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アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉(31)

本レビュー
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■ 「ライフスタイル」は、自己概念、世界像、自己理想から成り立っている!

コンサルタントのつぶやき

「私は○○である」
「世の中の人々は○○である」
「私は○○であらねばならない」
性格の根っこには、この3つの価値観がある。

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前回、生まれつき決まっているという「原因論」的に自分の意思では変えにくいというイメージのある「性格」を「ライフスタイル」と呼び直すことで、いつでも決めた自分の意思を変えるだけで、容易に「ライフスタイル」は変えることができる、という説明をしました。

アドラーはこの「ライフスタイル」には、あらゆる性格の根本ともいえる3つの価値観、信念が存在するといいました。

① 自己概念(私は~である)
② 世界像(世の中の人々は~である)
③ 自己理想(私は~であらねばならない)

「明るい性格」「暗い性格」「人懐っこい性格」「人見知りな性格」という表層的な性格は、この①~③の組み合わせで決まってくるのです。

例:
① 自己概念:私なんかには誰も興味を持っていない
② 世界像 :人々はつまらない人間を相手にしない
③ 自己理想:私は誰からも相手にされないので、目立たずに黙っている方がいい

こういう3点セットの「ライフスタイル」を持っている人の表層的な性格は、「明るい」というより「暗い」、「人懐っこい」というよりは「人見知り」ということになるでしょう。

それゆえ、表層的な「性格」をどうにか変えようとあえぐより、上記①~③の「ライフスタイル」の3点セットを変えようと努力した方が賢明です。そしてその第一歩は、現在の自分の「ライフスタイル」の3点セットが一体どういうものか、ということを知ることが先決、ということです。

私ですか?

① 自己概念:私なんかつまらない、面白みに欠ける人間だ
② 世界像 :人々は面白くて社交的な人を好むものだ
③ 自己理想:私は、誰からも受け入れてもらえる、歓迎されるべき人になりたい

だから、お客様との1回の会議の場で、最低でも1回は笑いを取ることを目指しています。(^^;)

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