財務会計(入門) 企業会計原則(5)明瞭性の原則とは(中編)- 読めばわかる財務諸表のための 区分表示の原則、総額主義の原則 ■ 「明瞭表示の構成」を明瞭に解説してみる今回は『企業会計原則』における『一般原則』の学習の第5回目となります。今回は、「明瞭性の原則」の中編になります。『企業会計原則』の全体構成は下図の通りです。そして、その3部構成の『一般原則』の構成は... 財務会計(入門)
会計で経営を読む (十字路)経営者の意識 - 会社は誰のものか? 株主は株式の所有者であって会社の所有者ではないって本当? ■ 会社経営をするうえでのマインドセットとしては正しいステートメントです欧米流のコーポレートガバナンスが日本市場に流入してきて、株主重視の経営というものが声高に叫ばれている昨今です。筆者のそこそこのビジネス経験でも、そうしたブームは2回経験... 会計で経営を読む
会計(基礎) 貸借対照表を斬る ■ 「貸借対照表」の中身「前回」は、「損益計算書(P/L)」の説明をしました。今回は、「貸借対照表(B/S)」の中身を見ていくことにします。「貸借対照表」は、会社経営における大きな資金の流れの中で、「社外のどこから活動資金を調達してきたか」... 会計(基礎)
会計(基礎) グループ名は『財務諸表』 ■ 「会計帳簿」がそろい踏み「前回」まで、会計帳簿として、登場順に、 「貸借対照表」 「損益計算書」 「キャッシュフロー計算書」 「株主資本等変動計算書」 「包括利益計算書」 「製造原価報告書(明細書)」を説明してきました。これで、いわゆる... 会計(基礎)
会計(基礎) 第3の刺客 キャッシュフロー計算書 登場 ■ キャッシュフローを見る必要性前回、「信用取引」が行われた際の会計帳簿である「貸借対照表」と「損益計算書」の成り立ちを説明しました。会社が「どれくらい儲かったか」を見るために、2種類の利益の計算方法、「財産法」と「損益法」に対応するように... 会計(基礎)
会計(基礎) 損益計算書の進化 ■ 現金商売から信用取引へ前回は、「貸借対照表」を使って、財産の増え分から利益を計算する方法、「損益計算書」を使って、財産の増減を表す取引を漏らさず集計して利益を計算する方法、そしてこの2つの方法で計算される「利益」は原則一致することを説明... 会計(基礎)
会計(基礎) その名は「貸借対照表」と「損益計算書」なり ■ 会計帳簿の本名前回(「もうひとつの方法で利益を計算してみる」)までで、2つの会計帳簿を使ってそれぞれの方法で利益を計算してみました。「利益」は、「資産」の増加分だと説明しました。「会計帳簿(その1)」は、その時点で会社が所有している「資... 会計(基礎)