50の手習い またひとつ増やす
朝遅く起きて、日経新聞をたぶれっとで読む。老眼が進んでいるので、思いっきり拡大して読む。
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「面倒なエクセル作業をパイソンで自動化! Excel × Python 最速仕事術」が重版出来!という活字が目に入る。
速攻でAmazonで検索。Kindle版が出ていることを確認して安心。
仕事帰りに書店に立ち寄り、実本を手に取る。
Kindleの中にダウンロードされたまま顧みられないExcel本が複数あったことを思い出す。
学習のしやすさを考慮し、そのまま単行本を購入。
家路につく途中、本を開く
帰宅しようと電車に乗る。時間がいつもより早かったので電車は比較的すいていて、運良く座ることができた。
おもむろに、今日買ったばかりの Excel×Python を開く。
「はじめに」から読み始め、「はじめに」に、著者が読者はきっと「はじめに」から読んでくれることを願って、書き手としては一番最後にこの「はじめに」を書いている、という一文から始まるのを見て、「こういうレトリックから入るのは嫌いじゃない」と、電車の中で一人にやにやする。
第1章を読み始めると、二人のビジネスパーソン(同期)の会話から始まっていた。
こんな感じで、優男が登場して、
ちょっと、女性のほうが気が強い感じで、会話が続く。
ひとしきり、出だしのPython の仕様を読みふけり、感心する。
- 予約語が35と非常に少ないこと
- インデント自体が文法を成し、記述量が圧倒的に少ないこと
- ライブラリが豊富で、初心者にもできることが多そうに見えること(まるでWordPressにおける Cocoon みたい!)
著者のプロフィールが気になり確認。同郷の先輩だったことが判明し驚愕する。
若いころを思い出す
本を読みながら、若いとき(30代前半)に情報システム部に配属されたばかりのころを思い出す。
基本情報処理技術者試験に合格。半年後に挑んだ応用情報処理技術者試験は、午前の 多肢選択式 は余裕の正答率9割を誇るも、午後の 記述式 は、プログラミング(C言語選択)が、からっきしダメで不合格になったこと。
当時は、努力で勉強して知識は身につけられるが、プログラミングの才能はないと1年で見切りをつけたこと。
それ以降、プログラミングの一切は IT guy に任せ、自分は「上流」を担当するとうそぶき、要件定義とテストに徹するようになったこと。
知らず知らず、プログラミングにコンプレックスを持っていたこと。
今になって、英語とプログラミングが壁となって目の前に立ちはだかっている。
日本語しか思うように使えない自分。
そのおっさん、英語に続き、プログラミングも学び始めることを決意した。
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