Pocket

■ 用意周到に勝るものなし!

コンサルタントのつぶやき_アイキャッチ

If I had six hours to chop down a tree, I’d spend the first four hours sharpening the axe.

もし、木を切り倒すのに6時間与えられたら、私は最初の4時間を斧を研ぐのに費やすだろう。

(米国の第16代大統領 / 1809~1865)
——————————————————-
前回に引き続き、私自身が仕事をやるうえで大切にしていることを過去の偉人の言葉にかこつけて紹介しています。今回は、「準備」。

私は、常日頃からお客様の前で、プレゼンテーションや、お客様との会議でファシリテーションをやらせて頂く機会が多く、人前でお話しすることがお仕事の中心となっております。「それなりに分かりやすい説明ですね」と声をかけて頂くこともあり、そういう時にはちょっとはお役に立てたかなと、とてもうれしい気持ちになります。

そういう時に、「話がお上手ですね、機転がきいて(頭の回転が速くて)、臨機応変に対応できるのは天性のものですか」とおっしゃっていただくことも多いのですが、本当に、謙遜しているわけではなく、そういうことではないんです。

実は、アドリブが大の苦手で、人前で機転の利くお話がとてもできる人間ではありません。ではどうして、話し上手と褒めて頂くことがあると思いますか?

それは、用意周到なことです。お客様や同僚と打ち合わせやブレインストーミングする際には、その前に、入念な準備をすることを常としています。必ず、その話し合いにて何を議題にすべきか、結論をどう導くか、出席者の顔を一人ずつ思い出して、皆がそれぞれ、どう感じるか、課題と思っているものは何かを深く慮り、落とし所を前もって入念に考えて、リーディングする方向性を心に決めておくのです。

その際には、あらゆる論点について、常に複数の選択肢を用意しておきます。そして、その選択肢の優先順位やメリット・デメリットを必ず説明できるようにしておきます。

それゆえ、リンカーンのように、2時間の仕事の為に、4時間は事前準備に当てる、以上に、準備作業にほとんどの時間を割きます。極端に言うと、9割は準備作業というイメージです。というのは、会議の事前準備で頭に入れておいたネタは、その会議で日の目を見なかったとしても、次の機会で使うことになるかもしれません。そして、意識のある間(朝、目が覚めてから、夜、床に着くまで)は、ずっと神経を張りつめて、周囲の出来事や、偶然出会った人物に対して、常に好奇心を持って接することで、様々な事象に対する心の準備、雑学にカテゴリされるような知識や知恵が蓄積していって、数多くの引き出しを身につけることができるのです。

そうです。繰り返しますが、私は、アドリブ が効かない人です。常に、予め準備された反応しか示すことができないのです。その反応のバリエーション(品揃え)を人一倍多く準備することを心掛けています。そうしていると、話し上手だねと感心して頂ける、という訳です。

こういう心掛けを自分に課したのは、学生時代に出会った次の書物の一節に基づきます。

「第1章:勇気と自信を養う」より

(1)強く、持続的な願望を持ってスタートする。みずからを訓練する努力がもたらす利点を数え上げて、熱意をかきたてる。進歩の速さは、願望の深さに比例する。
(2)準備は怠りなく。話そうとする内容が十分わかっていないと、自信は持てない。
(3)自信満々に振舞うこと。これを利用すれば人前での恐怖に打ち勝つことができる。
(4)練習を積むこと。恐怖心は自信の欠如が原因である。

(上記は、「話し方入門 第1章:勇気と自信を養う」より引用)

常に準備。常在戦場の意識。今、スピーチを依頼されたら、何を話すか? 私は、常に何を話すべきか、考え続けています。そして、その9割は、後から思い起こして不満足な結果に終わります。それでもあきらめず、次の機会まで、トークの刃を研ぎ続けるのです。

