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経営管理会計トピック

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会計で経営を読む

苦境 地銀決算(4)経費率8割超が30行 採用の抑制、失業率に直結 - 同質的な市場競争は規模の経済での勝負を余儀なくさせる

■ 企業が置かれた市場環境と会計的施策の関係について これは地銀に限った話ではなく、どんな業種の企業でも、直面する市場にどのように対処するかで、採れる会計的施策の幅は決まってくるもので、典型的な「規模の経済」でのコスト競争に地銀のビジネスモ...
会計で経営を読む

(スクランブル)2つの利益 眼力必要 独自指標、会計基準と格差(1)利益とは単年度業績指標か価値増殖指標か?

■ 2つの利益指標が開示される理由とは? 「利益は意見、キャッシュは事実」という格言めいた言い回しが会計の世界には存在します。その経営者による意見表明が投資家に会社の実力値を示す真実として受け入れられるといいのですが、事はそれほど単純ではな...
会計で経営を読む

ホンダ、自社株買いの賞味期限 成長戦略カギ 次世代車巡るシナリオ 急務 - 自社株買いは本当に持続的に株価を上げる効果があるのか?

■ 自社株買いの株価上昇に対する賞味期限のお話 一般的に、自社株買いは株価上昇のシグナルとして捉えられ、実際に株価はいったんは上昇することが知られています。最近は、その株価底上げ効果に賞味期限がある、ということが声高に叫ばれています。どこま...
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会計で経営を読む

(大機小機)相談役・顧問制度の役割 - オープンマネジメントはどこまで有効なのか?

■ 経営の透明性を求めるコーポレートガバナンス改革の一環の中で やれコーポレートガバナンス・コード、やれスチュワードシップ・コードと、何でも可視化して、公明正大にマネジメントを進めるべきと。一見正論なのですが、経営の成熟度は、何もオープンマ...
実務で会計ルールをおさらい

国際会計基準 200社迫る IFRS トヨタ・ソニー導入検討 - 会計基準は企業活動の写し鏡であるべきだ!

■ JGAAPのコンバージェンスに焦れた企業がIFRS採用へ 国際会計基準(国際財務報告基準 IFRS:International Financial Reporting Standards)を採用する企業が200社を超え、日本を代表する製...
経済動向を会計で読む

ナッジで人の心理に働きかける(6)2017年ノーベル経済学賞受賞のリチャード・セイラー教授の行動経済学

■ 投資の世界の行動経済学PART2 2017年10月にノーベル経済学賞を受賞した米シカゴ大学リチャード・セイラー教授。彼の行動経済学の神髄は、合理性ではない人間心理を巧みに利用すること。前回は、「損失回避バイアス」「現在バイアス」を見てい...
経済動向を会計で読む

ナッジで人の心理に働きかける(5)2017年ノーベル経済学賞受賞のリチャード・セイラー教授の行動経済学

■ 投資の世界の行動経済学 2017年10月にノーベル経済学賞を受賞した米シカゴ大学リチャード・セイラー教授。彼の行動経済学の神髄は、合理性ではない人間心理を巧みに利用すること。前回は、一般消費者向けマーケティングの世界で値付けについてみて...
経済動向を会計で読む

ナッジで人の心理に働きかける(4)2017年ノーベル経済学賞受賞のリチャード・セイラー教授の行動経済学

■ 「メンタルアカウンティング」の理論で消費者心理を紐解く 2017年10月にノーベル経済学賞を受賞した米シカゴ大学リチャード・セイラー教授。彼の行動経済学の神髄は、合理性ではない人間心理を巧みに利用すること。「ナッジ」によって一見、非合理...
経済動向を会計で読む

ナッジで人の心理に働きかける(3)2017年ノーベル経済学賞受賞のリチャード・セイラー教授の行動経済学

■ 「ナッジ」活用で心の働きを衝いて政策目的を達成する 2017年10月にノーベル経済学賞を受賞した米シカゴ大学リチャード・セイラー教授。彼の行動経済学の神髄は、合理性ではない人間心理を巧みに利用し、動機づけや情報提供によって政策効果を最大...
経済動向を会計で読む

ナッジで人の心理に働きかける(2)2017年ノーベル経済学賞受賞のリチャード・セイラー教授の行動経済学

■ 人間の心理とそれを知るためのデータ中心主義 2017年10月にノーベル経済学賞を受賞した米シカゴ大学リチャード・セイラー教授。彼の行動経済学の神髄は、まったく合理性ではない人間心理を徹底的に観察しデータ化するところから始まります。 20...
経済動向を会計で読む

