ごあいさつ
始めまして。
経営コンサルタントのTKです 。
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サービス内容
サービスプロバイダーとしての信念 – ICSAP(イクサップ)
- 誠実性(Integrity)
- 信頼性(Creditability / Trust)
- 専門性(Speciality)
- 柔軟性(Adaptability)
- 実用性(Practicality)
コンサルタントとして大切にしたい独立性
コンサルタントを悪し様に批評する言い方に、「他人のふんどしで相撲を取る」というのがあります。私は世の中にこういう見方があることを否定しません。それは、すべてのコンサルタントが大切にすべき「独立性」に対する解釈のひとつだからです。
コンサルタントが大切にすべき独立性とは、以下の5つです。
- 専門的独立性:クライアントの信念や希望に影響されない専門家としての知見に立脚する
- 財務的独立性:特定のベンダや長期雇用を保証する組織と金銭的な利害関係を有さない
- 管理的独立性:クライアント組織内の誰かの部下として命令指揮系統下にない
- 政治的独立性:労使関係、政治的権力やコネによる全ての影響力から自由である
- 精神的独立性:特定の人物、組織、施策に対する個人的な印象・信念に囚われない
専門家としての知見と、一人のビジネスパーソン・市民としての良心に基づき、アドバイス(助言)とアシスタンス(支援)を実践していきます。
Serendipity : 素敵な偶然に出会ったり、予想外のものを発見して幸運になる。そういう幸運をあなたにもたらす稀人でありたいと常に願っています。
コンサルティングサービスの本質について
コンサルティングサービスの本質は、次のように考えています。
- クライアントの経験を前提にするより専門家の知識を用いる
- クライアントの内心に焦点を当てるより、課題解決をゴールとする
- サービスの形は、傾聴して引き出す(Ask)より、傾聴して提案する(Tell)
主成分は、コンサルティング80%といささか多め。残りは、コーチング:10%、ファシリテイティング:10%のバランスに振り向けるところに私の強みがあると考えています。
コンサルティングメニュー
簡単に箇条書きにまとめます。もちろん、これは例示列挙であり、限定列挙ではありません。ここに記載のない内容でも、条件さえ整えばお引き受けできると思います。
ただ正直でありたいので、want や can ではなく、done のみを記載しております。
- マネジメントシステムの構築
- 連結経営管理/グループ経営管理(Hyperion Planing、PBCS)
- 連結会計システムの導入(DivaSystem、SUPER COMPACT、SAP EC-CS、SAP BOFC、HFM、Hyperion CAP )
- 事業ポートフォリオ管理
- KPIマネジメント/業績評価制度 (BSC、経営者報酬制度設計)
- データマネジメントシステム、MDMの企画・導入・運用
- SCM/EDIシステム導入(GXS)
- S&OP導入
- Dynamic Pricing(ホテル業)
- ERP導入(グローバル・ロールアウト、SAP、Oracle、スクラッチ開発)
- BI/DWH導入(CognosTM1、BIEE/APEX 、SAP-BW、SAP BusinessObjects、PowerBI、Tableau、Excelius、QlikView、PowerPlay、DataStage、informatica、ASTERIA、Oracle、SQL Server、Red Brick)
- 中期事業戦略立案・モニタリング
- 予算管理/収益性分析
- 連結原価管理(連結BOM構築)
- 原価計算(個別原価計算、サービス原価計算、ソフトウェア原価計算、工程別総合原価計算、ERM)
- 財務管理(投資ポートフォリオ評価、リアルオプション)
- 移転価格税制(BEPS)対応 →文書化以降のマネジメントシステムとの接合に関する助言
- PMI支援(IT、業務プロセス)
- PMO支援
- マネジメントチーム組成の助言・支援 (持株会社移行、分社化)
- 組織学習プログラムの企画・運営支援
- トレーニング/研修マテリアルの提供(企画、経理、財務、人事(労務以外)、総務、営業、製造、IT、品質管理、R&D)
