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経営戦略(基礎)

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経営戦略理論は、提唱者がおかれた時代背景や経済構造に大きく影響されます。できるだけスッキリ経営戦略の本質を説明します。

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経営戦略概史(5)ファヨール(フェイヨル)が「経営管理プロセス」を初めて定義した
経営戦略概史(29)ミンツバーグの「コンフィギュレーション」経営戦略 - 状況に応じてポジショニングとケイパビリティを使い分ける
経営戦略概史(4)メイヨーと「人間関係論」
経営戦略概史(27)バーニーは「資源ベースの戦略論」で資源優位を説いた、が…. - VRIO分析の有効性とは?
経営戦略概史(11)アンドルーズは「戦略プランニング手法」を広めたが戦略自体はアートだと信じた - SWOT分析はここから始まった

TK

現役の経営コンサルタントです。経営管理の仕組み構築や経営戦略の立案、BIシステムを中心としたIT導入まで手掛けております。最近はファイナンス(資本コスト経営)、バリュエーション、BEPS対応、コーチング・組織学習支援での実績があります。

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経営戦略概史(32)ベゾズは新しいポジショニングを新しいケイパビリティで実現した

有名な話ですが、ジェフ・ベゾスは、ヘッジファンドD.E.ショーの4人目のシニア・バイス・プレジデントの高給を投げ打って、東海岸のニューヨークから西海岸のシアトルまで車で移動し(本書では最初は引っ越し用トラックで、テキサスからは継父から譲り受けたシボレーで)、その車中で次のビジネス(現在のアマゾンの祖業であるネット書店)を考えついたといわれています。
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経営戦略概史(31)ブルーオーシャン戦略 キムとモボルニュがポジショニングとケイパビリティを融合

20世紀以降、グローバルレベルでのビジネス理論・マーケティング理論は一部を除いて、そのほとんどが米国発でしたが、2005年に「ブルー・オーシャン戦略」がINSEAD( フランス、パリ郊外のフォンテーヌブロー、シンガポール、アブダビにキャンパスを持つビジネススクール・経営大学院)の二人の教授によって発表されました。
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経営デザインシート(3)誕生した背景・理由から考える効果的使い方とは 価値創造プロセスの可視化

経済と消費の仕組みが変わったことに気づく経営デザインシートは、最初から、ビジネスモデルをデザインすることを当初の目的として掲げて遂行された政府肝いりのプロジェクトではなかったそうです。音頭を取っているのが内閣府知的財産戦略本部というセクショ...
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経営デザインシート(2) 内閣府知的財産戦略本部が推奨するシートの書き方とその背後にある経営戦略思想とは

経営デザインシートの全体構成を再確認 経営デザインシートの解説2回目は、全体のフレームワークのおさらいと、実用的・実際的な書き方(入門編)の解説となります。この解説シリーズの中では、他の経営政略コンセプトやフレームワークとの比較分析も追って説明していきます。
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経営デザインシート(1) 内閣府が始めた知財権の有効活用から始めるデザイン思考

経営デザインシートとは経営デザインシートは、内閣府が2018年5月に公表したビジネスモデル構築を支援するツールです。この経営デザインシートがすばらしいところは、①シンプルで一覧性のあるフォーマットを採用している②使い方や作り方の説明が簡潔で...
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経営戦略概史(30)キャプランとノートン バランスト・スコアカード - ステークホルダーの利益とは何か?

「経営戦略」の歴史を、三谷宏治著「経営戦略全史」(以下、本書)をベースに説明していきます。今回は、バランスト・スコアカード(BSC:Balanced Scorecard)により多様なステークホルダー間の利害調整を上手にこなす秘宝を授けてくれ...
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経営戦略概史(29)ミンツバーグの「コンフィギュレーション」経営戦略 - 状況に応じてポジショニングとケイパビリティを使い分ける

■ 状況に応じてポジショニングとケイパビリティを統合させる「経営戦略」の歴史を、三谷宏治著「経営戦略全史」(以下、本書)をベースに説明していきます。今回は、ケイパビリティ派とポジショニング派の争いを振り出しに戻した「コンフィギュレーション」...
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経営戦略概史(28)ポーターが世紀末に放った反撃の一打『戦略とは何か』 - 日本企業には戦略がないという指摘について

■ 再びポジショニング派とケイパビリティ派の激突を見る!「経営戦略」の歴史を、三谷宏治著「経営戦略全史」(以下、本書)をベースに説明していきます。今回は、ケイパビリティ派とポジショニング派の争いの潮目について取り上げたいと思います。ポジショ...
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経営戦略概史(27)バーニーは「資源ベースの戦略論」で資源優位を説いた、が…. - VRIO分析の有効性とは?

