財務会計(入門) 企業会計原則(18)損益計算書 総額主義の原則 事業規模と事業収益性を正しく把握するために 総額主義の対義語は純額主義です。企業会計原則においては、損益計算書と貸借対照表の両方に総額主義の原則が設定されています。企業の経済活動を明瞭表示するために、総額主義の原則が損益計算書に課せられています。それは、損益計算書が、企業の取引規模をステークホルダーにも把握できるような数字になっていることを要請するものです。 財務会計(入門)
経済動向を会計で読む 金融法制 機能別に IT進展、業態別に限界 金融庁が中間整理案 - 潮目が業態破壊・新規参入前提に変わった! ■ 金融業における業法の制度疲労が目立っている件について業法の体系が変わる! 業態(業界)を御することから、機能・サービス視点で法整備がなされることになりました。2018/6/19付 |日本経済新聞|朝刊 金融法制 機能別に IT進展、業態... 経済動向を会計で読む
財務分析(入門) キャッシュフロー分析(4)稼ぎ方でみる「若返った企業」「高齢の企業」 – キャッシュフローマトリクスで若いとされた企業の年齢を推測できるか? ■ キャッシュフローライフサイクル理論をキャッシュフローマトリクスで検証する!キャッシュフローライフサイクルによる企業の格付け(rating)記事にコメントをつけていく第4弾。今回は、営業CFと投資CFの収支バランス、すなわちフリーキャッシ... 財務分析(入門)
会計で経営を読む キャッシュフロー経営(1)(決算番付)(2)自動車4社で5兆円増 手元資金残高 景気拡大、5年間で厚み 還元圧力強まる可能性 ■ 過ぎたるは及ばざるが如し。キャッシュリッチ企業が批判される理由とは?2014年前後から、株高演出のためのアベノミクス政策の一環から、海外機関投資家の日本株式市場への呼び込みのための株主還元強化のドライブがきつくなっている昨今、さらに「カ... 会計で経営を読む
実務で会計ルールをおさらい 売上高新基準、18年適用可 企業会計基準委が公開草案 百貨店などは目減りも – IFRSへのコンバージェンス強化 ■ JGAAPも収益認識基準を支配権の移動で考えることに。IFRSとのコンバージェンスが目的1年半前に予告されていましたので、今回の報道は青天の霹靂というほどのインパクトはありませんでした。落ち着いて簡単な解説を付したいと思います。2017... 実務で会計ルールをおさらい
会計で経営を読む 企業成長手段の賢い選択とは アンハイザー・ブッシュ・インベフとカルソニックカンセイの例から(1)M&Aによる事業ポートフォリオ組成の成功の秘訣 (GLOBAL EYE)個性派企業の買収相次ぐ 消費成熟「革新」取り込む ■ 食品や日用品業界ではブランドによる事業ポートフォリオを組成して、企業成長を狙う日本経済新聞にて相次いで、企業成長のためのM&AやTOBの記事が目に飛び込んできましたので、改めて、企業成長の賢い選択について考察してみたいと思います。どうし... 会計で経営を読む
会計で経営を読む もがく楽天、じわり客離れ 「支持率」アマゾンに軍配 日経MJ消費者調査 - 競争戦略とプレファレンスを考える ■ 穿ちすぎ!? 楽天の苦戦と見る報道のされ方について先日、楽天の2016年第2四半期決算に基づき、楽天の苦戦状況を、競合との市場競争におけるポジショニングや決算報告からざっくり解説した小稿をお届けしました。⇒「(ビジネスTODAY)楽天モ... 会計で経営を読む
会計で経営を読む (ビジネスTODAY)楽天モデル、曲がり角 営業益1~6月12%減、「配送」「口コミ」新潮流に乗れず - 決算発表の出し方と同質化戦略を再考する! ■ たった1回の半期決算だけで、その会社のビジネスモデルの良否が分かるのか?ITの分野では、ドックイヤー、ラットイヤー等と、スピーディーな技術革新と目まぐるしいメインプレイヤーの入れ替わりで常に目を離せない領域です。日本経済新聞に、楽天の2... 会計で経営を読む
実務で会計ルールをおさらい 「のれん」残高24兆円に拡大 7年連続最高に 今年度5%増 潜在的な減損リスクも ■ 「のれん」を定期償却せず減損テストに任せる考え方から確認してみましょう!そもそも、「のれん」を規則的に償却させずに、「減損テスト」で一気に当該会計期間の損失として計上するという、比較的安定的な期間損益計算を目的としている場合には似つかわ... 実務で会計ルールをおさらい
テクノロジー フィンテック(FinTech)の最新動向 日本経済新聞より ■ 2015年夏の「フィンテック」動向 - 経済紙はこのように報道する!日本を代表する経済紙である日本経済新聞が、ここしばらくの「フィンテック」の扱いが気になりましたので、サマリ投稿を作ることにしました。経済紙ならではの観点と、日本が置かれ... テクノロジー