会計で経営を読む 日本の金融リテラシーにおける3つのガラパゴス化(3)毎月分配型投信、親子上場、官民ファンド 最近、官民ファンドの累積損失と出資残高の目標値未達が攻撃の的になり、何かと批判の矢面に立っています。民業圧迫だとか、不適切な投融資の実行が指摘されています。中には確かに事実であるものもあると思います。皆さんは、官民ファンドを含む広義の財政投融資の仕組みと現状をどれくらい把握されているでしょうか。 会計で経営を読む
会計で経営を読む 日本の金融リテラシーにおける3つのガラパゴス化(2)毎月分配型投信、親子上場、官民ファンド 何かと批判的な目で見られる親子上場。海外では例を見ないといいながらも、実は海外でも実例はいくつも存在しています。適用例の多寡だけで正当性や事の良し悪しが決まるのなら、それは悪い多数決の典型例といわざるを得ません。 会計で経営を読む
会計で経営を読む 日本の金融リテラシーにおける3つのガラパゴス化(1)毎月分配型投信、親子上場、官民ファンド 今週、日本経済新聞を読んで違和感があったものをまとめてコメントします。お題は「日本の金融リテラシーにおける3つのガラパゴス化」と称していますが、別段、記事にある通りで、記者や対象者など、誰かをこき下ろすものではありません。 会計で経営を読む
会計で経営を読む 米デルが再上場準備 グループの資本関係整理 - 正攻法での上場の道を選択したデルと種類株式の発行を許したシンガポール株式取引所 ■ 正攻法で親会社の再上場を目指すデル種類株式の発行の是非と、まっとうなコーポレートガバナンス、そして公開市場に株式を公開(上場)することに対する経営者の心構え、に対する思いは人それぞれかもしれません。2018/7/3付 |日本経済新聞|夕... 会計で経営を読む
会計で経営を読む 親子上場の是非を再び ソフトバンク、鴻海の事例から(5)鴻海の世界最適地上場は日本の電機メーカーの対極にあり! ■ 鴻海の親子上場という選択肢前回までソフトバンクの親子上場への言及が続きました。筆者の舌鋒も鋭く? 厳しめのコメントが多かったのですが、鴻海精密工業の子会社上場は、日系の電機メーカーが次々と親子上場廃止に踏み切る中、対極の財務調達戦略とし... 会計で経営を読む
会計で経営を読む 親子上場の是非を再び ソフトバンク、鴻海の事例から(4)ソフトバンク債、子会社の連帯保証が東証の独立性審査の影響を受けること必至!? ■ ソフトバンク親子上場の一番の影響点はむしろ債券市場にあり!前回、株主に報いる財務戦略と子会社上場に伴う少数株主との利益相反の関係について深堀りしてみました。今回は、新聞報道に基づいて、ソフトバンクのエクイティ・ファイナンスとデッド・ファ... 会計で経営を読む
会計で経営を読む 親子上場の是非を再び ソフトバンク、鴻海の事例から(3)本当に株主に報いる財務戦略とは 少数株主との利益相反解消策まで考える ■ 親子上場がグループ利益の流出を招くについて論点を再整理前回、SBGの携帯事業会社ソフトバンクの親子上場の概要について説明しました。そこで、グループ外に利益が流出する、という論点について配当金と法人税を使って説明したのですが、いまいち分か... 会計で経営を読む
会計で経営を読む 親子上場の是非を再び ソフトバンク、鴻海の事例から(2)ソフトバンク親子上場に伴うコーポレートガバナンス問題とコングロマリット・ディスカウント問題を斬る! ■ ソフトバンクグループが傘下のソフトバンクを親子上場!親子上場は近年、コーポレートガバナンス重視の風潮と、その真因である海外機関投資家を日本市場に呼ぶこむために解消される傾向にありました。しかし、低金利(日欧ではマイナス金利)政策に伴うカ... 会計で経営を読む
会計で経営を読む 親子上場の是非を再び ソフトバンク、鴻海の事例から(1)親子上場のブーム再来の流れを中心にまずは株式市場の状況を確認する ■ ブーム再来「親子上場」のトレンドを確認する昨今の低金利と経済成長の好循環の中、株式市場での資金調達のハードルが下がり、一段と資金需要側(企業側)の財務戦略の潮目が変わってきました。それを受けて、取引所の上場企業誘致の流れも変容してきてい... 会計で経営を読む
会計で経営を読む 郵政3社株 評価は… 売り出し価格の仮条件発表 証券各社、個人対応を強化 ■ 株価指標面で「割安」だそうです。本当?約一年前にプレスリリースされた郵政3社の親子上場が、とうとう現実のものとなってきました。9月10日に売り出しの仮条件が公表され、バリュエーションについて関係各所からいろいろな分析や見解が表明されてい... 会計で経営を読む
会計で経営を読む 日本郵政、来年9月上場 郵貯・簡保と3社同時 ドコモに匹敵、大型公開 ■ 驚愕の親子「同時」上場日本郵政グループが、日本郵政(ホールディングス)、ゆうちょ銀行、かんぽ生命保険の金融子会社と共に、3社同時上場を発表しました。金融行政の機微や、郵政改革の迷走など、政治や業界、法務的な議論は他の専門家にお任せして、... 会計で経営を読む
会計で経営を読む スクランブル 親子上場に敏感な株価 日立「本体で稼ぐ力」評価 ■ 親子上場は、企業価値の評価がしにくい!?9/24の株式市場では2つの完全子会社化のニュースが駆け巡りました。イオンとダイエー、米国スターバックスとスターバックスコーヒージャパンです。2014/9/25付 |日本経済新聞|朝刊スクランブル... 会計で経営を読む