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アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉(6)

本レビュー
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■ 未来は自分が決める。過去を振り返っても解決の糸口は決して見つからない

コンサルタントのつぶやき

人は過去に縛られているわけではない。
あなたの描く未来があなたを規定しているのだ。
過去の原因は「解説」にはなっても
「解決」にはならないだろう。

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アドラーは遺伝や育て方などの「原因」により行動が規定されるのではない、と考えました。「人は未来への「目的」により行動を自分で決めているのだ。だから、自分の意思でいつでも自分を変えることができる」と、

『目的論』と『自己決定性』を唱えました。

過去の自分の行動は、現在の自分の「解説」にはなっても、現在の自分が置かれている状況から来る問題の「解決」策は提示してくれません。現在の課題は、将来、これからのあなたの行動が解決するのです。

将来の自分の行動は、自分の意思で、自分の目的を選び直し、方向を定めます。アドラー流に言えば、いくらでも課題は、将来の自分の行動で解決することができるのです。

「行動」の言葉には、なにか、物理的なアクションだけでなく、自分の「思考のくせ」や「ものの見方」「観点・視点」が含まれます。つまり、頭の中の「思考」も含まれるのです。物は言い様、考え様。

誰でもない、新しいあなたこそが、あなた自身の問題を解決するのです。

アドラーは徹底的に、自分に厳しい心理学です。よそに救いを求めてはいけないのか?
その答えは、本書のまだまだ先にならないと登場しません。今は、まず自己決定性の厳しさを厳粛に受け止め、その実践を努力してみましょう。

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