■ スランプと上手に付き合うには?
打てない時期にこそ、
勇気を持ってなるべくバットから離れるべきです。
勇気を持ってバットから離れないと、
もっと怖くなるときがあります。
そういう時期にどうやって気分転換をするかは、
すごく大事なことです。
(プロ野球選手、シアトル・マリナーズ会長付特別補佐 / 1973~)
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コンサルティングファームに属しているコンサルタントには、打ち手の小槌とまでは言い過ぎかもしれませんが、アイデアに煮詰まった時、2つの脱出法が用意されています。
(1)社内のナレッジマネジメントシステムにあたり、欲しい資料を検索にかけること
(2)上司やプロジェクトマネージャから、過去プロジェクトの成果物を出してもらうこと
効率的かもしれませんが、あまりお勧めしません。それは2つの意味で。
① パワーレベリングは、自分の長期的な成長を阻害する
② 困った時の自分の限界点(臨界点)を経験できなくなる
スランプとは、従来のやり方では、自分の成長が止まるか著しく成長率が低くなるか、そのどちらかの状態を指します。その状態から脱出するのは、最後は自分の力に頼るしかないのです。それを、安易に他者に助けられてしまうと、次のスランプの時にも、同じ救いの手がないと、いつまでたっても、あなたは自力ではスランプを脱出する術をしらないまま、世の中でのジョブタイトルや立場が上になっていき、ますます、スランプを自力救済できなくなった時のリスクが高まってしまいます。
実力を上げるには、地道な努力しかありえません。スランプに陥ったら、自分のコンディションを整えるために、何をすればいいか、自分で探し出しておくべきです。
私も、そりゃ、しょっちゅうアイデアに煮詰まります。今だって、資料作成に煮詰まっているからこそ、この乱文を書いているのです!(^^;)
逆説的に、いつもギリギリのところで勝負していない人には、スランプすら訪れることはないでしょう。
私の場合は、ギリギリまで脳と身体を苛め抜きます。それでも、アイデアが湧いてこなかったら、寝る、食う、アニメを見る!
その間に、自然と必要と思っていたアイデアが天から降って湧いてきます。
もし、ひと休みしても、アイデアが湧いてこなかったら、まだ休むタイミングではないと心得ています。そうなったら、また机に向かいます。そして唸ります。やがて、自然とアイデアが湧き上がってくるでしょう。こうした経験を数こなすうちに、自分のコンディション、再考の状態でパフォーマンスを発揮できる状態・条件を知ることができるのです。
一度騙されたと思って実践してみてください。きっと、直ぐに私ぐらいにはアイデアが湧く体質に生まれ変われることでしょう!
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