- 大手製造業(総合電機)の経理実務研修では、受講者の習熟度評価を統計解析手法で提供
経営管理会計とは
話は私が経理マン1年生だった頃に遡ります。今でも敬慕するCFO(当時)から、「『経理』は『経営管理』の省略形であって、単なる数字屋ではないんだよ」という訓戒の言葉をかけて頂いたことに始まります。
会社のほぼすべての活動は、タイミングのズレこそあれ、何らかの会計数値となって財務諸表に登場してくることになります。正しく記帳する技術を磨くのも大事だけれど、正しく会社数値を理解する力を養う方がもっと大事と教わりました。
そして、「管理会計」に嵌っていくのですが、この「管理会計」は英語の「Management accounting / Managerial accounting」の翻訳とやがて知ることになります。「management」「managerial」は、「経営の~」「経営者の~」という意味です。
強めに個人的感想を述べさせていただくと、「管理会計」は完全に誤訳とまではいいませんが、もったいない訳語だと思います。もっと「経営者のための」「マネジメントのための」という意味を前に出してもいいのでは、と考えるようになりました。
そこで、「経営管理」と「管理会計」とを連語( Collocation)させて、「経営管理会計」と自分の領域を再定義することにしたのです。
経営の、経営者による、経営のための「経営管理会計」
これまで
塾講師として生徒に「理解してもらえるコミュニケーションとは何か」を教えてもらった後、再生ファンドと東証一部上場の製造業で、経理とITの実務経験を積みました。
外資系および日系コンサルティングファームに土俵を移し、現役の経営コンサルタントとして、多数のクライアントと共に経営管理の仕組みづくりに汗をかいている毎日を過ごしています。
事業会社では、手提げ金庫(中には10万円)の現金出納係というコテコテの経理マンとして会計実務のキャリアをスタートさせ、予算編成、決算報告、事業別収益管理という管理会計の下積みを経て、経営企画部に移籍。
連結経営管理システムプロジェクトのリーダーや中期事業戦略(5か年)の立案、M&Aや新規事業立ち上げのビジネスプラン作成に従事しました。
その間、情報システム部にも在籍し、会計システムの運用保守やERPのグローバル展開プロジェクトのPMO(Project Management Office)も経験しました。
30代後半(随分出遅れてしまいましたが、、、)でコンサルティングファームに転職。連結経営管理システムをいわゆるBI(Business Intelligence)と呼ばれているツールで構築したり、連結予算編成のプロセス設計、Global EDI システムの構築、PSI計画システム構築の構想策定など、管理会計・経営管理、SCMと呼ばれる領域でクライアントのお困りごとの解決に知恵を絞ってきました。
最近取り扱っているテーマは、BEPS(移転価格税制)、アジャイル開発、事業ポートフォリオ管理、資本コスト経営、データドリブン経営、バックキャスティング経営、リアルオプション、ファイナンシャルモデリング、ビジネスモデル・デザイン、コーチングとなります。
こういう2分法はいささか乱暴ですが、いわゆる「業務屋」と「システム屋」の間で橋渡しをし、両者の合意のもと、皆が納得する最善の策(パレート最適な?)を常に考え抜くことを心がけています。
クライアントは業務目線で業務要件を自然言語で話しますが、SIerはプログラム言語で仕様を話しますので、どうしても両者の同時通訳が必要になるわけです。
※ PMI 【 Post Merger Integration 】 M&A(企業の合併・買収)成立後の統合プロセス
※ IT 【 Information Technology 】 情報技術
※ M&A 【Mergers and Acquisitions 】 合併と買収
※ ERP 【 Enterprise Resource Planning 】 統合型(業務横断型)業務ソフトウェアパッケージ
※ EDI 【 Electronic Data Interchange 】 電子データ交換
※ PSI 【 Production, Sales, Inventory 】 生販在
※ SCM 【 Supply Chain Management 】 供給連鎖管理