■ 激突、ポジションニング派とケイパビリティ派 ともにミクロ経済学的分析に立脚「経営戦略」の歴史を、三谷宏治著「経営戦略全史」(以下、本書)をベースに説明していきます。今回は、「経営資源」をキーワードに、ジェイ・バーニー、リチャード・ルメル...
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経営戦略概史(26)ピーター・センゲの「学習する組織」と野中郁次郎の「知識創造経営」(後編)

■ 企業の競争優位を生むための継続的学習の実践方法とは?「経営戦略」の歴史を、三谷宏治著「経営戦略全史」(以下、本書)をベースに説明していきます。今回は、「組織ラーニング」をキーワードに、ピーター・センゲと野中郁次郎の足跡を追っていきたいと...
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経営戦略概史(25)ピーター・センゲの「学習する組織」と野中郁次郎の「知識創造経営」(前編)

■ 企業の競争優位は、個人と集団の双方の継続的学習から生まれる「経営戦略」の歴史を、三谷宏治著「経営戦略全史」(以下、本書)をベースに説明していきます。今回は、「組織ラーニング」をキーワードに、ピーター・センゲと野中郁次郎の足跡を追っていき...
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経営戦略概史(24)ターマンが生んだシリコンバレーからイノベーターたちがやってきた - アントレプレナーシップについて

■ シリコンバレー誕生秘話からアントレプレナーシップについて考える「経営戦略」の歴史を、三谷宏治著「経営戦略全史」(以下、本書)をベースに説明していきます。今回は、「アントレプレナーシップ」「起業家」論について、ターマンとスティーブンソンの...
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経営戦略概史(23)フォスターがリードしたマッキンゼーの「イノベーション戦略」 - イノベーション理論の始祖のシュンペーターまで遡って議論してみる

■ 温故知新! シュンペーターの『イノベーション理論』をおさらいする「経営戦略」の歴史を、三谷宏治著「経営戦略全史」(以下、本書)をベースに説明していきます。今回は、「イノベーション戦略」をコンサルタントサービスに仕立て上げたマッキンゼーの...
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経営戦略概史(22)ハメルとプラハードの未来に向けた成長戦略「コア・コンピタンス」 - ついでにコンピテンシーとケイパビリティの違いも考えてみる

■ 実行可能な成長戦略を示した『コア・コンピタンス経営』「経営戦略」の歴史を、三谷宏治著「経営戦略全史」(以下、本書)をベースに説明していきます。今回は、「コア・コンピタンス経営」を世に送り出したゲイリー・ハメルとC・K・プラハラード師弟を...
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経営戦略概史(21)ハマーの破壊的リエンジアリングは自分自身も壊してしまった - BPRが単に業務改善を表す一般名詞へ リストラとの違いも解説

■ 300万部超のベストセラー『リエンジアリング革命』「経営戦略」の歴史を、三谷宏治著「経営戦略全史」(以下、本書)をベースに説明していきます。今回は、「ビジネス・プロセス・リエンジアリング(BPR:Business Process Ree...
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経営戦略概史(20)ストークが東京から放った「タイムベース戦略」- ケイパビリティが測定可能に!付加価値向上とコストダウンの両立策とは?

■ 生産オタクのストーク、ヤンマーに学ぶ!「経営戦略」の歴史を、三谷宏治著「経営戦略全史」(以下、本書)をベースに説明していきます。今回は、大テイラー主義的手法でケイパビリティ派初の具体的な戦略として提示された「タイムベース戦略」「タイムベ...
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経営戦略概史(19)ベンチマークで復活したゼロックス・サウスウェスト航空・フォード - 安易な他社ベスト・プラクティスの模倣で成功した古き良き時代

■ ゼロックス大反攻作戦開始!「経営戦略」の歴史を、三谷宏治著「経営戦略全史」(以下、本書)をベースに説明していきます。今回は、ケイパビリティ派の勃興の様子をベンチマーキングという手法を中心にした導入事例をベースに解説します。最初に登場する...
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経営戦略概史(18)ピーターズらが放った反ポジショニング的ヒット作『エクセレント・カンパニー』 -本は売れたけどコンサルは売れなかった!

■ マッキンゼーの7Sの誕生「経営戦略」の歴史を、三谷宏治著「経営戦略全史」(以下、本書)をベースに説明していきます。今回は、ポーターが開祖のポジショニング学派に最初の大反撃がどのように行われた家の顛末をユーモア(皮肉たっぷり!?)と共にお...
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経営戦略概史(17)キヤノンとホンダ 無鉄砲な日本企業たちの躍進 - この2社の躍進がケイパビリティ学派登場のきっかけとなった

■ 絶対王者ゼロックスに挑んだキヤノン「経営戦略」の歴史を、三谷宏治著「経営戦略全史」(以下、本書)をベースに説明していきます。今回は、ポーターが開祖のポジショニング学派と大々的な論争を繰り広げたケイパビリティ派誕生の契機となった日本企業の...
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経営戦略概史(16)マイケル・ポーター ポジショニング派のチャンピオン登場② - 戦略3類型とバリューチェーンは経営戦略論不朽の名作!

