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小児外科医・山髙篤行 2015年3月16日OA NHK プロフェッショナル 仕事の流儀より

TV番組レビュー
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■ 恐れの先に、希望がある

コンテンツガイド
教科書通りの治療では治らない病から命を救うのが使命。
どこに行くにも今抱えている書類を常に持ち歩く。
「四六時中考えているわけですよ、病気を治すために。それが気になってさ、頭から離れないのよ」
『常に臆病であれ』
「大きい手術は怖い。怖いから勉強する。手術をキメられるかキメられないかって大きな要因は、一番は手術の前の準備。9割が手術の前の準備で決まっていて、手術は変な話、手術する前に終わっちゃっているってこと」
「僕、手術急がないの絶対に。絶対失敗したくないから。だって一生残るんだよ。まだ何十年って人生が待っているわけだし。ゆっくりはやくやれって言ってさ。手とか機械の動きはゆっくりなんだけど、やっていることは無駄が無いから早く終わるんだよ。焦りそうになる程むしろゆっくりと。それが一番の近道」
- 1万人の手術をしてつかんだ心得
「全身全霊で挑まなければ限界は分からない。限界って誰にだってありますよ。絶対あると思う。でも、だんだんとやっていくうちにその限界が低くなっていくんだよね。近づいていくと限界が限界でなくなっていくわけ。逃げたくなるけど、立ち向かわないと答えが見えてこないじゃないですか。残りの人生がその外科医の腕に左右されちゃうんだもん。大変なことだと思いますよ。普通の子と同じように生活ができる子にしてあげたいと思いますよ」
- リスクを丹念につぶすと、こみあげてくるのは自信だった
「本気で準備を1個1個やっていけば助けられるというか、もう限界だと思った手術に光が見えてきて、その光がだんだん膨らんできて『やれる』っていう風に。それを強烈に学んだ」
「プロフェッショナルとは?」

妥協を許さない準備、反省をする人。
そして仕事を完璧にキメないと自分を許せない人
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→再放送:2015年3月20日(金)25:00~25:48<木曜深夜>
順天堂大学医学部附属順天堂医院

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