※ SIer 【System Integrator】 情報システムの企画、構築、運用などを一括して請け負う業者
得意とするコンサルティングスタイル
一般的には、ファクトベース・コンサルティングとグレイヘア・コンサルティングの2通りのスタイルがあると言われています。
小職のスタイルはズバリ、後者なのですが、現在進行形のグレイヘア・コンサルティングと自称しています。常にクライアントに寄り添って、自分自身があたかもクライアント企業の一員になった想定でしかアドバイス・施策提言を行いません。
業界や他社事情、コンサルティングスキルを兼ね備えた自社社員として活用して頂ければと思っています。それゆえ、紋切り型の”他社成功事例”を求められても素直に出すことはありません。
まずはクライアントの経営状況、経営課題をしっかりと理解して最善の施策を提言するためです。
想定する読者層
このブログは、次のような読者を想定しています。
- 「会計」の「か」の字も知らないが、どうしても会計の基礎的な理屈を知らないとご自身の業務や会社経営に支障が出てしまう方
- 「管理会計」業務の仕組みの効率的な構築と効果的な運用方法について頭を悩ませている方
- 経営管理や管理会計のプロジェクトを任されているが、外部のコンサルタントとどうやって仕事を進めたらよいか知恵が欲しい方
ブログの運営方針
できれば、一方通行でつぶやき続けるのではなく、読者の皆様からインタラクティブに悩みや相談を受け付けて、読者の皆様とコンテンツの充実を図っていきたいと思っています。
会計の基本知識の整理から、管理会計や経営管理に関する最新トピックまで拾っていきますのでどうぞ宜しくお願いします。
ご相談・お問い合わせ・ご質問は、メールか「お問い合わせフォーム(現在メンテナンス中)」からいつでも受け付けております (ご連絡頂いたメールアドレスは一般公開されません)。
皆様から愛され続けるビジネス・マネジメント・ライフハックの情報源であり続けたいと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございます。
これからも宜しくお願いいたします。
コメント
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期待しています!
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大したことではありませんが、ブログタイトル画像の虹の色が「嘘」ですよ〜。 虹は外側が赤で、内側が紫です。 技術者としては、ガマンできません(笑)
匿名希望さん
管理人でありながら、今まで気が付きませんでした。(^^;)
まあ、虹の色もオリジナル、投稿記事の着眼点も独自。ということで了承してください。
うわぁ、うらやましい。私の理想とする仕事をされてますね~いいな~。
初めましてGyroForceです。
実は現在、管理会計側の業務コンサル(要は経営管理の仕組化など)の仕事を探してるんです。
私もエクセルベースではありますが、とある会社の業績予測を、ピボットでBIのように様々な組織レイヤーや費用分類、金額だけでなく工数や人月などで趨勢分析できるようにマクロなどを駆使して再構築したことがあり、クライアントに大はしゃぎして頂けたことがありました。
あのやりがいってなかなか忘れられないですよね(笑、またやりたいな~)。
まださほど読んでおりませんが、ブログの内容も会計士試験のテキストよりわかりやすそうですね。ちょくちょく拝見させて頂きます。
またお立ち寄りください。
もし、その気があるなら、人手不足なので、履歴書出してみませんか?
メールでお気軽にご連絡ください。
返信頂いてたんですね。
すいません、遅くなりまして。
すごーく応募したいですが、貴社の採用ページを拝見しまして、
少々気後れしちゃいました。(笑)
会計監査経験やCPAの勉強はしていましたが、
やめてもう7年くらい経ちます(笑)
経歴もボロボロでして...(汗)
貴社のFMTも海外案件が多いのですか?
返信ありがとうございます。
足元では海外案件はそれほど多くはないですね。
まあ、応募するだけタダです!
ご返信ありがとうございます。
少々書類を修正していました。
お言葉に甘えて、書類をお送りさせて頂きたいのですが、
gmailのアドレスでよろしいでしょうか?
の方で、お待ちしています。
承知しました。
ありがとうございます。