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2014

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会計(基礎)

今度は損益計算書の従兄弟が登場

■ 人気者の「損益計算書」には取り巻きが多いのです 前回まで、登場順に「貸借対照表」「損益計算書」「キャッシュフロー計算書」「株主資本等変動計算書」「包括利益計算書」までご紹介しました。今回は、「損益計算書」の従兄弟として「製造原価明細書」...
とことんROE

動くか長期マネー 海外投資家に聞く(上)

■ 「ROE」一辺倒の株価対策は無効 日本株の今後の展望を海外投資家に聞く記事が掲載されました。企業の財務戦略として高ROEの演出効果がどれくらいのものか、同日の関連記事と合わせてお読みください。 2014/10/10付 |日本経済新聞|朝...
とことんROE

スクランブル 自社株買いに賞味期限?  高ROE、持続力で選別

■ 「自社株買い」の神通力は2か月 株式市場の重要なテーマとなっている企業の資本効率。今回は高ROEの演出が投資家に「株を買わせる」行動を促すには、限定的なアナウンス効果しか認められないと、企業の財務戦略を逆手に立った投資手法の紹介記事があ...
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管理会計(基礎)

事業部別業績管理 間接費の配賦

■ 「業績管理」にとって大事なこと 「前回」は、とあるコンサルティングファームを題材に、「事業部別業績管理」の最も基本的なポイントを説明しました。 少々おさらいしておきます。 「業績管理」には「管理」する「ヒト」がいなければならない 「業績...
会計で経営を読む

新規公開株の横顔 リクルートホールディングス メディア事業が収益源

■ 「EBITDA」によるセグメント損益の開示の意味 リクルートホールディングスが10/16に東京証券取引所第1部へ上場し、公募・売り出し価格(公開価格)は3100円、時価総額が約1兆7800億円に上る大型IPOとなります。リクルートホール...
会計で経営を読む

業界再編の引き金に HP、パソコン・プリンター事業分離 競争激化で戦略転換

■ HPの「事業分割」の歴史 米IT(情報技術)大手のヒューレット・パッカード(HP)がパソコンとプリンター事業を分離する計画を発表しました。 2014/10/7付 |日本経済新聞|朝刊 業界再編の引き金に HP、パソコン・プリンター事業分...
管理会計(基礎)

事業部別業績管理

■ 「業績管理」は「評価者」と「評価対象者」間の「コミュニケーション」 「(イントロダクション)-『管理会計』またの名を『戦略会計』」にて、管理会計の領域を3つに大別しました。その時に使用したチャートを下記に再掲します。 今回から、「1.モ...
会計(基礎)

損益計算書の弟誕生の秘密

■ 黒船がやって来て、弟が誕生した 前回まで、登場順に「貸借対照表」「損益計算書」「キャッシュフロー計算書」「株主資本等変動計算書」という4つの会計帳簿を説明しました。このフレーズは今回も繰り返されます。 そうです。「損益計算書」の弟として...
経営管理(基礎)

PDCAサイクルと経営管理

■ 神話となった「PDCA」 「PDCA」は、「Plan:計画」「Do:実行」「Check:評価」「Act(ion):改善」の略で、これを継続的に繰り返す(サイクルとする)ことで、主に生産現場や品質管理の領域において管理業務を円滑に進める手...
会計(基礎)

損益取引と資本取引の区別

■ 4番目の会計帳簿 - 「株主資本等変動計算書」 前回まで、登場順に「貸借対照表」「損益計算書」「キャッシュフロー計算書」という3つの会計帳簿を説明しました。 今回は、4つ目の「株主資本等変動計算書(かぶぬししほんとうへんどうけいさんしょ...
会計で経営を読む

著名投資家バフェット氏、車販売会社を買収 米でさらにM&A検討

■ 「投資ポートフォリオ」と「事業シナジー」の両立 米著名投資家ウォーレン・バフェット氏が率いる投資会社バークシャー・ハザウェイが、米国自動車販売会社「バン・タイル・グループ」を買収するとの発表がありました。 2014/10/3付 |日本経...
会計で経営を読む

住商、資源戦略見直し 中村社長「見通し甘かった」 特別組織で原因究明

■ 2700億円の減損損失 住友商事が、4つの事業で合計2700億円の減損損失の計上を発表し、年間配当を未定としました。 2014/9/30付 |日本経済新聞|朝刊 住商、資源戦略見直し 中村社長「見通し甘かった」 特別組織で原因究明 (注...
会計で経営を読む

(会社研究)ヤマトホールディングス 採算とシェア、両方を追求

■ 簡易採算分析の実践 「宅配便最大手のヤマトホールディングスが24年ぶりの値上げに踏み切り、採算とシェアの両方を追求する経営姿勢に転じた」とする記事がありました。 2014/10/1付 |日本経済新聞|朝刊 (会社研究)ヤマトホールディン...
会計で経営を読む

米イーベイがペイパル分離 決済事業の自由度拡大

■ 事業シナジーとコングロマリットディスカウントの争い 米ネット競売大手のイーベイが、傘下の決済大手ペイパルを2015年後半をめどに、分離することを発表しました。 2014/10/1付 |日本経済新聞|朝刊 米イーベイがペイパル分離 決済事...
経済動向を会計で読む

欧州委、アップル税優遇は違反 アイルランド税制巡り

■ タックスプランニング包囲網 欧州連合(EU)が、加盟国のアイルランドへの米アップル社に適用してきた法人税の優遇措置について、公正な競争条件を整えるEUの規定に違反しているとの見解を明確に示しました。 2014/10/1付 |日本経済新聞...
会計で経営を読む