ナッジで人の心理に働きかける(1) 2017年ノーベル経済学賞受賞のリチャード・セイラー教授の行動経済学

■ なにはともあれ、便器にハエ これが「ナッジ」 2017年10月にノーベル経済学賞受賞者:米シカゴ大学リチャード・セイラー教授を取り上げた記事もようやく落ち着きを取り戻したので、ここで記事まとめといきたいと思います。なにはともあれ、私も直...
テクノロジー

(やさしい経済学)オープンイノベーションの課題 一橋大学准教授・西野和美 まとめ

(1)多くの企業「うまくいかない」 本稿は、日本経済新聞に2018/3/8~3/19まで連載された記事を元に、筆者のつまらないコメントを付して構成しています。全8回分を一回の投稿でまとめたいと思います。 過去関連投稿記事 ⇒「(やさしい経済...
とことんROE

企業の稼ぐ力、米欧に迫る ROE、17年度 初の10% 海外需要取り込む - それでもROE経営を実践していない日本企業について

■ 祝! ROE10%越え。それでも喜べない理由とは? ようやく日本企業も世界標準のROE2桁に再到達。これで収益性でも見劣りする必要はなくなったのか、日本企業の企業行動に死角はないのか、という点について簡単な考察を行います。 2018/3...
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親子上場の是非を再び ソフトバンク、鴻海の事例から(5)鴻海の世界最適地上場は日本の電機メーカーの対極にあり!

■ 鴻海の親子上場という選択肢 前回までソフトバンクの親子上場への言及が続きました。筆者の舌鋒も鋭く? 厳しめのコメントが多かったのですが、鴻海精密工業の子会社上場は、日系の電機メーカーが次々と親子上場廃止に踏み切る中、対極の財務調達戦略と...
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親子上場の是非を再び ソフトバンク、鴻海の事例から(4)ソフトバンク債、子会社の連帯保証が東証の独立性審査の影響を受けること必至!?

■ ソフトバンク親子上場の一番の影響点はむしろ債券市場にあり! 前回、株主に報いる財務戦略と子会社上場に伴う少数株主との利益相反の関係について深堀りしてみました。今回は、新聞報道に基づいて、ソフトバンクのエクイティ・ファイナンスとデッド・フ...
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親子上場の是非を再び ソフトバンク、鴻海の事例から(3)本当に株主に報いる財務戦略とは 少数株主との利益相反解消策まで考える

■ 親子上場がグループ利益の流出を招くについて論点を再整理 前回、SBGの携帯事業会社ソフトバンクの親子上場の概要について説明しました。そこで、グループ外に利益が流出する、という論点について配当金と法人税を使って説明したのですが、いまいち分...
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親子上場の是非を再び ソフトバンク、鴻海の事例から(2)ソフトバンク親子上場に伴うコーポレートガバナンス問題とコングロマリット・ディスカウント問題を斬る!

■ ソフトバンクグループが傘下のソフトバンクを親子上場! 親子上場は近年、コーポレートガバナンス重視の風潮と、その真因である海外機関投資家を日本市場に呼ぶこむために解消される傾向にありました。しかし、低金利(日欧ではマイナス金利)政策に伴う...
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親子上場の是非を再び ソフトバンク、鴻海の事例から(1)親子上場のブーム再来の流れを中心にまずは株式市場の状況を確認する

■ ブーム再来「親子上場」のトレンドを確認する 昨今の低金利と経済成長の好循環の中、株式市場での資金調達のハードルが下がり、一段と資金需要側(企業側)の財務戦略の潮目が変わってきました。それを受けて、取引所の上場企業誘致の流れも変容してきて...
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(大機小機)減損リスクにひるむことなかれ - 減損損失と経営責任を考える

■ 「経営判断の原則」の法理から大いに冒険して大いに減損損失を出してほしい!? 日本を代表する経済紙で大変興味深い会計処理と経営の関係に関するコラムを目にしました。会計と経営好きにはたまらないテーマではありませんか。(^^;) 2018/1...
実務で会計ルールをおさらい

ICOの会計処理 難航 メタップスの決算深夜発表 監査法人が慎重姿勢

■ メタップスが深夜に決算短信を開示した経緯 イニシャル・コイン・オファリング(ICO)を用いた資金調達がいろいろと物議を醸していますが、会計はビジネスや経営の写像としての適正な鏡であるべきです。メタップスの決算発表にまつわる一連の報道を目...
実務で会計ルールをおさらい

