人間は追いつめられた時に真価が問われる

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■ あなたの真価はどれくらいか

冒頭から標題を否定するのもなんですが、追いつめられる状況に陥ること自体、あなたの真価はそれほど高いものではないことが分かります。人間の価値が高い人(何をもって高いかはここでは別議論として脇に置いておきます)ならば、追いつめられるような状況に陥る前に、十重二十重に防御策を危機に先んじて講じることにより、危機に直面するリスク自体を上手に回避しているはずです。よって、「人間は追いつめられた時に真価が問われる」というフレーズはそれを口にする程度では、その人には他人の真価を問えるほどの眼力は備わっていないことも同時に教えてくれることになります。

そういう前提まで脇に置いておくとすると、標題は次のように理解した方が適切かもしれません。

「追いつめられた時に、どういう危機管理ができるかでその人の胆力と判断力がどれくらい備わっているのか判明することになる」

というフレーズならば、納得できなくもありません。現代ビジネスでは、仕事をしくじっても、戦国時代など、武士の世の中のように、戦で命を失ったり、咎を請けたり、責任をとって詰め腹を切らされるような命のやりとりが発生する可能性は総じて低いので、「身命を賭して行う」という言葉に現実感があまりないのかもしれません。それゆえ、一か八か、事ここに困窮し、引くも出るもできなくなった時、それほどの覚悟がなくても、次のアクションをとりあえずやってみて、ダメならダメでいいじゃん、というあきらめもしやすいのでしょう。

私も、仕事で命のやり取りをするような大それた職業に就いているわけではないので、あまり偉そうな口をきくことはできませんが、納期と品質に追われて、どうやって目の前のタスクを片付けようかと途方に暮れることが年に数回は
経験します。その時の精神状態がどうなっているのか、比較的落ち着いている現在思い出してみると、いわゆる”火事場の馬鹿力”が発揮されているようです。そしてその馬鹿力ですが、数々の困難を経験したその経験値に比例するように馬鹿力の大きさもどんどん大きいものになっていくようです。

いやあ、戦わずして勝つ、楽に勝ちたいと心の底から思っているんですけれどね。(^^;)

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小林 友昭
小林 友昭
現役の経営コンサルタントです。経営管理の仕組み構築や経営戦略の立案、BIシステムを中心としたIT導入まで手掛けております。
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