■ 笑う門には福来る!
Wear a smile and have friends; wear a scowl and have wrinkles.
笑顔を浮かべれば、友達ができます。でも、しかめっ面を浮かべれば、しわができます。
(英国の女性作家 / 1819~1880)
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経営コンサルタントをしていて、プロジェクトで追い込まれれば追い込まれるほど、切羽詰まって、メンバを怒鳴りつけ、シャカリキに目の前の課題を解決しようと片っ端から手を付け始める。やがて、破滅に至る。過去にそういう経験もしたし、そうなりかけたことも何回もあります。
痛い目に遭って得心したことは、気分が行動を変えるのではなくて、行動が気分を変える、ということ。
無理にでも笑顔を作っていれば、自分の内心のムードが前向きになり、建設的な発想も思い浮かぶかもしれません。と同時に、結構やばい状況にもかかわらず、にこにこしているプロジェクトマネージャーを見ていると、プロジェクトメンバは必要以上に緊張もせず落ち込みもせず、従来の力量を発揮し続けることができるかもしれません。
わたしは、プロジェクトがやばければやばい程、アドレナリンが沸き起こってきます。交感神経が興奮した状態になると分泌されるアドレナリン(エピネフリン)は、動物が敵から身を守る、あるいは獲物を捕食する必要にせまられるなどといった状態に相当するストレス応答を、全身の器官に引き起こすホルモンのこと。
アドレナリンが分泌されると、次のような心身への影響が出ます。
以下Wikiより。
(1)運動器官への血液供給増大を引き起こす反応 心筋収縮力の上昇
・心、肝、骨格筋の血管拡張
・皮膚、粘膜の血管収縮
・消化管運動低下
(2)呼吸におけるガス交換効率の上昇を引き起こす反応 気管支平滑筋弛緩
(3)感覚器官の感度を上げる反応 瞳孔散大
(4)痛覚の麻痺
(5)勃起不全
おっと失礼!
プロジェクトがやばい時、私の身には上記(3)が起こり、感覚が鋭敏になり、意識がはっきりとなり、頭脳が通常比150%増しで稼働し、問題解決の作戦が次々と立っていきます。もちろん、その時の精神状態は興奮していますが、決して、眉間にしわなど寄せていません。むしろ、間違いなく笑みを浮かべながら必死に作戦を練り、メンバに指示を出していますね。
笑顔は、自分の精神も前向きにし、周囲の人間のやる気も促進し、いい事尽くめですよ。お試しあれ!(^^)
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