■ その人が何をチョイスするか、センスを見ればその為人が分かる
One’s philosophy is not best expressed in words; it is expressed in the choices one makes … and the choices we make are ultimately our responsibility.
人の生き方を一番よく表すのは、言葉ではありません。それは、その人の選択なのです。わたしたちの選択とは、つまるところ、わたしたちの責任なのです。
(米国のファーストレディ、人権活動家、世界人権宣言の起草者 / 1884~1962)
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巧言令色鮮し仁。
言葉巧みに、人から好かれようと愛想を振りまく者には、誠実な人間が少ない。人として最も大事な徳である仁の心が欠けている。
口からどれだけ、耳障りのいいことを並べ立てようと、どれだけのことを自らの手で実践できているか、その人の行動や仕事の結果、形成した交友関係を観察していれば、自ずと、その人の価値が推し量れるというものです。
超短期的には、言葉巧みに自分自身の売り込みを上手にやり遂げたとしても、真価が問われるのは、いざ、実践の場で、その人がどういう判断を下したか、その思考や態度そのものが、やがて可視化され、実体化されるでしょう。人を見る目を養っていない人は、見せかけの饒舌に騙され、失った交友関係の大切さや、企図した事業の不首尾に心を痛めることになるのです。
その人のそれまでの行動は、その人の判断や性格、本性に基づいた選択の結果そのものです。卑近な例で大変申し訳ありませんが、私が身を置く経営コンサルタントの世界では、
・その人と10分程度お話をする
・その人が過去に作成した成果物を拝見する
それだけで、9割程度、コンサルタントとしての能力レベルと向き不向き(得意不得意)が手に取るように分かります。
若干の例外はありますが。(^^;)
(ここで思わず笑いが生じた人は、私の身近な人ですね!すみません、楽屋落ちで。)
とは言いつつ、私も、その実力を見誤ることがあります。実際には、その人の選択の先にある、責任感の所在と大きさをごく最近、見誤ってしまいました。
職業人、家庭人として自分のミッションをきちんと果たす。その使命感や責任感にもっと敏感でありたい、そう感じています。(^^)
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