会計で経営を読む 配当性向 3割どまり 日本企業、欧米・アジアに見劣り 株価抑える要因に - 株主還元だけで株価は本当に上がるのか? ■ 日米企業で異なる配当性向の水準 日本企業の配当性向が低い、もっと現金配当など、株主還元策を強化しないと株価が上がらないぞとの脅しめいた声がちらほら聞かれるようになりました。それは本当のことなのでしょうか。 2018/7/14付 |日本経... 会計で経営を読む
会計で経営を読む 配当性向30% 横並び意識の強い日本企業への処方箋 ②株主との対話は株式益回りとPERからDOE、そしてTSRへ ■ 徒手空拳では「株主との対話」はままならない。具体的にどんな財務指標を使えばよいのか? 前回は、配当性向30%近辺に固まる日本企業の横並び意識と株主との対話を単年度業績主義である配当性向に拘らず、中長期の企業成長目標(それは中長期の企業価... 会計で経営を読む
会計で経営を読む 配当性向30% 横並び意識の強い日本企業への処方箋 ①単年度決算主義の呪縛からの解放と真の株主との対話を促進とは? ■ 配当性向まで横並び意識の強い日本企業の特異性を考える 何かと何かを比べるというのは、相対的に有意差のある特徴を議論したいからです。ここでは、顕著に日本企業のローカル度を如実に表す「配当性向」について議論を進めたいと思います。株式市場はも... 会計で経営を読む
業績管理会計(入門) アマゾン77%減益 4~6月純利益 先行投資重視を強調 それがどうした。究極の経営は利益を上げないこと! ■ 無配で利益にも無頓着なアマゾンの株価が上昇し続ける意味とは? 世の中の大半のビジネスパーソンは、多かれ少なかれ、直接間接を問わず、利益を上げるために仕事に向き合っていることと思います。筆者も、経営管理・管理会計を主要エリアとしてこれまで... 業績管理会計(入門)
実務で会計ルールをおさらい 自社株買い急減速 1~6月48%減2.2兆円 株主還元から投資に軸足 – 金融庁が嫌う毎月分配型投信との違いとは ■ すわっ、企業統治改革から進展してきた株主還元策の後退かと言わんばかりの報道!? 2014年にROE:8%以上と大胆な提言をした「伊藤レポート」が発表され、続いて2015年に「コーポレートガバナンス・コード(企業統治指針)」が公表され、徐... 実務で会計ルールをおさらい
会計で経営を読む ADワークス、個人株主を調査 「配当を重視」87% - 配当崇拝の誤りを正す! 配当は企業価値を毀損し、株主の利得を減らすだけ ■ 「個人投資家が配当金を重視しているから」は、株価維持の弥縫策にすぎない! たまたま目にした経済紙の小稿で、まだまだ個人投資家が「配当」額の多寡で株式投資を考えているという重大な過ちについて、過日の元本を取り崩して毎月配当を出す詐欺的な投... 会計で経営を読む
とことんROE (会社研究)大還元の先へ(1) アマダホールディングス M&Aで稼ぐ力底上げへ ■ 経済紙お得意の手のひら返し 「株主還元」は大歓迎だったのでは? 2015年5月に、2年間の限定期間ながら、「100%株主還元」を発表したアマダHD(当時はアマダ)に対する、衝撃と称賛があり、その後、1年かけて、「ROE」改善には「分母」... とことんROE
会計で経営を読む 郵政3社株 評価は… 売り出し価格の仮条件発表 証券各社、個人対応を強化 ■ 株価指標面で「割安」だそうです。本当? 約一年前にプレスリリースされた郵政3社の親子上場が、とうとう現実のものとなってきました。9月10日に売り出しの仮条件が公表され、バリュエーションについて関係各所からいろいろな分析や見解が表明されて... 会計で経営を読む
とことんROE 多様化する株主還元策 配当性向引き上げなど 成長戦略に合わせ変更 ■ 「配当性向」引き上げや「DOE」採用など 株主に配当を中心に、利益に分配にて厚く報いるため、各種の指標が採用されています。今回は、その指標を活用した株主還元政策自体の悪さ加減を強調するまでもなく、それぞれの指標の解説に徹したいと思います... とことんROE
会計で経営を読む CFO投資家に語る⑤ 三井物産 ROE、10~12%に引き上げ ■ 2014年9月18日の日経新聞朝刊は盛り沢山 管理会計屋としては、9/18の日本経済新聞 朝刊は、飛び付きたくなる記事が多くあり、個々にはショートコメントで、標題の記事は少しだけストーリーを検証してみます。 2014/9/18付 |日本... 会計で経営を読む