■ ポジショニング派のチャンピオンは、徹底的に儲けるための方策を考えさせる!「経営戦略」の歴史を、三谷宏治著「経営戦略全史」(以下、本書)をベースに説明していきます。前回の続きで、マイケル・ポーターのお話です。彼は、ミクロ経済学(ビジネス経...
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経営戦略概史(15)マイケル・ポーター ポジショニング派のチャンピオン登場① - ファイブ・フォース分析はミクロ経済学から誕生した

■ ポジショニング派のチャンピオンも、最初はHBSで首宣告一歩手前だった!「経営戦略」の歴史を、三谷宏治著「経営戦略全史」(以下、本書)をベースに説明していきます。お待たせしました。マイケル・ポーターの登場です。本書から彼の経歴を紹介します...
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経営戦略概史(14)グラッグによるマッキンゼーの逆襲! - 難解なGE・マッキンゼーマトリクスを武器に

■ 異分子だったグラッグがマッキンゼーで天下を取るための秘策とは?「経営戦略」の歴史を、三谷宏治著「経営戦略全史」(以下、本書)をベースに説明していきます。ヘンダーソンが、ボストン コンサルティング グループ(BCG)を立ち上げたのと前後し...
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経営戦略概史(13)ヘンダーソンによるBCGの誕生と3つの飛躍- PPM、経験曲線、持続可能な成長率

■「時間」「競争」「資源配分」を体系づけた戦略コンサルティングツールの発明「経営戦略」の歴史を、三谷宏治著「経営戦略全史」(以下、本書)をベースに説明していきます。ヘンダーソンが、ボストン コンサルティング グループ(BCG)を1963年(...
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経営戦略概史(12)コトラーによる「マーケティング・マネジメント」- STP・MM・PLC戦略を体系化

■ マーケティングを普及させた『マーケティング・マネジメント』「経営戦略」の歴史を、三谷宏治著「経営戦略全史」(以下、本書)をベースに説明していきます。コトラーが著した『マーケティング・マネジメント』は1967年に初版が発行された後、今や1...
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経営戦略概史(11)アンドルーズは「戦略プランニング手法」を広めたが戦略自体はアートだと信じた - SWOT分析はここから始まった

■ 近代マネジメントの到達点『ビジネスポリシー』「経営戦略」の歴史を、三谷宏治著「経営戦略全史」(以下、本書)をベースに説明していきます。バーナード、ドラッカー、アンゾフ、チャンドラー、そしてバウアーたちが打ち立てたコンセプトを整理し、世に...
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経営戦略概史(10)バウアーはマッキンゼーをつくり「事業部制組織」導入支援の組織戦略をコンサルファームの新商品に仕立てた

■ 織戦略コンサルティングファーム マッキンゼーの誕生「経営戦略」の歴史を、三谷宏治著「経営戦略全史」(以下、本書)をベースに説明していきます。本書は、学者、コンサルタント、実務家を配置して、経営戦略の歴史物語を紡いでいくバランスが絶妙です...
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経営戦略概史(9)チャンドラーは本当に「組織は戦略に従う」と言ったのか?

■『組織は戦略に従う』でチャンドラーが本当に語ったこととは?「経営戦略」の歴史を、三谷宏治著「経営戦略全史」(以下、本書)をベースに説明していきます。日本の経営戦略本には、かの名言と共にチャンドラーが必ずと言っていいほど、登場します。チャン...
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経営戦略概史(8)アンゾフは「市場における競争」の概念を持ち込んだ「経営戦略」の真の父

「経営戦略」の歴史を、三谷宏治著「経営戦略全史」(以下、本書)をベースに説明していきます。いよいよ「近代経営戦略論の父」と呼ばれているアンゾフの登場です。彼の提唱したいくつものコンセプトは、現在、筆者がコンサルティングする現場においても決し...
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経営戦略概史(7)ドラッカーが「マネジメント」の有用性を世間に広めた”伝道師”

■ 経営学者ではない。「マネジメント」の伝道師を担った文筆家だ!「経営戦略」の歴史を、三谷宏治著「経営戦略全史」(以下、本書)をベースに説明していきます。とうとうドラッカーの番になりました。本気を出すと、ドラッカーとポーターは何回連続投稿し...