いやり方だと思います。「聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥」と言いますし。
原価計算(入門)

原価計算基準(27)製造原価要素の分類基準 ④操業度との関連における分類 - 変動費と固定費

形態別分類、機能別分類、製品との関連における分類ときて、今回は操業度との関連における分類になります。操業度との比例的関係の視点から、「変動費」と「固定費」という概念を取り入れて、専ら管理会計の世界で原価管理を試みる際にしばしば用いられる原価分類概念です。
原価計算(入門)

原価計算基準(26)製造原価要素の分類基準 ③製品との関連における分類 - 直接費と間接費

形態別分類、機能別分類ときて、今回は、製品との関連における分類になります。製品との関連性という視点では、単純な二分法でして、「直接費」と「間接費」とが存在するだけのシンプルな分類法です。
本レビュー

コンサルタントの秘密 – 技術アドバイスの人間学(43)そこに無いものを見る方法① 自分の限界に注意を払う

ワインバーグ氏によると、コンサルタントとしては、自力で課題を発見することができるセンスが必要なのだそうです。これまで気づかなった課題を見つけ出すことを、「そこに無いものを見る方法」として、3つの術(すべ)があると解説しています。① 自分の限界に注意を払う ② 他の人を利用する ③ 洗濯物リストを使う
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