アルフレッド・アドラー 人生に革命が起きる100の言葉(90)命令とお願いは180°違う。主語を私からあなたに代えると印象は全く違う

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■ 命令口調をやめる。主語を「私」にする。

コンサルタントのつぶやき

命令口調をやめて、
お願い口調や「私」を主語にして伝えると、
それだけで勇気を与えられるだろう。

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ここでいう「命令口調」とは、

「この原稿、明日の朝までに公正しておいてね。」
「このファイルをメールに添付して送ってね。」

という類の言葉を指します。パッと聞くと、柔らかい表現で丁寧に聞こえますが、その実、選択の余地がなく、相手の行動を限定・制約する命令に他なりません。命令口調で指示された方は、「自分の立場や状況が尊重されていない」と反感を覚えずにはいられないでしょう。そして、アドラー的には、不快感と共に「勇気をくじかれた」と感じるものです。

同じ内容を「お願い口調」に変えるだけで、アドラー的には「勇気づけ」の言葉に変身します。

「この原稿、明日の朝までに公正しておいてくれますか?」
「このファイルをメールに添付して送ってもらってもいいですか?」

このように、相手に Yes or No の選択の余地がある問いかけにするだけで、相手方は自分の立場が尊重されていると感じ、勇気づけを与えられたと思うでしょう。

さらに、「アイ・メッセージ」を使う方法も同様の効果があるでしょう。

「この原稿を、明日の朝までに公正してくれると、『私』はとっても助かるんだけどな~」
「このファイルをメール添付で送ってくれると、『私』はとても嬉しいんだけどな~」

このような「アイ・メッセージ」は、「ユー・メッセージ」の対局にあります。

「この原稿は、明日の朝までに『あなた』が公正しておくべきだと思うよ」
「このファイルは『あなた』がメール添付で送ってくれないかな」

「ユー・メッセージ」が冷たく、断定的な印象を与えるのに対し、「アイ・メッセージ」は温かく、相手の裁量権を認める印象を与えます。相手に選択の余地を与える言い方は、相手が自分の立場を尊重してくれていると感じる可能性大です。よりスムーズにあなたの意見やお願い、意思が通ることが多くなるでしょう。

相手へのお願いの仕方に選ぶ言葉ひとつで、「勇気づけ」にも「勇気くじき」にもなる。今回はそういうお話でした。えっ、私ですか? そりゃもう、気を使いすぎて、一週回って、命令口調で仕事をまわすことになり、四苦八苦しています。ダメじゃん!(^^;)

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