(Visited 27 times, 1 visits today)
Pocket

エイブラハム・リンカーン(1)まずはことを始める前に周到な準備と常在戦場の構えを!http://keieikanrikaikei.com/wp-content/uploads/2015/04/f2dde0c815f506d35f39301dbbb486e4.jpghttp://keieikanrikaikei.com/wp-content/uploads/2015/04/f2dde0c815f506d35f39301dbbb486e4-150x150.jpg小林 友昭名言・格言アドリブ,デール・カーネギー,リンカーン,名言・格言,話し方入門■ 用意周到に勝るものなし! If I had six hours to chop down a tree, I’d spend the first four hours sharpening the axe. もし、木を切り倒すのに6時間与えられたら、私は最初の4時間を斧を研ぐのに費やすだろう。 (米国の第16代大統領 / 1809~1865) ------------------------------------------------------- 前回に引き続き、私自身が仕事をやるうえで大切にしていることを過去の偉人の言葉にかこつけて紹介しています。今回は、「準備」。 私は、常日頃からお客様の前で、プレゼンテーションや、お客様との会議でファシリテーションをやらせて頂く機会が多く、人前でお話しすることがお仕事の中心となっております。「それなりに分かりやすい説明ですね」と声をかけて頂くこともあり、そういう時にはちょっとはお役に立てたかなと、とてもうれしい気持ちになります。 そういう時に、「話がお上手ですね、機転がきいて(頭の回転が速くて)、臨機応変に対応できるのは天性のものですか」とおっしゃっていただくことも多いのですが、本当に、謙遜しているわけではなく、そういうことではないんです。 実は、アドリブが大の苦手で、人前で機転の利くお話がとてもできる人間ではありません。ではどうして、話し上手と褒めて頂くことがあると思いますか? それは、用意周到なことです。お客様や同僚と打ち合わせやブレインストーミングする際には、その前に、入念な準備をすることを常としています。必ず、その話し合いにて何を議題にすべきか、結論をどう導くか、出席者の顔を一人ずつ思い出して、皆がそれぞれ、どう感じるか、課題と思っているものは何かを深く慮り、落とし所を前もって入念に考えて、リーディングする方向性を心に決めておくのです。 その際には、あらゆる論点について、常に複数の選択肢を用意しておきます。そして、その選択肢の優先順位やメリット・デメリットを必ず説明できるようにしておきます。 それゆえ、リンカーンのように、2時間の仕事の為に、4時間は事前準備に当てる、以上に、準備作業にほとんどの時間を割きます。極端に言うと、9割は準備作業というイメージです。というのは、会議の事前準備で頭に入れておいたネタは、その会議で日の目を見なかったとしても、次の機会で使うことになるかもしれません。そして、意識のある間(朝、目が覚めてから、夜、床に着くまで)は、ずっと神経を張りつめて、周囲の出来事や、偶然出会った人物に対して、常に好奇心を持って接することで、様々な事象に対する心の準備、雑学にカテゴリされるような知識や知恵が蓄積していって、数多くの引き出しを身につけることができるのです。 そうです。繰り返しますが、私は、アドリブ が効かない人です。常に、予め準備された反応しか示すことができないのです。その反応のバリエーション(品揃え)を人一倍多く準備することを心掛けています。そうしていると、話し上手だねと感心して頂ける、という訳です。 こういう心掛けを自分に課したのは、学生時代に出会った次の書物の一節に基づきます。 「第1章:勇気と自信を養う」より (1)強く、持続的な願望を持ってスタートする。みずからを訓練する努力がもたらす利点を数え上げて、熱意をかきたてる。進歩の速さは、願望の深さに比例する。 (2)準備は怠りなく。話そうとする内容が十分わかっていないと、自信は持てない。 (3)自信満々に振舞うこと。これを利用すれば人前での恐怖に打ち勝つことができる。 (4)練習を積むこと。恐怖心は自信の欠如が原因である。 (上記は、「話し方入門 第1章:勇気と自信を養う」より引用) 常に準備。常在戦場の意識。今、スピーチを依頼されたら、何を話すか? 私は、常に何を話すべきか、考え続けています。そして、その9割は、後から思い起こして不満足な結果に終わります。それでもあきらめず、次の機会まで、トークの刃を研ぎ続けるのです。現役の経営コンサルタントが管理会計をテーマに情報発信します