トランプ減税で税金が減るのになぜ減益決算になるのか?(2)日系企業への波及効果と税効果会計の目的を再考する

■ トランプ減税は日本企業にも税効果会計を通じて影響を及ぼす 昨年末に決まったトランプ減税。主に法人税率が35%から21%にさがることで、各社の税金負担が減り、普通なら企業利益が増えるので増益決算を発表する企業が増えると思いきや、税率が下が...
実務で会計ルールをおさらい

トランプ減税で税金が減るのになぜ減益決算になるのか?(1) 税効果会計と繰延税金資産の基本を知る

■ トランプ減税で沸き立っている陰で、税率変更の影響で減益決算の会社が 昨年末に決まったトランプ減税。主に法人税率が35%から21%にさがることで、各社の税金負担が減り、普通なら企業利益が増えるので増益決算を発表する企業が増えると思いきや、...
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日次決算できる会社とやるべき会社は違う - あみやき亭とあずさ監査法人 日本経済新聞より

■ 「日次決算」を可能にする仕組みづくりは大変です 「日次決算」。経営者にとってはいい響きの言葉ですが、経理担当者にとっては悪夢のような言葉かもしれません。経営のますますのスピード化から、我が社も日次決算導入を、と気張る経営者に向けて、「本...
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キャッシュフロー経営(5)カネ余り 日本企業を解く(4)「稼げる投資か」市場は選別 還元との使い分け重要 - ネットキャッシュの多寡だけで株価形成されていれば、PBRは必ず1倍未満になる

■ 「キャッシュフロー経営」談義にようやく資本コストが登場! この連載記事はずっと「フリーキャッシュフロー」談義だったものが、最終回になって様相がガラッと変わり、いきなり資本コストが登場しました。賢明な読者の方なら、その変化の重要性にすぐに...
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キャッシュフロー経営(4)カネ余り 日本企業を解く(3)「ためない企業」じわり増加 米国との差、依然大きく – 時間軸と累積キャッシュフローで投資採算性を分析する

■ 何度もしつこいですが、フリーキャッシュフローとキャッシュフロー経営を再確認 前回は、フリーキャッシュフローを用いた「キャッシュフロー経営」の実例解説と、ペッキングオーダー理論の復習をおこないました。今回は、「キャッシュフロー経営」におけ...
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キャッシュフロー経営(3)カネ余り 日本企業を解く(2)危機の記憶、守りを優先 負債で還元 潮目変化も - ペッキングオーダー理論による財務戦略まで見てみよう!

■ 花王の事例でフリーキャッシュフローに着目してキャッシュフロー経営を再確認 前回、フリーキャッシュフローを用いた「キャッシュフロー経営」の基本形を解説しました。早速、27期連続増配を続ける花王を例に、フリーキャッシュフローによる意思決定の...
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キャッシュフロー経営(2)カネ余り 日本企業を解く(1)現金「使う力」追い付かず 「稼ぐ力」は10年で33%増

■ キャッシュフロー経営に新造語:「稼ぐ力」に「使う力」が加わった! 「異次元緩和」とも呼ばれる、量的・質的金融緩和を日本銀行が2013年4月の政策委員会・金融政策決定会合において導入された以降、円がじゃぶじゃぶに市場に溢れるのは当たり前の...
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キャッシュフロー経営(1)(決算番付)(2)自動車4社で5兆円増 手元資金残高 景気拡大、5年間で厚み 還元圧力強まる可能性

■ 過ぎたるは及ばざるが如し。キャッシュリッチ企業が批判される理由とは? 2014年前後から、株高演出のためのアベノミクス政策の一環から、海外機関投資家の日本株式市場への呼び込みのための株主還元強化のドライブがきつくなっている昨今、さらに「...
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(経済教室)子会社管理 成功の秘訣は? 問われる本社の組織能力 若林直樹・京都大学教授 - そもそも全体最適を求めるグループ連結経営が正しいのか?

■ なぜ企業は子会社を設立し、連結経営やグループ経営をしたがるのだろうか? 連結経営管理、グループ経営を自らのコンサルティングサービスの柱の一つとさせて頂いている筆者としては、今回のテーマは大好物としてこれを看過することはできませんでした(...
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FANG台頭で、コンテンツ、通信、プラットフォーマー各社の勢力図に異変(2)規制緩和と市場競争促進は、市場における立場によって言い分が異なります

■ 「FANG」「ネットの中立性」:キーワードのおさらいから 前回に引き続き、トランプ政権のIT・メディア産業における規制緩和について理解を深めていきたいと思います。 (前回) ⇒「FANG台頭で、コンテンツ、通信、プラットフォーマー各社の...
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