ローソンが成城石井買収 550億円、スーパー本格進出

■ 企業買収の損得 ローソンが高級スーパーの成城石井を投資ファンドの丸の内キャピタルから買収するとの報道がありました。 2014/9/30付 |日本経済新聞|朝刊 ローソンが成城石井買収 550億円、スーパー本格進出 小売り大手軸に再編 2...
管理会計(基礎)

管理会計的に『儲け』を測る(2)

■ 「税法」と「キャッシュフロー」で儲けを測る 前回、パソコンレンタル業A社の事例で、「会計原則」をベースにした「(会計的)利益」の3ヵ年の推移を見ました。今回は、同じ条件下で、『儲け』をはかる「ものさし」を変えてB社向けパソコンレンタル事...
管理会計(基礎)

管理会計的に『儲け』を測る(1)

■ 管理会計で着目すべきもの 前回、「相対的真実」の制約条件の中で、「比較」精神を発揮して、意思決定に役立つ比較データを作成(選択案の比較検証)する営みを管理会計と説明しました。では、管理会計的思考をめぐらして、何を比較検討して、何をジャッ...
会計で経営を読む

イオンの針路(下) 財務指標に潜む警告 「稼ぐ力」伴う拡大必要

■ 稼ぐ力を示す指標 特集記事の最終回。「イオンの針路」がイオンの収益力についてある財務指標を使って分析していました。 2014/9/28付 |日本経済新聞|朝刊 イオンの針路(下)財務指標に潜む警告 「稼ぐ力」伴う拡大必要 (注)日本経済...
会計(基礎)

第3の刺客 キャッシュフロー計算書 登場

■ キャッシュフローを見る必要性 前回、「信用取引」が行われた際の会計帳簿である「貸借対照表」と「損益計算書」の成り立ちを説明しました。会社が「どれくらい儲かったか」を見るために、2種類の利益の計算方法、「財産法」と「損益法」に対応するよう...
会計で経営を読む

真相深層 老舗ミツカン20年の計 米で売上高超す買収、中埜会長に聞く「パスタソースは米国版『味ぽん』」

調味料大手のミツカンホールディングズが6月(いささか旧聞ですが)に英蘭ユニリーバから21億5000万ドル(約2300億円)で北米パスタソース事業を買収した件につき、中埜会長へのインタビュー記事が出ました。 2014/9/27付 |日本経済新...
会計(基礎)

損益計算書の進化

■ 現金商売から信用取引へ 前回は、「貸借対照表」を使って、財産の増え分から利益を計算する方法、「損益計算書」を使って、財産の増減を表す取引を漏らさず集計して利益を計算する方法、そしてこの2つの方法で計算される「利益」は原則一致することを説...
会計で経営を読む

スクランブル 親子上場に敏感な株価 日立「本体で稼ぐ力」評価

■ 親子上場は、企業価値の評価がしにくい!? 9/24の株式市場では2つの完全子会社化のニュースが駆け巡りました。イオンとダイエー、米国スターバックスとスターバックスコーヒージャパンです。 2014/9/25付 |日本経済新聞|朝刊 スクラ...
会計で経営を読む

無借金企業、太陽光に投資 養命酒など 資金や土地活用

■ 本業専念と株主還元 手元資金が潤沢で無借金の上場企業が相次いで太陽光発電事業に乗り出していることが記事として取り上げられました。 2014/9/24付 |日本経済新聞|夕刊 無借金企業、太陽光に投資 養命酒など 資金や土地活用 (注)日...
会計で経営を読む

米スタバ、日本法人完全子会社化 グループ内連携強化 紅茶店、日本導入を検討

■ 完全子会社化の損得勘定 スターバックス日本法人が米国本社にTOB(株式公開買い付け)により完全子会社化される方針が報道されました。完全子会社化のコストは1000億円とのこと。これは果たしてお得なのでしょうか。 2014/9/24付 |日...
経営戦略(基礎)

戦略論の古典 クラウゼヴィッツの『戦争論』における「目的」と「目標」

前回は、クラウゼヴィッツの『戦争論』から、「目的」と「手段」の関係についてお話ししました。今回は、これに「目標」が加わるとどうなるかご説明します。 英語訳を調べると、いろいろ和訳が混同され、強いて区分すると下記のようになります。 「目的」:...
経済動向を会計で読む

自社株買い高水準 上期、6年ぶり 資本効率を重視

■ 自社株買いは単なる株価操作か 上場企業の2014年度上期(4~9月)の自社株買いが、1兆8500億円と半期で08年度上期以来6年ぶりの多さになったそうです。 2014/9/23付 |日本経済新聞|朝刊 自社株買い高水準 上期、6年ぶり ...
とことんROE

一目均衡 ROE最大化と企業価値

■ ROE重視かGDP重視か とうとう著名なコラムに手を出してしまいました。 ROE向上は、JPX400導入の機運もあり、「今や国策ともいえる」という文章からコラムが始まっています。 2014/9/23付 |日本経済新聞|朝刊 一目均衡 R...
管理会計(基礎)

管理会計的思考 それは『比較』

■ 「比較」精神は管理会計そのもの 前回、管理会計がもつフレームワークは、「自分が(経営)判断する」か「他人を動機付けて行動を促す」時に使うものだと説明しました。計数(けいすう:企業活動につきまとうあらゆる経営数値のこと)を分析して、その数...
経営戦略(基礎)

戦略論の古典 クラウゼヴィッツの『戦争論』から学べること

■ 「企業経営」に「軍事学」を持ち込んでいいのか 前回は、「経営戦略論」の系譜を紹介しました。これから暫く、戦争と歴史にちなんだお話が続きます。 ― 決して、単純に筆者が歴史オタクだからではありませんよ!(^O^) なぜなら、皆さんにはこれ...
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