財務会計(入門) 企業会計原則(16)経過勘定の処理 - 前払と前受、未払と未収の関係 広義の発生主義(実現主義を含む)に基づき期間損益を計算する場合、実際の現金の動きをいったん無視して、費用と収益の額を先に決定します。それが損益をいわゆる「期間損益」足らしめているのですが、ここで、損益と現金収支のギャップを再確認してみましょ... 財務会計(入門)
財務会計(入門) 企業会計原則(15)取引価額の原則 P/Lは、とある会計期間における「利益」を求めることが目的の財務諸表です。その「利益」は「期間損益」とも呼ばれることが多々あります。特定の会計期に限って会計取引を観察して、単純化して説明しますと、キャッシュが入ってきた分(キャッシュ・イン・... 財務会計(入門)
会計(基礎) 損益計算書を斬る ■ 「損益計算書の中身」「前回」まで、「財務諸表(F/S)」を全体概要の説明をしてきました。今回からは、ひとつひとつの財務諸表の中身を見ていきます。トップバッターは「損益計算書(P/L)」です。「損益計算書」は、「儲けるために犠牲にしたもの... 会計(基礎)
会計(基礎) 今度は損益計算書の従兄弟が登場 ■ 人気者の「損益計算書」には取り巻きが多いのです前回まで、登場順に「貸借対照表」「損益計算書」「キャッシュフロー計算書」「株主資本等変動計算書」「包括利益計算書」までご紹介しました。今回は、「損益計算書」の従兄弟として「製造原価明細書」を... 会計(基礎)
管理会計(基礎) 管理会計的に『儲け』を測る(1) ■ 管理会計で着目すべきもの前回、「相対的真実」の制約条件の中で、「比較」精神を発揮して、意思決定に役立つ比較データを作成(選択案の比較検証)する営みを管理会計と説明しました。では、管理会計的思考をめぐらして、何を比較検討して、何をジャッジ... 管理会計(基礎)
会計(基礎) 損益計算書の進化 ■ 現金商売から信用取引へ前回は、「貸借対照表」を使って、財産の増え分から利益を計算する方法、「損益計算書」を使って、財産の増減を表す取引を漏らさず集計して利益を計算する方法、そしてこの2つの方法で計算される「利益」は原則一致することを説明... 会計(基礎)
会計(基礎) もうひとつの方法で利益を計算してみる ■ 財産法の使い勝手前回(「会計帳簿で利益を計算してみる」)、あなたは、「財産法」というやり方で、2つの時点(開業前と全ての支払い後)の間にいくら儲けることができたかを計算してみました。このやり方には、欠点がいくつかあります(使い勝手が悪い... 会計(基礎)