会計で経営を読む キャッシュフロー経営(5)カネ余り 日本企業を解く(4)「稼げる投資か」市場は選別 還元との使い分け重要 - ネットキャッシュの多寡だけで株価形成されていれば、PBRは必ず1倍未満になる ■ 「キャッシュフロー経営」談義にようやく資本コストが登場!この連載記事はずっと「フリーキャッシュフロー」談義だったものが、最終回になって様相がガラッと変わり、いきなり資本コストが登場しました。賢明な読者の方なら、その変化の重要性にすぐにお... 会計で経営を読む
業績管理会計(入門) 製造業が川下企業に価格転嫁するための条件とは?(2)交易条件理論と固定費管理から値付けを考える ■ 新日鉄住金が原料炭をスポット取引に切り替えるのはなぜ?値付けのための意思決定に資する情報提供は、管理会計の主要目的のひとつになります。前回は、新日鉄住金の原料炭をスポット取引(随時契約)に切り替えることで、川下産業(自動車メーカー等)に... 業績管理会計(入門)
業績管理会計(入門) 製造業が川下企業に価格転嫁するための条件とは?(1)新日鉄住金の原料炭の事例より ■ 新日鉄住金が原料炭の価格交渉を廃止する意味とは?BtoB企業、BtoC企業を問わず、仕入価格が高騰した場合、その分を供給先(川下)へ価格転嫁できるかどうか、企業業績を左右する非常に大きな問題に違いありません。結論から言ってしまうと、希少... 業績管理会計(入門)
会計で経営を読む 「攻めのIT経営銘柄」みずほやIHI選定 経産省・東証 - 2016年度版 ■ 去年に引き続き、2回目の選定。当然2年連続選定企業もあります今年も「攻めのIT経営銘柄」として、26社が選ばれました。何を持ってIT経営とするか、そしてIT経営度が業種平均より直近3年平均ROEを高くする理由づけがいまいち不明瞭なのです... 会計で経営を読む
会計で経営を読む 社外取締役 出席率97% 昨年度 主要100社の取締役会 半数は複数社兼務 ■ まずは出席率という定量基準で社外取締役のコーポレートガバナンスへの貢献度を測ってみる3月期決算会社の株主総会シーズン真っ只中で、日本経済新聞に連日、社外取締役の出席率というコーポレートガバナンスの有効性に対する先行指標(KPI)にまつわ... 会計で経営を読む
実務で会計ルールをおさらい 会計基準の選択に翻弄される企業と投資家 -新日鐵住金、アサヒ、三菱商事、三井物産、それぞれのケースを追う! そして「のれん」を語らざるを得なくなる! ■ 企業業績を公正妥当な方法で測定するはずの会計基準を選択する自由とは?現在、日本企業は、①日本基準、②米国(SEC)基準、③IFRS(国際会計基準)、④JMIS(修正国際基準)、の4つの会計基準の選択を許容されています。いうまでもなく、企... 実務で会計ルールをおさらい